柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

誰もいないのに・・・不思議

2009年10月18日 | 不思議
母と主人と一緒に暮すようになって2ヶ月が経ちました。
90歳を過ぎた母は寝込んではいませんが
一人では暮せない状態です。
ヘルパーさんやディサービスのお世話になりながら
主人と2人で暮しています。

時々、主人に代わって私が泊り込むこともあります。
30分前の事を忘れてしまったり、話しがすぐに理解できないことがありますが
人の気持ちや、物の道理はわかっています。
また、昔の話は驚くほど鮮明に覚えていることがあり
その記憶力に驚かされます。

その日はとても良いお天気で午前中は窓をあけ
母を日光浴させたほどです。
お昼前、母はテレビを見て、私は側で新聞を読んでいました。

居間のドアの向こうは廊下で右に部屋、左は浴室とトイレがあります。
その先が玄関につながっているのです。
玄関は閉まっておりました。
その台所のドアが「トントン」とはっきり大きな音でノックされました。

思わず母と顔を見合わせて、「今ノックしたよね」と言い合いました。
すぐにドアを開けましたが誰もいません。
そのドアは上半分がすりガラスなので人影が無いのは分かっていました。

不思議なことですが、現実に起こったことです。
別に気味が悪い訳ではありません。ただ「どうして?」と
不思議だっただけです。

昨夜も私が泊まりました。
母が寝付いた後、仕事をしていたら又大きな音ではっきりとノックがありました。
午後10時です。前回と同じ居間のドアです。

このように書くと気味が悪く思われるかもしれませんが
そんな感じはなく「あら?なーに?」と言う感じなのです。


実は葬儀の現場にいるときも、ノックはよく聞きました。
事務所のドアがよく叩かれました。
その場に5人いて、聞こえたのが3人だけ・・
の時もありました。

原因は分かりませんが、気のせいだとも思いません。

世の中、理解出来ない事があってもいいと思います。

皆さんはどう思いますか?

月光を浴びませんか

2009年09月28日 | 不思議
このところお天気が安定しているので、夜になると月が綺麗ですね。
月を見ていますか?

忙しいときは、空なんて見上げなかった・・・
そんな気がします。

ある人に満月の夜には歩きなさい、と言われたことがります。
月光を浴びるとパワーがもらえるって。

本当かどうか分かりませんが
満月の夜はとても明るくて、月を追いかけながら歩くのもなかなか
楽しいものです。

その方にもう1つ、教わったことがあります。

仕事柄、いつも数珠を持っていますが
満月の夜に半紙の上に数珠をおいて、あら塩を振っておくと
清められる、というのです。

その方には、以前ある葬儀会館で不思議なことが続いた時に
御祓いをしていただいたことがあります。
お陰でその後は何事も無く・・・
世の中には色々なことがあるものです。

いま、チョット外へ出てみました。
今夜は残念ながら、曇り空でした。

ホームページから問い合わせ

2009年09月13日 | 不思議
私のホームページから問い合わせが時々入ります。
昨夜もありました。
メールに気付いたのが深夜だったのですが
とても気になって、ご連絡しました。

やはりお身内の死でご心配されている方でした。

ホームページをご覧になり、必ずブログを見ていただくようです。
その上で問い合わせをされてます。
その事が分かってから、ブログの影響力を痛感しています。

メールだけでもお役に立つことも多く
内容によっては直接ご連絡をして話しをします。

不安な時は、誰かに聞いてもらうだけでも
ホッとするものです。


昨夜はずっと訳のわからない音が聞こえていました。
その直後にメールの方とお話しをしました。
その後、音は聞こえなくなりました。
気持ちが何かを使って、伝わるのでしょうか?
偶然だよ・・・そうかもしれません、が
感?の悪い私にも伝わることがあるのなら
何かを答えなくてはと、思いました。

亡くなった赤ちゃんの生まれかわり?

2008年11月17日 | 不思議
先日、はっ!と気がつた事があります。
前に産婦人科の池川先生の「胎内記憶」の話をしましたね。
その一連で、流産や死産した赤ちゃんの話しをしました。
その中に、「又、ママの所に帰ってきて」と語りかけると
帰ってくることがあると、本に書いてありました。
そのときは、印を残すことがあると書いてありました。
予定日が一緒とか、亡くなった日に生まれてくるとか・・・

実は私は結婚してすぐに妊娠しました。予定日が3月22日でした。
自分の誕生月だったので、覚えているんです。
でも、3週間後には流産してしまいました。
8月22日でした。
お腹が痛くて前夜に入院してました。その病室は22号室でした。
とても赤ちゃんが欲しかったので、しばらくは落ち込みました。
それから1年間は、自分なりにお地蔵様にお参りしてました。

3年後に妊娠し、予定日が6月22日と言われて、ビックリ。
今度は無事出産しましたが、6月22日でした。
そして、病室は22号室です。(流産した病院とは別の病院です)

