華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

【お稽古】2006年5月30日

2006年05月31日 | Flower
擬宝珠(ぎぼうし)
カラー(和名 海芋かいう)
撫子 スプレー
ミリオンダグラス

名前の由来は宝珠(釈迦の遺骨を入れたもの)の形に擬(なぞら)えたもので
橋の欄干の上にある、玉ねぎをさかさまにしたような装飾物も「擬宝珠」とうい。
この花のつぼみがハート型の葉の形が擬宝珠に似ていることからこの名前になった。
6月~7月紫色の小花をつけるが切花としては葉が出回る。生け花でも葉脈の美しい葉を
使うことが多い。
日光に弱く日陰を好んで生える習性で昔はお寺の庭の日影にひっそり生える脇役であったが
イギリスなどのガーデニングで美しさが脚光を浴びた。
学名はホスタ。古くは食用にもされたいた。
解毒作用もあるとういまだまだ奥の深い植物。

盛花 前盛体 (水盤の前方に花を盛り後ろの水を美しく見せる花態 体は低め・相はやや前かがみ)
5月30日の作品

やっぱりいいね~~OKNAWA

2006年05月31日 | MUSIC
ひさしぶりのBlueNoteで”りんけんばんど”のLiveを観ました。
OKNAWAの音楽というくらいの知識しかなかったのですが、、
最初のつかみは 琉球衣装に身を包んだ男衆達が登場。
特に大きな太鼓をかかえて軽やかに踊り歌う3人はえらくカッコイイ。
Openinngでぐいっと引き込まれました。
そして琉球衣装に身を包んだ女性ボーカルの登場。
人間離れした澄んだ歌声にさらに引き込まれステージはあっという間に感じました。
メンバーの中の林賢(りんけん)さんが率いたバンドでりんけんばんど、、初めて知りました。

そう、ぼんちのおさむちゃんが客席から呼ばれてステージに出てきました。
バンドと親しいようだ。
それに沖縄が大好きみたいで、ずっとノリノリで踊ってました。
最近、ライブを観に来てるタレントに遭遇すること多し。
おさむちゃんの私服はさりげなくとてもお洒落でした。


大阪の中心で花を活ける♪

2006年05月22日 | Flower
ちょっと華々しい予告です。
6/7(水)~6/9(金)
アクティー大阪27階展望ロビー
アクティー大阪 いけばな展 に 個人作品を出展します。
思いがけず司所からご指名を頂き、華々しいいい機会とお受けすることにしました。
只今、花材・花器と構想を頭の中であれこれ練っています、、、、がんばるぞ!

6月3日は、IWATAさんとNAOMIちゃんWeddingParty 幹事はもちろんのこと、
ブーケ担当という大役もさせてもらえることに♪
久しぶりにブーケ、、緊張しますが、うれしいな~~。

ワクワクと忙しい6月で梅雨も吹っ飛ばす。

膝のお皿をお怪我され自宅療養中のMARIさんが
お家の美しい芍薬の写真を送ってくれました。
早く良くなってください、、、花で癒されてくださいね。
 

【お稽古】2006年5月16日

2006年05月22日 | Flower
生花 三才格 主位

生花は当流の4大花態のひとつであり
計算されつくされた弓張りの美しい姿にいける生花は未生斎広甫によって完成されました。
格調に高い花です。

天円地方 陰陽の和合によって万物が生成しこの花姿が生み出されます。
体 ・用 ・留 は 天(の働き)地(の働き)人(の働き)の三才(さんさい)をあらわしています。 
虚実等分

花材:黄金檜葉(ひば)

5月16日の作品

スペインに縁な日々

2006年05月16日 | Myself
先日、AYAちゃんからスペイン旅行のお土産にワインを頂いた
大好きなリオハ(Rioja)だった、やっほ!!
4年前姉とスペインに旅行した時から、、スペインワインのお気に入りです。
今までお子ちゃまチーハイしか飲めなかったAYAちゃんが赤ワイン飲めるようになって帰ってきたと言う♪
それは、、スペインバルで乾杯するしかない!
私以上に酒豪の100kmマラソンを走るTOMOちゃん
ワイン&スペインをこよなく愛するAKEちゃん
女四人、大好きな北浜のGOZOに繰り出したのです。
美味しいタパス料理とハモンハモンとパエジャとスペインワイン、、至福♪

