華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

お正月の花 お稽古

2015年02月01日 | LIFE



本物の竹を花器として 松竹梅 を活けました。

松:根引き松

常に青々としてる姿が不老長寿の象徴

竹:花器とミリオン・バンブー

簡単に根を下ろす、竹の強靭さにあやかってる祝いの枝

梅:新枝の気條

新芽の姿が 幸せに向かって逞しく伸びる。   
    
千両  富の象徴 

そしてもう一作品は お正月のリース。
人生の豊作を願って米と米俵も飾っています。



これこれらの花を活けて、年神様迎えます。
来年も素晴らしい一年になります様に。

いけばな教室  1月31日

2015年02月01日 | LIFE
明けましておめでとうございます。
今年も花を活ける事を楽しみながら、季節に関わる風習や
日本文化も一緒に学んで行きたいと思います。

白木蓮(はくもくれん)
フリージア
ドラセナ



瓶花 両成体 (横成体・斜成体)
変化花態ので一つの瓶に正式花態の中から二つの体を活けます
それぞれに分量に主と従をつける事が大切です。

木蓮は春の花の代表で桜と同様、葉が芽吹く前に花を咲かせ春の訪れを告げます。
白木蓮と紫木蓮は厳密には種類が異なります。
また辛夷(こぶし)も同じ仲間で 花弁は6枚です。
同じく仲間であるタイサンボクはマグノリアとして親しまれ香水の原料としても知られてます。
風流な枝を選んで体に用います。

木蓮もフリージアもドラセナも水揚げは良好です。