この子が幼稚園に入る頃は、まだ子供が多く、簡単な試験があって
そのときの受験番号が22番。
小学校に入る前の就学時検診で首に下げてもらった番号が22番。

リトルリーグに入って貰った背番号が22番でした。

あまりに続く22の数字に奇妙な感じはしましたが
きっと最初の子が、守ってくれてるのかな・・・と思ってました。
その後、22番はあまり出てこなくなり、すっかり忘れてました。

その事を先日思い出したんです。
それも本を読んでしばらくたってから。

池川先生の本は10冊近く読んでいるので
どの本に書いてあったのか、思い出せません。

でも、確かに読んだ記憶がある。
その事を、急に思い出したんです。

もしかしたら、亡くなった子が生まれ替って来てくれたのかな?
こんなにサインをたくさん出してくれたのに
この年になるまで、気が付かなかったのかも。

こんな事を考えて、急にドキドキしているこの頃です。



生まれなかった赤ちゃんからのメッセージ

2008年09月25日 | 不思議
新宿の三越アルコットにある「ジュンク堂書店」で
『池川明×326(ナカムラミツル)トークショウ&サイン会』がありました
「ごめんね、ありがとう」(326著)
「ママ、さようなら。ありがとう」(池川明著)
の出版記念のイベントでした。

ナカムラミツルさん?って知らなかったんですが
ポップアーティストで「19」というバンドのメンバーもしていたらしく

皆さんのほうが、よく知っているかも。


ナカムラミツルさんは4年ほど前に
「いつも見てるよ。がんばってるのしってるよ」
「パパとママをえらんでボクはうまれてきたんだ」
等の赤ちゃんの本を書いています

その後
池川先生と対談する機会があり
胎内記憶を始めて知ったそうです。

池川先生はその内容が
まるで胎内記憶の事と同じなのに驚いて
「ぜひ、流産や死産の赤ちゃんの事を書いて欲しい」と
依頼したそうです

そして、4年後に
生まれてくることが出来なかった赤ちゃんから届いたメッセージ
「ごめんね ありがとう」が完成しました。

物語になっていますが
読んでて涙が自然と流れてきます。
作者自身も泣いたそうです
あかちゃんの一途なママ、パパへの愛がいじらしくて。

偶然にも時を同じくして
池川先生も流産、死産、中絶の赤ちゃんの本を書きました。

という事で
2人してのトークショウになったのです。

池川先生から胎内記憶の説明があり
「きっとこの会場にも、お子さんが胎内記憶を持っている人が
いるはずです」と質問すると
50人くらいの人(大半はナカムラさんのファンで若い女の子でした
残念ながら、池川先生のファンは私の他に2人くらいで、若くないです)
の中に1人、いました。

その方は、6歳くらいの坊やと来ていましたが
「この子が記憶を持っています。
私の結婚式を雲の上から見ていて
私をママに選んでくれたと言ってます」という話しでした。

残念ながら坊やに質問しても
照れて、何も答えませんでしたけど。

ママのお腹に宿っても
亡くなる赤ちゃんは、初めから
自分で生まれないことを決めてきているそうです。

チョット来てみたけど、ママ達に親になる準備が出来ていないとか
妊娠して、流産して、ママ達に命の大切さを教えに来た。とか
ママのおなかに病気があることを妊娠したことによって気付かせたとか
夫婦仲が悪いので、流産してパパにママへのいたわりを教えに来たとか。

そんな話しが二つの本に書かれています。

だから、赤ちゃんを亡くしても
それはママのせいじゃない。
赤ちゃんが自分で決めた事だそうです。

赤ちゃんがママに残したメッセージは何か?
大人として考えなくてはね。

赤ちゃんは生まれることが出来なくっても
ママのお腹に宿れたことだけでも「ありがとう」と言ってるそうです。
「嬉しい」そうです。
パパには「招いてくれて、ありがとう」と言ってるそうです。

赤ちゃんて、全て、人の為に尽くしてくれるんですね。
私達、大人より、よっぽど大きい存在です。

多くの方がこの赤ちゃんの思いを知ってくれたら
ママになったとき、お腹の赤ちゃんと心を通わせることが出来るし
生まれてからの子育ても楽しく出来る。
育児放棄や虐待も防げる。
いい子供が育てば
今より、ずっといい世の中が出来るはずです。


私も、そんな気がします。
この本、読んでみませんか?

