華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

12月 専修会 生花 水仙 根のあつかい

2017年12月18日 | Flower
12月 専修会 生花 水仙 根のあつかい

香りも楽しめる水仙の季節です。

生花のお稽古では切り離せない水仙の扱い
本来の姿からばらして、葉のねじりを修正し、姿を整えて、再度袴(根の部分)をはかせて
三才格の姿に整えます。
根の扱いでは
取り合わせた葉組をあたかも自然に根から出ている水仙の様に活けます。







その為にも日頃から自然に咲く水仙を観察し出生を理解することが大切です。






『船花器にいける』

2017年12月01日 | Flower
船を活ける

伝統を活ける特別講習会 『船花器にいける』
海(ウインドサーフィン)愛好家としては心躍る花態です。
出船・入船・停船・置船・沖往来・渚往来・唐船など船の状態を
帆花(ほばな生花の縦姿) 艪花(ろばな生花の横姿)で挿花でいけ表します。
帆も櫓のイメージはたぶん受講者の誰より理解していると自負(笑)

花材:寒桜 実技 入船(沖から渚に戻る船)



参考花:講師・村上理事の素晴らしい花の数々
     見入ってしまう先生の手捌きに、まだまだ精進と気が引き締まりました。

置船


唐船


沖往来



停船