『向上心』

向上心があるから楽しい!
向上心が僕の好奇心であり、好奇心がまた向上心をさらに膨らませてくれてます。

子どもと親のスレ違い

2015-10-12 23:56:41 | 思考
こんにちは!柴田圭です。
今日は僕の意見をバンバン書きますっ!


最近、テニスをしているジュニアのお父さんお母さん方とお話をする機会が何度かあったのですが、

子どもがなかなか思うように試合で勝てなくて、だからもっとガンバって練習して欲しいのにあまり練習してても覇気が伝わって来なくて歯がゆい、というお話を何名からもお聞きました。


でもそんなお父さんお母さんの”やらせたい事、やってほしい事”と、子ども本人の”やりたい事、たのしい事”がぜんぜん違っている事がとても多いんです。

実際はテニスをする目的が本当に”勝つ事”になるまでは、子ども達の練習の目的ややりたい事って”勝つ事”じゃないんですよね。

(子どもに”試合で勝ちたい?”って聞けば”勝ちたい!”って大多数の子は言いますが、本当にやりたい事は違うんです)


先日お母さんから”この子に試合で勝つ為に色々な技術を教えてるんですが、あまり話を聞いてないしヤル気を感じないんですがどうしたら良いでしょうか?”と相談を頂いたんですが、

当の本人に良く良く聞いてみたら”速い球をバシッ!と打ちたい”って答えたんです!

お母さんは唖然としてました。

その子はどうやったらバシッ!と速い球を打てるか教えてあげたら話も聞くし、集中して一生懸命やるんじゃないかなっ(笑)


実は親御さんやコーチの話を子どもが聞かないんじゃなくて、子どもの話を親御さんやコーチが聞いて無いんですよねっ!

なので多くの子たちが自分の本当にやりたい事を抑えて、親やコーチが求める事を言うんですっ。(子どもって本当に良く親やコーチを見てるから)


僕のレッスンでも何人かの子が”何の練習がしたい?”って聞くと”試合でサーブが入らないからサーブ練習がしたい”と答えるのでサーブ練習をするのですがぜんぜん楽しくなさそうに練習するんです。

色々な育成方法があると思いますが、僕には『楽しい事は無限大、やらされる事は最小限』という強いモットーがあるので、子ども(選手)の話を聞き、その子の楽しい事、やりたい事を実現して行ってあげる事がその子の可能性を大きく広げてあげる大きな道だと僕は思っていますっ。


まだまだ書ききれないのでまた後日に書きたいと思いまーす!
コメント
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