『向上心』

向上心があるから楽しい!
向上心が僕の好奇心であり、好奇心がまた向上心をさらに膨らませてくれてます。

コーチは~

2016-04-15 23:55:26 | ツクル
こんにちは!柴田圭です。
今日はジュニアからの相談もあって
チームでちょっとしたミーティングをしました。


その中で今日はこんな質問をしました。
これは僕の信頼する理学療法士の沼倉さん
が話していた事なんですが、

”新しい動き(技術など)は何回その動作をしたら無意識下の体に入ると思いますか?”


”150~500回?”
”1000回ぐらいでしょ?”
”10000回ぐらいじゃない?”
”3000回ぐらいだと思うな~”

など色々な意見が!



沼倉さんが話していたのは20000回以上です!


正しいその動作のみで20000回以上、色々な動作をしてしまえばもちろん20000回どころじゃないですよねっ!




そしてここからが本題っ。

K ”さて、みんなが1回の練習で500球打つとしたら、20000回打つのにどれぐらいの日数がかかる?”

J ”40日~!”

K ”練習日数にしたら?”

J ”約2ヶ月~!”


K ”じゃあコーチの僕が新しい動きを教えるのはどれぐらいの時間がかかる?”

J ”10秒!””10分もあれば十分じゃない!”
J ”コーチ10%も無いじゃんっ!”




そうなんですっ!
練習時間が3時間ならコーチの役割は15分で十分です!
(新しい事を教えたり球出したりしてると実際はもっと行きますが)

それをジュニアが理解する事がとても大切なんですっ。


コーチに仕事をさせる選手ほど選手としての意識レベルが低いんです。

なぜなら課題をやらない事を指摘させる、ガンバらない事をガンバらさせる、事にコーチのエネルギーを使わせるからです。



元紀を高校からみさせてもらって
僕は元紀に対してこのエネルギーをほとんど使った事がない。

元紀は公立校で週に一度90分僕のプライベートレッスンを受け、あとは初心者もいるし冬はほとんど打球できない部活の中で僕のアドバイスを一生懸命練習して来ました。

そして1~2週間でどんどん新しい技術を吸収して、県大会1回戦負けした後にレッスンを始めその翌年には県大会で第2シードにも勝ち6位になりました。

僕はそんな元紀に対して尊敬の気持ちを持っています。

間違いなく当時の元紀は今のチームのジュニアよりも練習時間も短く環境も悪かった。

しかし元紀は環境を選ばずその意識のレベルは半端なく高かったです!



練習は自分の為に自分でやるもの、
コーチに見ていてもらうものでも過剰に教えてもらうものでもない。

コーチは正しく必要な技術を伝え、時々方向がズレた時に軌道修正をする。



だから選手に必要なのは意識力なんです!


いま元紀にチームの子へ色々な事を話して欲しいという思いが日に日に強くなります。

僕には分からない部分の多い
僕から教わってどう練習したか、どういう気持ちで取り組んだか、
などなどチームの子たちに聞かせてあげて欲しい!
きっと僕から言われるよりも入るから。笑

元紀、お願いしますっ!!笑



ブログが長くなりましたが、
今日は良いミーティングになったと思います☆

僕は状況にはよりますが
”させる”という事をしたくないですし

自分たちで”そうだなぁ!”と感じて
自分たちの意志と意識で自分を育てて欲しいので
そう出来るように僕は知恵を絞ります♪
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