子供を亡くしたお母さんに・・・

2008年08月13日 | 不思議
赤ちゃんの死は、お葬式を手伝う私達にも辛いものです。
赤ちゃんに限らず、子供の死は本当にお気の毒です。

お母さんになんて声をかけたらいいのか・・・・
なんて慰めたらいいのか・・・・

おそらく、周囲の皆さんも同じ思いだと思います。

流産、死産・・・・
生まれてからの死、病死、事故死、自死・・・・

どの死も、家族にとっては悲しみの大きに違いなどありません。

お葬式の後に、家族の迎えた悲嘆に接する時
何も言えない自分に無力さを痛感してしまいます。

子や孫を亡くした時「出来ることなら、自分が変わってあげたい」という
言葉を聞くたびに、
何で、こんな小さな子が命を終えなければならないのか?
神様は、何でこんな苦しみを与えるのか?
と、考えました。


子供たちの語った「胎内記憶」を知り、なんとなく解った気がしてきました。

赤ちゃんは自分の使命を自分で決めて生まれてくる・・・というのです。
「どんな苦境にも負けない人生を送ろう」とか
「人の愛情を一杯受ける人生を送ろう」とか
「仕事に専念する人生を送ろう」とか
「結婚せずに、世のために努めよう」とか
きっと、地球上の人の数だけの使命があるのでしょう。

同じように健康で生まれるか
障害を持って生まれるかも、決めてくるというのです。

自分が先に死んだり、障害を持って生まれても
その苦難を乗り越えられるお母さんや家族を選んでくるというのです。

そのお母さんもこの世に赤ちゃんとして生まれてくるときに
「子供を先に見送る運命」を選んできているかもしれません。

この世で受ける苦難をどうやって乗り越えていくか
それがあの世に戻った時の神様の判定になるというのです。

そうなんだ。
だから、人には計り知れない出来事が起こり
明らかに平等でない人生があるんだ。
死の時期も死に方も色々あって当たり前なんだ。

子供を亡くした人は
「私が悪かったのではないか?」と悩むけど
子供がすでに決めてきたことなのだ。
だから、お母さんは自分を責めちゃダメなんだ。


池川先生の「胎内記憶」の事を知って
私の中で、そう考える事が出来ました。


地球上にはたくさんの宗教があるけれど
多少の違いはあっても、この世は修行の場であるというのは
共通する所があるのではないでしょうか。

子供を亡くしたお母さんにこの話しをしても
すぐには慰めにはならないでしょう。
納得もしづらいでしょう。
お母さんの悲しみは除く事は出来ないし
代わってあげることも出来ません。

でも、記憶を持った子供たちは
「使命を果たして帰った子は
お母さんのそばにきて、いつも気遣っている」とも言っています。

「使命を持って、お母さんを選んで、生まれた赤ちゃんは
あの世へ帰る日も決めてきたけど、帰ってからも親子の絆は切れないそうよ。
いつもお母さんを見守っているんですって」


赤ちゃんや子供を亡くしたお母さんに
いつかこの話をしてあげたいな・・・と
思っています。








子供は親を選んで生まれてくる 5

2008年08月11日 | 不思議
赤ちゃんがお腹の中の記憶を持って生まれてくる。
子供から、それを聞き出していったら、とてつもない世界が見えてきた。
信じられない夢物語・・・と片付けるには惜しい気がします。
そこには、人間としての基本があるような気がします。
私の言葉では伝わらないかもしれません。

ですから、今日は池川先生が本の中でまとめたポイントを紹介します。

*お腹の赤ちゃんは生まれた時の記憶がある。
*お腹の赤ちゃんは外の様子もわかっているようだ。
*お腹の赤ちゃんに話しかける事は絆を深めるのにとても大切。

*生まれたすぐ後に、抱っこ(カンガルーケア)すると母子の関係が安定する。
*お腹に赤ちゃんがいるころからコミュニケーションをとるようにすると、生まれ
 た後のコミュニケーションが楽になる。
*2、3歳の子供にはお腹の赤ちゃんとコミュニケーションできる子供がいる。
*お腹に宿る前の記憶を持つ子もいる。
*赤ちゃんはお母さんとお父さんを選んで生まれてくる。

*お腹の赤ちゃんには、お母さんの気持ちがそのまま影響する。お父さんを含め周
 りの人がお母さんを心地よく過ごせるようにしてあげる事は大切。
*上の子がいる場合には、その子と一緒にお腹の赤ちゃんに声をかけるとよい。
*お腹の子にとって何がいいのか迷った時には、その子のメッセージを聞いてみる
 とよい。

*赤ちゃんの能力は私達が考えているよりはるかに高い。
*お産は人生の縮図。陣痛の苦しみの間に快感を感じられる時もある。
*呼吸法も生むスタイルも自由なほうがいい。
*お産の時、お父さんはその場にいるだけでいい。
*赤ちゃんが生まれる自然の力に任せるとお産は楽になる。

*子育てはあかちゃんの数だけ方法もある。絆を深めるのが先ず大事。
*生まれたら出来るだけ早く抱っこしてあげる。赤ちゃんが怖がるので出来るだけ
 マスクはしない。
*赤ちゃんの絆を深める方法として、ベビーマッサージやボードトレーニングは役
 立つ。
*帝王切開で生まれた赤ちゃんのほうが、お母さんとの絆が強いという結果が出た
 ように、絆はどんな出産でも深められる。
*お腹の記憶を語るのは、赤ちゃんがお母さんに何か気付いて欲しいから。
*赤ちゃんは無条件でお母さんやお父さんを愛している。

