華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

華道 専修会 12月  万年青(おもと) 七五三(しめ)の活け方

2010年12月15日 | Flower
新年を迎える寿ぎ(言祝ぎ)の花 万年青 七五三(しめ)の活け方です。

「おもと」名前は「大本(おおもと)」からきている。

万年青は根がつきやすく株がどんどん増えることから子孫繁栄の象徴として
四季を通して常に青々とした葉が不老長寿の象徴として
寿ぎの植物として親しまれてきました。

引越しの際、新居の玄関にこのオモトを飾ると縁起がいい、と言われるのは
徳川家康が江戸城へ入る時、家臣の愛知県三河の国長沢村の長島長兵衛が万年青を献上したものを
持って入ったことからいつしか庶民にもその風習が伝わり
今に至るのです。
確かに徳川家の天下は300年もの間続きました。
私も昔、引越しの際に母から万年青の鉢植えをもらいました。

根は薬用になるそうです。

==参考花==
株分け



ポインセチアとシクラメン クリスマスリース 
鉢植えの葉牡丹、
玄関に万年青を活けたら
言祝ぎ(寿ぎ)の準備はばっちりです。
今年もいよいよクライマックス。

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