今日は台所に棚を作るために知り合いの大工さんが来てくれました
仕事をしながら、近くに住む高齢の女性が何度も詐欺の被害にあっていると聞かせてくれました。
「屋根が壊れているから修理してあげる」から始まって、床下のシロアリ駆除までしたそうです。
「カメラでシロアリ被害を映してくれた親切な人」と思い込み高額な料金を払てしまったとか。
よくある典型的な詐欺ですが私のご近所さんも全く同じ手口で被害にあいました。
「そういう話がきたら、すぐに決めないで先ず私のところに電話して」とその大工さんも、私も伝えてあったのに目の前の人を疑うことが罪悪と勘違いしてしまうのが高齢者なのですね。
普段はしっかりしている人でも詐欺にあうと簡単に騙されてしまう人が沢山います。
それも高齢とは言い難い年齢の方もです。
どうしたらいいのでしょう。
こんなに新聞やテレビで注意を呼び掛けているのに毎年被害が増加しているのですから、高齢になると人を疑うことや、否定することが出来なくなるのでしょうね。
詐欺師には高齢者所帯の状況や所得、家を売却した、高額な買い物をした、などのリストが売買されてターゲットを決めると聞いたことがあります。
オレオレ詐欺にあい、銀行へ行く途中で友人に会い「ちょっと待て」と言われ騙されずに済んだという話も聞いてます。
せめて近所や友人や頻繁に出入りしていると多少違うかもしれませんね。
外出ができにくくなって、家時間が増えたので新聞を読むことが多くなりました。
朝にさっと目を通して、時間のある時に気になった記事をゆっくりと読みます。
と言っても30分くらいですが、1時間以上かけて読む友人もいます。
新聞で役立つ記事を見つけることが多く、信用性も高く続けて読みたいと思っています。
以前よりページ数が減って、そのうえ広告が多くなったのは購読者が少なくなったせいでしょうか。
新聞を読んでいる人は6割強。読まない人が3割強。
わが家の娘所帯でも社会の動きはウェブサイトのニュースで確認しできるからと、新聞は購読していません。
古新聞がいるときだけ、我が家に取りに来る状態です。
先月入院した病院の売店では、朝日新聞と神奈川新聞以外はスポーツ新聞しかありませんでした。
これも意外なことでした。
地球を取り巻く環境は驚くほど変わってきました。
記録的大雪、豪雨、巨大化する台風、干ばつ、猛暑、山火事、地震・・・
本当に何かが起きそうな気配です。
災害時の避難場所やハザードマップは部屋に張り付けてあります。
家族への安否確認方法は実際に使ったことがないので、書き込んでおこうと思い立ちました。
①災害用伝言ダイアル
「171」にかけて電話番号を入力して伝言を録音する
また、スマホなどでネットの伝言板に安否を録音し伝言を書き込む方法もあります。
東日本大震災の時に横浜から東京に住む母の安否確認ができませんでしたが、京都の妹から母にも私にも繋がりました。
遠方の親戚や友人を介して連絡を取る方法もありですね。
家族で再確認しておく必要がありますね。
母の生存中にお世話してくださったヘルパーさんはとてきめの細かい配慮をしてくれました。
遠方に住んでいる子供たちが安心していられるのはこの方々のお陰です。
水分補給が大切と毎日2リットルの水を飲むように母に進めてくれました。
当時はその説が正しいと私たちも思い込んでいましたよね。
母は一生懸命に飲もうとしていましたが「とても飲めるものではないわ」とよく言っていました。
実際に私も飲み切ることは難しく、歳をとる毎に飲む量が減ってきます。
今日の新聞で読んだ記事を紹介します
1日に必要な水分量はその人の体重や年齢、生活習慣で異なるため個人差がある
摂取量の目安は「体重×20~30mℓ」であり「必要な量=消費量」ともいえる
人は尿や汗などで約2.5ℓの水分を消費する
このうち、約1.3ℓは主に食事から得ているので飲み水としては約1.2ℓ
ただし、暑い日や運動中はより多くの水分補給が必要になる
1階に飲む量はコップ1杯(200㎖)を目安にこまめに飲む
時間の経過と共に得た情報は変わってきますね。
常に新しい情報を得ることが大事なのですね。
高齢者向けの情報誌『Sonael (ソナエル)』の監修をお手伝いしています。
終活を切り口にした情報をまとめた「高齢者のための暮らしの情報新聞」です。
この情報誌は企業が顧客へ、自社媒体のように配布できる高齢者の「暮らし」を切り口にした、営業ツールとして作成されており一般の書店では販売されていません。
ご利用されているのは税理士、弁護士、司法書士、行政書士の事務所、葬儀社、介護事業者、生命保険会社等が顧客向けにお届けしています。
初めは私のコラムを掲載依頼され、長年のお付き合いが始まりました。
