華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

6月 専修会 荘厳華 行の草 

2015年06月16日 | Flower
6月 専修会 荘厳華 行の草 

水蝋樹(イボタノキ)
紫陽花
オオニソガラム
トルコ桔梗
レザーファン
ブルーファンタジー



地水火風空 の五大を表現する役枝をそれぞれの特徴をとらえてしっかりと入れます。
懐(ふところ)は 役枝の出どころをしっかりと見せ、枝ぶりを引き立てる為に
内に密に引き締める意識で活けます。



参考花は 美しい季節の花々










いけばな教室  6月9日・13日

2015年06月15日 | Flower
飾盛体(しょくせいたい)

先月に引き続き、花を楽しむお稽古です。
植物のもつ姿形を抽象化して
線・面・塊(マッス)としてとらえて作品を構成します。






紫陽花(あじさい)このシーズンには欠かせない紫陽花。 かわいい塊として擬人的にとらえます。   ハート形状の花に巡り合えたりします。

擬宝珠(ぎぼうし)仏教の宝珠の形に似てることからこの名がある葉ユニークな形と美しい緑を面とし て活けます

蒲(がま) 蒲鉾・蒲団・蒲焼 などの漢字はすべてこの蒲の形状から由来したモノです。
日本の水辺の風景を表すとともに抽象的にユニークにとらえるにも最適の花材です。


みなさん上手に花器と花材が一体となるように活けあげました。