山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

美味しきかな春!

2011-04-10 22:23:41 | 自然薯 山菜
八王子山の熊さんから緊急連絡が入りましてね。

”タラの芽がヤバイっすよ”
そんな連絡を受けてじっとしていられるほど僕はまだ大人になりきってないですからね。










タラの芽は桜の満開から1~2週間が摘みごろと言われておりましてね
今ちょうど桜が満開、なのでセオリ-からすると摘みごろは来週かと思っていたらとんでもない。

どうですかこれ、美しいじゃありませんか!
このくらい開いたものが実は食べごろなんですね。
タラの芽独特の味もの臭いも強くなり実に美味しくなるのです。








あっという間に一番芽だけを10本収穫。
山に精通した相棒の存在は実にありがたいものでございます。

それにしても八王子山恐るべし!
僕のふる里の藤野の山も津久井の山も立ち枯れたタラの木が無惨な姿を晒しています。








どうですかこの型揃い?
これはもう、黒部の峪で尺上イワナを10本揃えたような恍惚に浸ってしまいましたね。









もちろん今夜の膳はタラの芽の天ぷら。
少し前に誕生日を迎えた僕は、息子夫婦から芋焼酎『甕仙人』と焼酎サ-バ-を
羽生市の木村先生からは『越乃寒梅』をプレゼントされておりまして。








『越乃寒梅』はまさに、銘酒水のごとし!
すっきりとかつ深みのある『甕仙人』
この対極にある銘酒2品と芳しき春の恵みがあいまって
それはそれは幸せなひと時を味あわせて頂いた次第です。



 



美味しきことは幸せなことなり!
自然の恵みもまた素晴らしきことなり!



コメント (22)
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