手元に送られてくる「Sonael」は各方面から集めた記事をそのまま掲載をしていましたが、高齢者である私自身が興味を引く記事内容が欲しくて編集長と試行錯誤の末にたどり着き、今の形になりました。
他からいただく情報誌とは一味も二味も違います。
消毒液はどの店舗でも、家庭でも見かけるようになりました。
この使用期間はおおよそ3年。
消毒液を捨てるにはどうしたらいいのでしょう。
私は排水溝に流せばいいと思っていましたがこの捨てかたはダメだそうです。
消毒液はアルコールが60%以上含まれていて小さな火種があると下水管の中で火災が起きるそうです。
スプレーの捨て方はもう皆さんが理解していると思いますが、消毒液は知らないでしょう。
新聞や布に染みこませて十分に乾燥したら燃えるゴミとして出すのがいいそうです。
消毒液が残ったままゴミに出すと収集車やゴミ処理施設で引火する危険があります。
そういえば収集車が燃えたニュースに覚えがあります。原因はこれかしら・・
昨日はリハビリ施設でマシーンに触る毎に、今日は病院とスーパーの出入に消毒液を使いました。
もう消毒液は欠かせない存在ですね。
緩和ケア病棟で働く管理栄養士さんの記事を読みました。
「余命が見えている患者さんが何を食べたいのか、その願いを叶えるにはどうしたらいいのか」
に思いを巡らせて緩和病棟を選んだ方です。
死が迫っていても、食事への拘りは強いものです。
特に口から食べることで死のリスクが高くなっても、本人にとっては生きている実感が持てるのかもしれません。
緩和ケア病棟でも「カレーうどんが食べたい」「そうめんが食べたい」「ミキサーでつぶしたものなんか食べたくない」という声が聞こえてくるそうです。
その声にこたえて、この管理栄養士さんは直ぐに希望の食事を提供し、「おいしい」と患者さんの笑顔を確認しています。
その直後に亡くなる方もいるそうで、食事が死を早めたとしても本人の希望を叶えてあげたい想いは残るそうです。
私の父も食べ物への拘りが強く、毎日「釜めしが食べたい」「あの店のたい焼きが食べたい」と家族に我儘を言い続けていました。
緩和期ではなかったのですが、ある日「味噌田楽が食べたい」と言い張り、それを聞いたヘルパーさんが帰り際に近くのお店に出前を頼んでくれました。
それを食べて蒟蒻が気管支に詰まり緊急搬送されその後亡くなりました。
ヘルパーさんは泣いてお詫びに来てくれましたが、家族全員が心からヘルパーさんの気遣いに感謝しています。
父が一番喜んだはずと確信していたからです。
余命を縮めてまで危険な食事を与えるべきではない、との声もあるとは思いますが私なら、やっぱり好きな物を食べさせてあげる方を取ると思います。
皆さんはどう思いますか。
体調を崩してから、1年以上歯科検診を受けていません。
気になっていたので早速、歯科医院へ行ってきました。
古くなった詰め物を取り換え、歯垢を取って頂きました。
この歳になると歯周病は付き物です。
家人は歯が丈夫と自慢して歯医者さんへも行かないでいたら、ほとんどの歯を歯周病で失いました。
その間、食事のたびに痛みがありとても苦労していたのを見ていたので、同じ思いはしたくありません。
歯周病から糖尿病・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・早産・肺炎などを引き起こしやすくなります。
又、働きの弱まった免疫細胞は癌化の可能性のあるミュータント細胞を抑えきれなくなり、食道がんや大腸がんを発症するそうです。
ちなみに、家人は心筋梗塞と大腸がんを患いました。
そして、味覚も変わったようです。
歯周病は治らないので、早めの対策をしてくださいね。
オムロンヘルスケアが
幼稚園、保育園、小学3年生までの子供の運動会に参加した父親に実施したアンケートです。
競技に出た人は57%
参加理由は「家族が喜ぶ顔が見たい」49% 「配偶者や子供にかっこいいところを見せたい」25%
よーくわかります。
その結果、怪我をした人が12%います。 「転倒」53% 「擦り傷、切り傷」50% 「肉離れ」20% 「骨折」6%
「肉離れ」や「骨折」は仕事にも支障が出てまずいですね。
怪我をした理由は 「想像したほど体が動かなかった」70% 「張り切り過ぎた」31% 「他の参加者に圧倒された」23%
なるほど、日ごろの運動不足を実感してしまいましたね。
来年まで体力つけましょうか。
でも運動会の父親参加はごく当たり前の事なんですね。
わが家の子供は学校行事に父親が一度も参加せずに卒業しました。
もう40年前の話ですが、そのころでも珍しい光景でした。
緊急時のトラブルは焦ります。
