『向上心』

向上心があるから楽しい!
向上心が僕の好奇心であり、好奇心がまた向上心をさらに膨らませてくれてます。

親の子離れ。

2022-03-01 23:59:00 | Jr.テニスにおける親
こんにちは!柴田圭ですっ。

テニスとは大人のスポーツで自立のスポーツだと思います。


何度も書いて来た事ですが、テニスは外から一切アドバイスも手助けも出来ないスポーツです。

ジョコビッチやナダルといった世界トップ選手とも同じ大きさのコート、ルール、ボール(メーカーなどの違いはありますがイエローボールと言う意味で)、小学生でも中学生でも大人と全く同じフィールドで戦います。

だからこそ"○○しなさい"と言う指示を親が習慣的にして、親からリモコン操作されるように生きている子は、コートに入った瞬間からリモコン操作されず自分で全てを考え選択していかなくては行けなくなる訳です。


そして次の問題は親が子どもの事をやってあげ過ぎることだと思います。

以前、知り合いで、家の事を9割自分がやっていた女性が、何も出来ない旦那にウンザリして離婚を考えたらしいのですが、自分は1割ぐらいの事しかしない、と言う選択をしたらしいんです。

そうしたら旦那と子どもで9割やるようになり、こんな出来る人だったんだ!と見直した、と言うエピソードを聞いたことがあります。

家庭もそうですが誰かがやれば誰かはやらなくなるモノが多いです。

ですので親がやれば子どもはやらなくなる事も多いと思います。


親が子どもの事までやってあげていたら親が子どもの事までやる能力が向上すると思いますが

親のやってあげる能力が成長しても、子どものテニスは成長しませんし、むしろ成長しなくなると思います。

そして、子どもの事まで手を出してしまうことで子どもの事に口も出し過ぎて"○○しなさい"のリモコン操作モードにも入りやすくなると思います。

色な親御さんを見ていると手を出さない方は口もあまり出さない傾向が強く、そう言う親御さんの子どもは自分の個性が強く意志があり自分の道を自分で歩んでいる、と言うような子が多いです。

先日知り合った女性が同じ考えで実践されていて、ウチは小1から歯医者とかは親は着いて行かずに1人で行かせてた、さっさと自立させたい、と話していました。


テニスの競技の世界に入り、子どもを早く勝たせたい、と思うのなら、親の子離れを早くする必要が良いと思います。

けっこう高校生ぐらいになると、ようやく親も少し子どもから離れ子どもも親から離れて自立し始める傾向はありますが、もっと早く勝たせたかったら、これからのこの世界を生き抜いて行けるようにしたかったら、子どもではなき1人の個人として見て、小学生ではもうしっかり子離れ親離れした方が良いと思います。


低年齢では特に子どもの自立は親の子離れからだと思います。

手を出さない、口を出さない、自分の子どもではなく1人の人としてその子を尊重しリモコン操作しない。

これがとても大切だと思います。
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