*教育とは30歳までに生活力と自活力を身につけ、楽しく暮らせるように育てる
 こと。
*「抱っこ」をたくさんしてあげるなど、小さい頃に愛情を注ぐことが自立を促す
*泣きたい時には思い切り泣かせるなど、感情を表に出させることが大切。
*反抗期が来たら育児は大成功。その後の価値観を決め付けるしつけはお父さんの
 大事な仕事。
*子供は親の鏡。親自身が悪い所を断ち切る勇気が必要。

*お産スタイルは時代と共に変化している。その本質を見誤らないように。
*赤ちゃんはお母さん、お父さんを成長させる為に生まれてきている。
*障害を持って生まれた赤ちゃんも、死産してしまった赤ちゃんも大きなメッセー
 ジを運んできているのではないか?
*生まれ変わりという考えを受け入れると、出産に関わる多くのことに合点がい
 く。
*お産も医療も化学薬品など人工的な力になるべく頼らないようにするのが大切。
*生まれ方はその子の性格に大きな影響をあたえるようだ与えるようだ。


上記のポイントは
「おなかの中から始める子育て」(胎内記憶からわかるこれだけのこと)
  サンマーク出版¥1200
という本に書かれています。
読むと、赤ちゃんにしてあげたいことが一杯書いてあります。
おばあちゃんが読むのもいいんじゃないですか。

池川先生の本を読むと、子育てをしていた時に読みたかった・・・と痛感します。
でも、今この本にめぐり合えたのは幸せなことです。
これから赤ちゃんを産む世代には教えてあげられるはずですから。

偽りだらけの世の中。
いじめがはびこる世の中。
お金と物質だけに価値がある世の中。
自分だけが良ければよい世の中。

「これが世の中さ!」何てしたり顔したくないですね。
赤ちゃんが教えてくれたこと、って今の時代には大事なことですよ。
きっと。 

子供は親を選んで生まれてくる 4

2008年08月09日 | 不思議
古い書物によると「胎児が意思を持つ存在である」ことに1500年以上前から、人々は気付いていたようです。
昔の人の方が、人間の本来持つ能力を十分に感じ取っていたのではないでしょうか。何でも科学的に証明されないと信じない現代とは違うんですね。

退行催眠って聞いたことありませんか?
心理療法の一種で、色々な症状や心の悩みを深い睡眠状態に導いて
幼少期にあったトラウマを思い出し、それを自覚することで問題を解決する方法です。
1960年頃にこの心理療法が行なわれ始めたらしいのですが、退行催眠によって
幼少期だけでなく、誕生時や胎内の記憶や、前世の記憶を語りだす患者が出てきて
この分野の研究が始まったそうです。

1988年になると心理学者デビット・チェンバレン博士が「誕生を記憶する子供たち」という本を出版します。
チェンバレン博士は退行催眠から聞きだした記憶を、患者本人と患者の母親の両方から得た記憶を詳細に照合しました。

チェンバレン博士以外にも1980年代ではトーマス・バーニー博士の「胎児は見ている」「胎児は知っている母親のこころ」などが出版され世界的な反響を呼んでいます。
そしてアメリカ、ドイツ、イタリアには出生前、周産期(妊娠満28週~出生後1週間までの期間)心理学、医学を研究する団体が設立しましたが、現在の日本ではこのような学術団体はないのです。

しかし、日本にも先見の明を持った人がいます。
ソニーの創立者井深大氏は胎児から2歳児までの重要性に注目し、1969年幼児開発協会を設立、2001年幼児開発センターと改称されました。
この取り組み内容を曹洞宗の僧侶、伊藤善重氏が著書「教育はこうでなくっちゃ」で紹介しています。

バーニー博士、チェンバレン博士と言うこの分野の先駆者であっても、胎内記憶の研究はそのほとんどが退行催眠を使ったケースに基づいて書かれていました。

池川先生のように子供自身から、胎内、誕生の記憶を聞き出し母親に照合したデーターを調査したのは、世界でも初めてのことだそうです。

池川先生は長野県諏訪市と塩尻市の置ける2回の調査をしましたが一般の保育園、幼稚園と言うごく平均的な親子3601組を対象にした為、信頼性はぐんと高まり
2003年のチリのサンチアゴで開かれた第17回HIGO World Congress of Gynecology and Obstetricsで発表しました。
塩尻市の調査結果については2004年国立京都国際会議場で開かれた「赤ちゃん学会」で報告をしています。

社会問題になっている育児困難や虐待、子供がおこす犯罪など親として対処しきれない物があります。
しかし真の教育改革を達成するには小手先だけのことでなくもっと根本のところを
見直さなくてはなりません。

