柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

災害時のシュミレーションを!

2022年10月20日 | 終活セミナー
寝るときは真っ暗が好きですか?
私はダメ。
照明を落としていますが、何も見えないと落ち着きません。

以前、夜中に停電したことがあって、懐中電灯が置いてある場所にたどり着かず不安になり、すぐに障れる場所に置き直ました。
また、乾電池が使えない状態だと困ると思って、通電しないように紙などを挟んでいましたが、暗闇の中でそれを取り外すのも難しいとわかりました。
自分の思い描いていたのと事実は違います。
スマホあれば何とかできると思い込んでいますが、いつも充電されているとは限りません。充電用のモバイルバッテリーを買ってはありますが、大事にしまい込んでいると見つけられないし
使用方法を熟知しないと私にははきっと使えないと思います。

災害時は停電は必ず起きるでしょうから、寒さや暑さをしのげる方法も考えないと。
入院中に2か所の病院を利用しましたが双方とも古い建物で、一つ目の病院はクーラーが効きすぎて寒くて困り、バスタオル2枚をガムテープで張り合わせポンチョを作って着てました。
二つ目の病院はエアコンが効かずに暑くて困りましたが水で浸す冷感タオルがあればよかったのに、と気づきました。
困ったときにどんな対策がとれるかが、ヒントになるものですね。

準備できている、で安心せずにシュミレーションしてみませんか。

市が終活支援、、、相談窓口が絶対に必要です

2022年10月20日 | 終活セミナー
神奈川県大和市の保健福祉センターに「おひとりさま政策課」があるそうです。
終活の相談窓口として市が支援しているのは珍しいですね。

事の始まりは、生活保護係が葬儀や納骨の生前契約をうける窓口だったようですが、実際の相談者はお金に心配のない一人暮らしや高齢者夫婦が多く、終活支援はすべての人に必要と悟ったそうです。

相談を受けた支援は
「身の回りの物の整理」
「高齢者向けに市が行っているサービス」
「ひと暮らしの方が集える場の提供」
「葬儀に関すること」
「お墓に関すること」
「相続に関すること」
「遺言書の書き方」
「エンディングノートの書き方」
「財産整理(税対策)のこと」
などです。

これって私が10年以上前から行っている終活セミナーの内容そのものです。
高齢者に向けての情報提供はいまだに行き渡っていないのがよくわかります。
最近になって、やたらと終末期や亡くなった後の対策を行政が進めてきていますが
これだけ高齢者ばかりの社会では、今後問題が山積みになるのは目に見えているからでしょうね。

大和市は終活支援に立ち上がりましたが、具体的に対策を打ち出している役所はまだ少ないはずです。高齢者側も他人事では済まされない、と気づき始めたところです。

入院中にも同室になった患者さんから幾つかの相談を受けました。
そこで感じたのは今後起こりうる問題に対して、非常に知識が少ないことでした。聞きかじった不正確な情報を真に受けて、「仕方ないわよね」とあきらめています。
「自分たちは子供に迷惑かけられないから、介護になったら施設に行くと決めてるの」
「でも費用が高いんでしょう」
自分の老後資金を全く考えていませんし介護施設の種類も内容も知りません。
実際に入院中にご主人が倒れて、困惑している患者さんがいました。ご主人は80歳を超えています。そのうち何とかしないと・・・では間に合いませんでした。
でも私のちょっとしたアドバイスで、具体的に相談する内容や方針が見えてきて、これから早速動いてみるそうです。

確かに自分一人では、どこに聞いたらいいのか、何をすればいいのか、なんて見当がつかないと思います。
皆さんは、老後の先行きが不安ではありませんか?
まずは、躊躇せずに役所や、高齢者支援センターなどに相談をしてみましょう。

長い入院生活が終わりした。

2022年10月20日 | sibatanoriko?
2か月半の入院生活から退院の運びとなりました。
リハビリ病院での成果は素晴らしく、ほとんど痛みも感じないまま自力歩行で家に戻ることができました。
リハビリ中に、以前から癖になっていた歩く姿勢の悪さを矯正していただき、骨折前よりきれいに歩けるようになり
さらに
日差しを浴びることができない日々のため、手の甲にできていた日焼けのシミがほぼ消えかけていてるというおまけつきです。

久しぶりに会った愛犬は、私をじっと見つめ固まっていましたが、思い出したのか大歓迎してくれました。今まで世話をしなかった主人と二人の生活ですっかり懐いています。

子供たちやご近所にも助けてもらいました。ありがたいですね。

たまった郵便の束から期限の迫った手続きやら大事な書類を分別しあっという間に1週間が終わろうとしています。

普通の日常を送れることがうれしい毎日です。