山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

お疲れのあなたへ

2006-02-17 06:20:08 | 書籍
ちょっと疲れ気味のあなたへ。少しばかりの安らぎを贈ります。7歳の子供達の素晴らしい感性と洞察力、純真さとユ-モアをお楽しみ下さい。

(お母さんの心)
お乳はお母さんのこころ。赤ちゃんがのんで、お母さんのこころが赤ちゃんに伝わる。それからおっぱいの心をいっぱいためて、心の大きい人間になってゆく。そやから、お母さんの心はええ心でなかったらあかん。

(お母さんのたからもの)
お母さんに『お母さんのたからものは何』と聞くと『まあくんととっちゃん』といいます。だからぼくが『お母さんの命よりもだいじ』というと、お母さんは、ぼくとお兄ちゃんをだきしめて『うん』と言いました。ぼくはとてもうれしいんです。

(安いけしょうひん)
お母さんが『きょう安い化粧品こうてきたん』ゆうたら、お父さんが『なんぼええけしょうひんこうてもむだやゆうことがやっとわかってんな』と笑いながらいうた。安いけしょうひんは、おとうさんのへや-とにっくやった。

(よめさん)
お母さんがぼくに、『けっこんするんやったらぶすとしいよ』ゆうた。なんでやゆうてきいた。『ぶすは3日したらなれるけど、べっぴんは3日したらあきる』ゆうた。ほんなら、うちのお父さんはもうなれたんや。ほんでもぼくはベッピンのほうがええわ。

(くうらあ)
お父さんは、くうらあつけてねています。いびきをかいて気持ちよさそうです。お母さんは、でんきのめえたあのゆめをみるので気持ちよくねれません。

(じしん)
さんかん日の日、学校からかえったらお母さんに『答えがわかったときは、じしんをもってしっかり手をあげなさい』と言われました。これからはじしんをもってこたえようとおもいます。せんせい、じしんてなんですか。

(けっこん)
ぼくは、けっこんしたら2かいめをしません。したらまたダイヤモンドをあげないといけないから、ぼくは1かいめのおよめさんをだいじにします。

(お父さんのにおい)
わたしは、いつもお父さんとねていました。お父さんといっしょにねられないときは、お父さんのまくらをだいてねます。まくらをだいてねると、お父さんのにおいがして、お父さんとねているようなきがしました。お父さんのまくらのにおいは、おしごとのにおいです。

これが7歳の子供達の目と心です。続きは『1年1組せんせいあのね』(鹿島和夫編集、理論社刊)で。7歳の子供達の感性に触れてみて下さい。
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1 コメント

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Unknown (ホリ)
2006-02-21 10:21:16
癒やされます。

子供の感性とは素直で素晴らしいです。

因みに僕は『お母さんの心』は、出来れば血の繋がっていない他人の、しかも30代の女性の心のオッパイを飲みたいです。



ごめんなさい・・・
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