池川先生は、胎児のときから母親との交流を持つ事は、いい出産、いい子育てにつながるといわれています。

いい子育てが出来れば、いい人間が増え、いい世の中になってくる・・・と私も思います。

また、子供たちが自分の生きる目標を持って、親を選んで生まれてくる・・・
そして、育つと共にその目標は自然に記憶から消え、「何でこんなに苦労するの?」と「自分はどうしたらいいの?」ともがき苦しみながら、人生を全うしていくらしい・・・
自分の役目が終わったら、「死」という形で、元いた世界に戻っていく・・・

池川先生の調査結果から、私はそんなことを感じ取ったのです。
これって生きることを考えさせられるし、死ぬことへの恐怖や不安も違う物になってくると思ったのです。



子供は親を選んで生まれてくる 3

2008年08月07日 | 不思議
産科医としてお産や子育てに役立つようにと胎内記憶、誕生記憶の調査を続けていくうちに、不思議な記憶を持つ子供たちと出会うようになりました。それはお腹の中に宿る前の記憶です。

子供たちはお腹に宿る前、雲の上で天使や妖精や神様と暮らしていたと話します。
子供たちは世界中を見回して、たった一人の女の人を見つけ出します。その人をかけがえの無いお母さんに選びます。そして、居心地の良い雲の上を離れて、この地上にやってきます。お母さん、お父さんに「大好きだよ」と伝える為に。

生まれる前の記憶が本当か本当でないか、議論はひとまず置いておきましょう。
ふつう記憶とは、脳細胞に蓄えられた情報と考えられます。一方、出生前心理学の
第一人者デービット・チェンバレン博士は「記憶はある程度成長してから身につくものではなく、初めから私達と共にあるもの」と述べています。

お腹に宿る前の記憶に興味を持った私は、記憶を持つ子供たちにインタビューをしましたがそれは驚きの連続でした。人は何故生まれてくるのか、家族とは何なのか、想いをめぐらすヒントになれば幸いです。


池川先生は本の中でこんな事を書かれています。


その子供達の記憶のほんの一部を紹介します。

「魔法使いに連れられてきたの。キラキラした温かい道を歩いて。その道はまっすぐでずっといくとパパとママのお家に着くんだ。そのとき隣の道を歩いている女の子が『じゃーね。またね』って言ったの。眠くなると魔法使いが抱っこして飛んでくれた。決められた道を決められた赤ちゃんが行くんだよ。ぼく専用の道なんだ」
(4歳男子)

「雲の上にはこんな小さい子供がいっぱいいて、これくらいの大きい人が世話をしてくれて、小さい子達は空の上から見てて、あの家にきめたって降りていくんだ。で、僕もお母さんのいる所に決めたんだ」(3歳男子)

「僕ね雲の上にいてね、アー、あそこの家がいいナーって思ってきたんだよ。ここに来て良かった」(2歳男子)

「パパとママを選んだんだよ。ずっと待っていたんだよ」(2歳男子。母親は結婚してから5年間子供をつくらなかった)

「ながーい滑り台を滑ってきた。滑り台は虹色に光っていてあつかった。地球が見えてきたからもうすぐお母さんの所につくと思った。途中で別れ道があったけど迷わず来た。もうひとつの道に行くと別のお母さんの所に行くんだ」(5歳男子)

「僕は男3人で仲間になって、皆でどこのママに行こうかって考えて、このママのところに来たんだ。やさしいママだから選んできたんだ」(2歳男子)

「私は女優になりたかったからママを選んだの。お空からいろんな階段があっていろんなママにつながってたけど、ママが一番きれいだったから。ママがこういうところで、こういう服を着て、しいたけに手を伸ばした時に入ったんだよ。ママのお腹に入ったとき長いヒモがあって自分でお腹にくっつけたの。簡単だよ」(5歳女子)

「お母さんは紺に白い水玉模様のワンピースを着て、道を歩いていた。雲の下に踏切があって、車の通る所があって。お母さんを見てこの人にしよう思った。他の人もよく見えたけど、なんかお母さんに目が行って、すぐに雲の上から飛び込んで言った」(11歳女子。お母さんは紺色に白い水玉のマタニティーを妊娠8ヶ月くらいから着ていた。踏み切りも思い当たる場所があるという)

「妖精さんと空を飛んでさがして、ママが一番良かった。パパも見た。おじいちゃんやおばあちゃんとかみんな見てよかったからお腹に入った」(6歳男子)

「雲の上では列みたいにならんで歩いてた。病気で生まれるか元気な子で生まれるか絶対に決めなくっちゃ生まれないから、決めるためにならぶ。神様は雲の上のまた上の教会にいて元気で生まれるか病気で生まれるか聞いたり、死んで雲の上に戻ってきた人にはよい事をしたか、悪いことをしたか聞いたり、よい事をした人はほめてもらって、ちょっとの間、行きたい所にいかせてもらえる。悪いことをした人はまた生まれてよいことをしなきゃいけないけど」(6歳男子)

