『向上心』

向上心があるから楽しい!
向上心が僕の好奇心であり、好奇心がまた向上心をさらに膨らませてくれてます。

子どもと親の望むことのスレ違い 2

2015-10-15 23:59:11 | 思考
こんばんは!柴田圭です。
今日は先日の続きです。


前回は保護者であるご両親とテニスをする当の本人である子どもに誤差があるとどちらも良い気分でテニスに対して取り組めないという僕の考えを書きましたが、

今日は僕の思う”やりたい事””楽しい事”の段階というのか過程みたいなものを考えてみました。


《子どもがテニスを楽しいと思う段階》

1.テニスコートへ行くのがたのしい

2.テニスをするのがたのしい

3.うまく打てるのがたのしい

4.技術を覚えて上達するのがたのしい

5.試合で勝つのがたのしい

6.試合で勝つ為に必要ならどんな練習でもトレーニングでもするし、色々な工夫を日々するのがたのしい



ざっくりこんなもんですか?笑

3~5は常に前後し入れ替わって来ると思いますが、最初と最後は変わらないと思います。

そして最後の6のところまで行かないと”やりたくないけど必要な事ならやる”という状態には到達しないと思います。

その気持ちが強ければ強いほど必要な事なら何でもどんな厳しい事にでも耐えて乗り越えて行けますよねっ!


基本的に子どもがなかなか思うようにガンバってくれないと感じているお母さん方は、まだ3とか4の段階にいる子どもに6を求めているケースが多いのではないでしょうか?

そうなる気持ちはよく分かります!

だってどうせ試合出るなら勝って欲しいし勝たせてあげたいし、負けた原因がわかってるなら一生懸命練習して克服してもらいたいですもんね!


ただ本当に子どもって自分のやりたい事以外は集中しないですからねっ(笑)

(子どもに限らずですけどね!僕なんて興味のない事を勉強しようとしても一向に読書は進まず他事ばかりしてますから(笑))


じゃあどうしたらイイか?

分かりません!(笑)
僕も日々試行錯誤です!

ただその子と違う”段階”の事を求めてもプラスよりマイナスが大きいという事だけは分かります。


僕たちに出来る事は、よりテニスをたのしくしてあげて試合で勝ったら一緒に喜んであげて”勝つ事ってたのしい!”って気持ちをより大きくしてあげたり、
自分が強くなった未来を想像してワクワクさせてあげたりする事かなぁー、って僕は思ってます!


僕は海外の素晴らしいテニスカリキュラムを学びましたが、本人が”もっと安定させたい!”とか”もっと強く打ちたい!”とかを望むまでは技術は教えなくても良いかな、とも考えています。
(これもまた試行錯誤です!)

結局レッスンや練習会をして技術を教えても、後からお母さんから”やりなさい!”と言われないとその技術の練習をしないようなら、まだ技術を練習するのが楽しい段階まで来てないと思いますしねー!

だから必要な技術を練習したい気持ちにさせちゃう保護者の方やコーチの人って凄いですよねーっ!


最近、レッスンのお話を頂いく事が増えているので、その子の『たのしい事』をたくさん一緒にやって楽しく伸び伸びとその子にしかない長所や持ち味を伸ばしてあげたいです☆
コメント
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