入院中に高齢者の認知症が進行しやすいと聞きます。
同室のおばあちゃん90代半ばです。
入院当初は病院にいることが理解できず、人の気配があると家族の名前を呼んでいました。
「ここは病院ですよ」と説明されても納得するのに1週間以上かかりました。
カーテンで仕切られたベッドからは一日中「痛いよ」「痛いよ」とうめき声が聞こえます。
先日、思いきって話しかけてみました。
なかなか話が通じず頓珍漢な会話でしたが、嫌がらずに話相手をしてくれました。
その間、一度も「痛いよ」という言葉が出ません。
それから毎日、少しずつお話をしています。
いつも同じような話の繰り返しですが、だんだんおばあちゃんの話の辻褄があってきます。
今朝はおばあちゃんから「おはようございます」と声をかけられました。
コロナで家族の面会がないのですが頻繁に家族から荷物と手紙が届きます。
それでも逢えないことから「忘れられた」との思いがぬぐえなかったのですね。
ご家族の話を何度も聞くうちに「みんなが良くしてくれる」と思い出したようです。
「今日は楽しかったわ」と言ってくれましたが、間もなくおばあちゃんは転院の予定です。
早く自宅に帰れるといいですね。
同室のおばあちゃん90代半ばです。
入院当初は病院にいることが理解できず、人の気配があると家族の名前を呼んでいました。
「ここは病院ですよ」と説明されても納得するのに1週間以上かかりました。
カーテンで仕切られたベッドからは一日中「痛いよ」「痛いよ」とうめき声が聞こえます。
先日、思いきって話しかけてみました。
なかなか話が通じず頓珍漢な会話でしたが、嫌がらずに話相手をしてくれました。
その間、一度も「痛いよ」という言葉が出ません。
それから毎日、少しずつお話をしています。
いつも同じような話の繰り返しですが、だんだんおばあちゃんの話の辻褄があってきます。
今朝はおばあちゃんから「おはようございます」と声をかけられました。
コロナで家族の面会がないのですが頻繁に家族から荷物と手紙が届きます。
それでも逢えないことから「忘れられた」との思いがぬぐえなかったのですね。
ご家族の話を何度も聞くうちに「みんなが良くしてくれる」と思い出したようです。
「今日は楽しかったわ」と言ってくれましたが、間もなくおばあちゃんは転院の予定です。
早く自宅に帰れるといいですね。