「赤ちゃんはいろんなことに役立つように生まれてくるんだと思います。お母さんやお父さんの役に立つように。流産しちゃう子は外の世界を早く見たいって気持ちから生まれちゃう事が多くて。それで目的を果しちゃうと帰っちゃう。後は命の大切さを知らせたいとか。流産する赤ちゃんも役に立っている事が結構あって、それで赤ちゃんもうれしいって気持ちがあります」(12歳女子)

「僕が生まれてきた意味はお母さんとお父さんが結婚して子供が生まれないとすぐ喧嘩して離婚する可能性があったから、それを止めなきゃっていう意味で生まれてきた。離婚するより一緒のほうが幸せだったから。他にも使命って言うか、そういう意味で生まれた子は少なくない。さびしい家庭になるから、自分が生まれて楽しい家庭になろうとか」(13歳男子)

「雲の上では弟と仲良しで弟が並び順で後ろだったから。でも順番待たないでビューンって一番前に行っちゃう子もいる。そういう子はどっかケガデ死んじゃうことかもいる。自分で行きたい、行きたいって、先行っちゃって、どっか病気だったり。病気でもいいから早く行きたくて行っちゃう」(6歳男子)


池先生の本には、インタビューの詳しい会話と、子供たちがした雲の上の話しを描いた絵も紹介されてます。


葬儀の仕事をしていて、いつも疑問に感じてたことが池川先生の本書かれていたんです。
子供たちの記憶を知って、何故人間は、思いもよらない死に方をするのか?が
解った気がしました。

伝えたい事だらけです。
また、続きを書きます。




池上先生のブログはこちらです。

胎内記憶のふしぎ(池川明)Macoron!オフィシャルブログ





子供は親を選んで生まれてくる 2

2008年08月04日 | 不思議
2000年8月~12月にかけて
池川先生は、池川クリニックの患者さんや近隣の助産院などの協力を得て
「お子さんにお腹の中にいたときの記憶や生まれた時の記憶があるか?」を
調査してたそうです。
アンケートを回収した79人の回答から胎内記憶が42人、誕生記憶が32人の子供にあると知り予想以上の高い数字に驚いたそうです。
2001年9月の全国保険医団体連合の研究集会でその結果を発表すると
朝日新聞が全国紙の記事に取り上げ、大変大きな反響を呼びました。
全国から、自分にも胎内記憶や誕生記憶がある、と言う声が集まってきました。
2002年、2003年と長野県で一般の幼稚園、保育園で3601組の親子へアンケート調査を実施出来たそうです。

お腹の中の記憶は
「暗かった、温かい、ぷかぷか、とんとん」
「暗くて、温かくて、ずっと居たかった」
「気持ちよかった。赤かった。一杯寝てた」
「お腹の中で、蹴ってた」
「僕は頭を下にしていたよ」
「パパとママがお腹を撫でて、お話ししていた」
「ママが痛いって言ったから可哀想だから動かなかった」
 ・・・あまり胎動が激しかったので「痛い!あんまり動かないで」と言った
    そうです
「ここ知ってるよ。おへその穴から見てたもん」
 ・・・妊娠中によく散歩していた公園に初めて連れって言った時に言われた
    そうです
「ママ、あれ面白かったね。昔むかし、怖いテレビ見たじゃん。じいじとばあばと みたじゃん。僕はママのお腹の中にいて聞いてたよ」
 ・・・妊娠中、実家に戻っていて、そこで見たテレビの事だそうです
「早く出たかったのに、なかなか出られなかった。苦しかった。まぶしかった」
 ・・・予定日を9日過ぎても生まれず陣痛促進剤を使用し吸引でお産したそうで
    す
「お腹の中でウンチしちゃった。何かかが喉に詰まって、オエってなったよ」
 ・・・胎便があって羊水が濁っていたお産で、誕生後管で羊水を吸い出す処置を
    したそうです
「ぐるって廻ってよいしょって出た」
首をねじる真似をして「こうしないと出れないんだ」
「先のとがったのこぎりでジジジーってお腹切ったから出てきたの」
 ・・・電機メスによる帝王切開だったそうです

誕生記憶は
「まぶしかった」
「まぶしくて寒かった。お母さんの顔が不思議でずーと見てた」
「血がついてた」
「誰かに抱っこされて泣いた」
「お医者さんたちがうるさかった」
「おっぱいが温かかった」
「音楽が流れてた」

お腹の赤ちゃんは、ママの声はとてもよく聞こえるそうです。
ママの気持ちもすぐに伝わるようです。
おへその穴から外が見えるようです。
胎内の記憶を持ってる子供たちは、ほとんど共通してこの事を言います。

