端午の節句
奈良時代から続く古い行事です。季節の変わり目に病気や災厄を払う行事
古く中国から伝わり、宮廷では薬草(よもぎ)を積み、菖蒲を浸したお酒を飲みました。
鎌倉時代に武家政治へと変わり尚武(しょうぶ)と菖蒲(しょうぶ)をかけて盛ん祝うようになりました。
こうして邪気を払う行事がいつしか男児の誕生を祝う節句へと変わって行きました。
旧暦の五月五日頃は新暦(現在)の6月頃で、じめじめ雨が多く、病気が増える為に
薬効のある菖蒲を持ちいる行事が行われたのだと思われます。
現在でも残る 菖蒲湯や菖蒲打ちなどの風習に使われる菖蒲はサトイモ科
花が咲く花菖蒲は アヤメ科とまったく別のものです。
花菖蒲に似た花は 杜若(カキツバタ) あやめ等があります。
花菖蒲の直立する美しい姿を引き立たせる花態として立盛態に活けました。
盛花 立盛態
花菖蒲
カーネーション
ドラセナ
スターチス