トイレの故障や水漏れは直ぐに直したいですよね。
鍵のトラブルも一大事です。
私でもスマホで検索し提示された価格を信じて依頼すると思いますが、実際は様々な理由をつけて高額請求をされる手口が多く要注意です。
国民生活センターではこの手の「レスキュウーサービス」の相談件数が22年度で4775件、被害金額は計3億7500万円とか。
相談内容はトイレ修理、鍵開け・修理・交換、水漏れ、ロードサービスの順に多いそうです。
緊急時のことなので高額に請求されても支払うしかない、と諦めがちですがトラブルを防ぐ方法があります。
業者に依頼するときに「見積」をしてもらうことが重要だそうです。
業者が修理を提案して出した見積を見てその場で契約しても、特定商取引法の「訪問販売」になるそうで、作業後や支払い後でも一定期間内(契約書受け取から8日以内)なら「クーリングオフ」ができます。
もし電話での話なら録音しておくのも手だそうです。
見積を聞いてから契約するかを判断しましょう。
修理後に支給された金額が見積と違う時はその場での支払いはせずに「相談したうえで適正な金額を後日支払う」と伝えること。
支払った後に疑問を感じたら消費者センターや消費者ホットライン「188」に相談する事。
周囲でもよく聞く話なので、私も終活セミナーでお伝えしようと思いました。
退院してすぐに確認したのが、家人の薬カレンダーでした。
1昨年前まで医者嫌いで、処方された薬を飲む経験がない人でしたが大病を患い毎日の投薬が始まりました。
テーブルに出している薬を見て飲んでいると安心していたのですが、ある日彼専用に作った薬箱に大量の薬が残っているのを発見。
テーブルに出した薬は大半が飲み忘れを置いていたと気が付きました。
「薬飲んだ?」と聞くといつも「飲んでる」と返事があります。
入院前に薬カレンダーを目の前に張り付けましたが、やはり大半は残っています。
一人住まいの高齢者用に服薬支援ロボットがあるそうです。
頭のライトを点滅させ「お薬の時間です。ボタンを押してください」と話しかけ飲む薬が取り出し口から出る仕組みです。
薬を取ると「お取りいただき有難うございます。忘れずに飲んでください」と促す言葉があります。
なるほどね、
物忘れは仕方がないけど、薬は命に係わるのでこれはいい方法かもしれません。
その名は「HUKU助」
医療介護機器サービス会社「メディカルスイッチ」の製品だそうです。
今日の終活セミナーは「グリーフとは? そのときの心がまえ」です。
2022年の死亡数は約157万人です。
毎日4300人の方が亡くなり、それ以上の遺族や親しい人が悲嘆を経験することになります。
きっと、皆さんの周囲にも大切な人を失い悲しみを抱えている人がいるはずです。
家族や親しい人がいればやがて経験する別れ。
想いもしなかった悲しみをどう乗り切れるのか、また援助したらいいのかを学んでいただきました。
大切な人、愛する人を見送った後に「何もする気が起きない」「すべてが無駄に見える」「誰にもわかってもらえない」「食欲がない、寝られない」などの経験をする方が多くいます。
この苦しみがいつまで続くのか、抜け出すことができるのか、不安で一杯に、、、
「自分がどうなっていくのかを知らない遺族」
「どんな接し方や言葉をかけたらいいのか知らない人々」
が世の中にたくさんいるのです。
家族や大切な人を亡くされたときに訪れる「悲嘆(グリーフ)」を知ることで
避けて通る事ができないこの悲痛を、周囲の理解や支えで軽減できるのです!
そんな話を、身近な実例と共にわかりやすくお伝えしました。
役立つと嬉しいのですが。
予定より早く退院できました。
今回の入院でも同室の患者さんと仲良くなり、病気や家庭の事情などのおしゃべりで色んな学びがありました。
入院中時間があったので、テキスト作成をしていると看護師さんたちが「柴田さんパソコンできるんですね、すごい」と褒めたたえてくれるのですが仕事に必要な最低限の事しかできません。
同室の患者さんは40代~70代の人達ですがみんなスマホを使っています。
ところがライン交換をしようとしても上手くできません。
すんなりいくときもあるのですが、私もまだ不安定です。分からなくなったら子供に頼る気持ちが覚えることができない原因ですね。
他の人達も同様でした。
世界最高齢の80代でシニア向けスマートフォンアプリを開発した女性がいます。現在は88歳で「ITエヴァンジェリスト(伝道師)」を名乗ってデジタル社会の実現に向けた活動をしているそうです。
これからは高齢者にとってもスマホが伝達手段になってきます。
何とか操作を覚えることをしないといけませんね。
これも終活の一環でしょうね。