ママがお腹の赤ちゃんに話しかけるととても幸せになり
ちっとも話しかけてくれないと、お腹の中は冷たくて淋しいところだそうです。

ママが嬉しい時は、赤ちゃんも嬉しくなり、お腹の中も気持ちがよいけど
ママが悲しかったり、泣いたりすると赤ちゃんも悲しくなるんです。

子供たちの記憶から池川先生は
妊娠したら、赤ちゃんに話しかけるように説明するそうです。

もし、夫婦喧嘩が絶えないようなら
ご主人を呼んで、お腹の赤ちゃんが夫婦の様子を見ていると伝えるそうです。
そして、赤ちゃんに話しかけるように説得するそうです。
ママをいつも幸せな気持ちにしてあげて
そうすると赤ちゃんもいい子で生まれてくる、と話すそうです。

パパやママに話しかけられた赤ちゃんは
自分が生まれることを、両親が喜んでくれていると知り
ニコニコして生まれてくるそうです。

そして、パパに対しても信頼してにっこり笑いかけるそうです。

こうしてお腹の赤ちゃんと対話するようになって、池川クリニックでは
驚くべき変化がありました。

どんなに最新の注意を払っていても
お産の時に、大きな病院へ母子共々
救急車で運ぶことが年に数回あったそうですが
最近では、救急車を呼ぶことがほとんどなくなったそうです。

赤ちゃんが自分の力で出産してくる。
先生は赤ちゃんに任せるお産を心がけているそうです。

そして、子供たちの記憶はママのお腹の中に入る前も
あることが分りました。


子供は親を選んで生まれてくる

2008年08月03日 | 不思議
赤ちゃんの話しです。
お葬式の話しじゃなくて、生まれるときの話しです。


昨年のことです。
新聞の一面の下に本の広告がありますよね。
そこに「子供は親を選んで生まれてくる」と言う本が載っていました。

著者は産婦人科の先生で池川明さんです。
池川先生は私と同じ区内で開業されていて
以前に某会合でご一緒したことがあります。

池川先生が「赤ちゃんには胎内記憶がある」と
本に書かれていたのは、知ってましたが
私は、まったく興味が無かったのです。

ところが、「子供は親を選んで生まれてくる」という題名をみたとき
新聞に目が釘付けになってしまいました。

赤ちゃんが親を選ぶ?
それって、赤ちゃんは生まれてくる前に存在がある訳?
それなら、生まれる前はどこにいるの?
・・・・・そんな疑問が出てきて、すぐに本を買いました。

この時点での、私の興味は
子供を亡くした人や最愛の人を亡くした人に
亡くなった人がどこに行ったのか、話してあげられるかも知れない
と言うことでしたが
本には、それを含めて、もっと壮大な
そして重大な話が書いてありました。


池川先生は、病院のスタッフの「私の甥には生まれる前の記憶がある」
との言葉に、赤ちゃんの生まれる前の記憶を
調査し始めたそうです。

その結果、池川先生は何冊もの本を出版する羽目になりました。

今日、池川先生の講演会に行ってきました。
2度目の講演会です。
わが子はすでに31歳と27歳ですが
聞けば聞くほど、子供が愛おしくなります。

この話しを知って出産、育児をしたなら
子供への虐待や、親殺しはもっと防げたのでは?と
考えさせられます。

この話しは、書き出したらきっと長くなります。
でも、書かなくては、と思っていました。

2日間出張なんです。
少しずつ、書いてみます。
この次も、読んでください。




霊に頼られる人?かな?

2008年06月22日 | 不思議
実は・・・・実は

先週亡くなったNさんのことで、気になる事がありました。

私、仕事柄、葬儀社へ研修に行くことが多いんです。

そこに霊感の強い人がいるんですね。
この人、美人なんですよ。

その人に、言われたんですよ。私の周りでへんな音がするって。
足音のような・・・

6月11日の午前中でした。
「柴田先生、いつも、いろんな人連れてくるから」って。

私は、もちろん1人で出向いてますよ。
同伴出張などしてません。

当の私は、感じてないんですね。何も。

あちらこちらの霊感のある方に、前から同じようなこと言われるので
「もしかしたら、そうかもね」とは思っています。

否定はしてません。
だって、亡くなった人と接する仕事をしていると
不思議な現象を何回も体験してるんです。

こういう話、怖いですか?
この手の話しは、興味を持ってくれるか
鼻で笑われるかの、どちらかですが。

私は、人影が見えたりはしないけど
気配を感じたり、音が聞こえたり・・
時々、あるんです。

いつも、亡くなった人に語りかけて仕事をするので
答えたくれるのは、当たり前かな
そう、思っているんです。

わたし、葬儀社を辞めて独立した時に、「一段落」と言う気持ちで
身を清めてもらうと言うか、きれいにしてもらうと言うか
長年、故人を送り続けてたので、お払いをしてもらったんです。

