華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

いけばな教室  7月12日・13日

2015年07月14日 | 着物
瓶花 直成体

リアトリス
クルクマ
スターチス・ハイブリッド

夏のいけはばなは観る人に涼を感じさせることが大切です。

花材の色合いなど目で涼を感じる事も大切にし
瓶花の本意 簡素に風流に活けあげます。

リアトリスの直立する姿を凛と美しく活けます。

クルクマはマレー半島が原産で観賞用の花よりも根からとれるスパイス『うこん』が食用・薬用として用いられています。










7月 専修会 瓶花 両成体

2015年07月12日 | Flower
 夏のいけ花は観る人に涼を感じて頂く事が大事です。

ユーカリ
薔薇
ドラセナゴットセフィアナ

主は斜成体と従は横成体での両成体です。
従は主の2/3の分量にする
ユーカリの自然の枝ぶりを斜・横 に入れ薔薇とゴッドで留に活けあげます。





参考花 宇治橋の釣瓶 (燕子花)

置き釣瓶を陽に置き切り残しを男結びを直立させ
川辺の納涼、夕涼みの表しています。

風吹けば 川辺涼しく 寄る波の 

 たちかえるべき 心地こそせぬ






檜扇