そうしたら、「あなたが部屋に入ってきた時、ビックリしました。
27人連れてこられましたよ」って言われました。

体調が悪いとか、そういった自覚症状が無いので
実はこの時点では信じ難かったですけど。

「へー。そうですか?それは騒がしくて済みませんでした」
って申しあげたら
「いいえ、皆さん、大人しく、きちんと一列に並んでました。皆さんは
もう帰られましたから、ご安心ください」と言われました。

どうやら、私は霊に頼られやすい人らしいんです。
でも、私自身は気付かないので、何の迷惑も無いんですけど。

そこからの帰り道、駅に向いながら

「今の話は、本当だったかもしれない」と思いました。
だってね、
歩いているのに、まるで飛んでいるように体が軽いんですよ。
霊とはいえ、27人もいなくなれば、多少は軽くなるんじゃないですかね。

何度も、何度も自分の足を確認してしまいました。
本当に歩いてるのか、心配で。
雲の上を歩くって、きっとこんな感じって思いました。

この感覚が普通に戻るのに2時間くらいだったかな。


それでね、Nさんのお葬式に行って解ったんですが
Nさんは11日の午前中に倒れて、救急車で病院へ運ばれたんです。

そのまま意識が戻らず、13日に亡くなったそうです。

それを聞いて、私はNさんが逢いに来てくれたと考えた訳です。

想像と言われれば、確かに根拠の無い想像だけど
Nさんが来てくれたのなら、私はとても嬉しいです。
なんだか、ほんわか温かい気持ちがします。

最近は、人間関係で「なんでこうなるの?」って言うこと
多いので。
霊の素直さが嬉しいのかも。











魂って、ありますか?

2008年05月24日 | 不思議
みなさん、死ぬことって想像が出来ますか?

小学生の低学年の頃ですが、
急に、私はいつか死ぬんだって、気がついた。
周りの大人に話したら、「当たり前でしょ!」って言われたけど。
私にしてみたら、コレは大発見だったんですよ。
たしか、死ぬことに気がついて、チョット、ドキドキした気がする。

4歳年上のいとこが12歳で亡くなり、祖父や祖母が亡くなり
小学校の同級生が交通事故でなくなり、皆、死んだら全てが無になる・・・と思ってました。

体が無くなるのは、全て、なくなる事だって。

でも、不思議なのは、お墓参りにいくと
ちゃんと心の中で、「おじいちゃんお久しぶりです」なんていってましたね。

多分、皆さんも、同じような感覚を持ってませんか?

いつからでしょうか?
なんとなく「想い」というか「魂」があるかな・・・と感じ始めて。

心霊写真とか、宣保愛子さんとかが盛んにテレビに出るようになって
やっぱり、魂があるんじゃないの???って
単純ですかね。

そう思ったら、お墓とか、死んだ人のそばは、恐怖心がありました。
魂=幽霊って思ってましたから。

でも、人を送るようになって
数年立つと、それが変わってきました。


初めは、家族の方が喜んでくださるので
ご故人の着替えや髭剃りを一生懸命しましたけど

すぐに、「もしかしたら、この方が私達を見ているのではないか」と
考えるようになりました。

理由は?
なんとなくです。


何百人もの、お葬式に携わってきて
そう考えるようになったのです。

体は、動かないし、明らかに死んでいますが
このかたの想いというか、心というか、想念というか
とにかく、そんな物があるような気がするんですね。

答えにならなくっても、いいんです。
私がそう感じて、この方を大事にしなくっちゃ!
と感じたのですから。

でも、そう感じると、
全てがいい加減に出来なくなります。

焼香台1つを作るのも、この方らしさを
どうしたら、出せるだろう?
ご親族が、焼香にこられて、
台の上に、故人が愛用していた、一品があったら、
「アラ、コレは、あの人」って思い出してくれるかな・・

そんなことを、随所で考えるようになりました。
結局、故人を大切にすると、家族に喜んでいただけるんです。

「故人を大事にして」との言いつけを守ってくれるスタッフは
やがて、同じような気持ちを持つようになります。

仕事は強制できても、気持ちまでは出来ないのに
不思議とおなじ思いを持ってくれます。
私はそれが有難いんですね。感謝なんです。
(全員じゃないですよ。中には否定する人もいますよ。)


私達の仕事は、お葬式を間違いなく追行するだけではないんです。

きれいに、お辞儀が出来る、焼香のご案内が出来る。
愛用品を飾る、メモリアルビデオを流す
流暢に司会をする、泣かせるナレーションや演出がある。

そこだけ、ノウハウがあっても、ダメじゃないですかね。

私達は、人の死を扱ってる仕事。
死はどういうものか?
葬式は何の為にするのか?
そこでの、我々の役目は何か?

コレを考えてないと、ただ流行を
追っかけているだけの仕事しか出来なくなっちゃう。


私に、ここを気付かせてくれたのは
多分、多くの故人の方達ですね。

みなさんとお付き合いしてきて、良かったです。