偶然にもお昼休みに会社の近くで嵯峨御流でご一緒させていただいてる先生の染色展に行ったら
スペインの街中の人々を描いた作品があったのです。
セビリアのトレドやなつかし~~
今日のスペインバルの日を盛り上げてくれているようだ♪

それにスペインと言えば、、ZARAの服。
やっと大阪に上陸してくれました。(正確には少し前からあって私情報遅かっただけ、、です。)
旅した時、街中でZARAの紙袋をもつ女性の姿はマドリッドの定番風景って感じでした。
東京にはヒルズや銀座にあっていいな~~って思ってたら
梅田店に続いて、この春ミナミにもOPEN!!
価格は手ごろで、デザイン・色・サイズも豊富!カジュアルもオメカシ服もどちらも品数が豊富。
とても買い物しやすい店の雰囲気もイチオシです♪
毎週、月曜と金曜に新作が入荷だと店員さんが教えてくれました。
これはマメにのぞかないとね。

今日はZARAで買った白の上下でさらにスペイン気分を盛り上げました。
お、そういうAKEちゃんもZARAの服だった!!(うふ!)

このメンバーおそろしや、お店の人にお勧めワインをどんどんだしてもらい、、、
結局ワインは何本空いたか判らず(覚えてない)、、、
翌朝、おNEWの白の服には、ぽつぽつと赤ワインの洗礼が、、(@o@)
でも、とても楽しい夜でした。

スペイン行きたくなった。


奥歯ガチガチ、、、GWダイビング

2006年05月12日 | TRAVEL
やっと気温も上昇しはじめたGW、やっと海・海・海の季節です!!
第二のふるさと久しぶりの串本 2泊3日の旅!
GW一日目の朝は6時前に出発したにも係わらずやはり渋滞にまきこまれてしまった。
橋杭でまったりBBQの一日となりました。
それにしても風が冷たく、、ちょっと寒い。明日のダイビング大丈夫かしらん、、、
夜は、おなじみに中華料理とカラオケで盛り上がる。(今回はテーマ縛りカラオケ、、これ面白いです)
ダイビングプレッシャーを酔いで誤魔化すように、、、串本の夜は熱かった。

翌日はダイビング日和。海は穏やか、、しかし気になるのは水温冷たそう。
今回のメンバーはうちの夫婦とベテランN夫妻、それにキャリア350本以上のダイビング部出身のNくんと
10年以上前、シドニー湾でもたつく私を水中へ引きずり込んで見事トラウマを作ってくれたS氏
みんなダイビング達人。当然私がずば抜けてのビギナー。
水中で勝手な行動をするとほっておくぞと脅しをかけられる。
(自分では勝手な行動してるつもりはまったくない!)
ポイントに向かう船の上でイントラに、
「後の人たちはほっておいても大丈夫です。私だけを見てください!」と切実に直訴。
2本でガイドは都度変わったのですが、、どちらにもこの作戦は成功!
ぴったり私の傍でいろいろ緊張をほぐす工夫をしてくれました。
何度かガイドさんが指差す方向とぜんぜん違うところに進んでしまう失敗はありましたが、、
スノボやウインドの初心者の頃経験しましたが、視野が狭いんですよね。
全体を観る余裕がない。
一緒に潜った他の人が何をしてるか、どこにいるのか、ぜんぜん知らないもん。
私には関係ないね、状態。(笑)
水中で必死だったのか一本目は寒さをちっとも感じませんでした。(あばれて暑いという噂もあり)
船にあがってホッとして、、いきなり 奥歯ガチガチの寒さ状態。
ウエットにお湯を入れてもらってあ~~幸せ。(すぐに水になる)
2本目はウエット中にインナーを着て保温を高めたが、、
ジョーフィッシュの餌付けを見るのにしばらくじっとしてたら、、
体温がどんどん下がって、寒いの何の、、、最後の安全停止はとても辛かった。
名前忘れた沢山の魚やうつぼも見たし、ジョーフィッシュも見たし、、満足。
ログ付けの時、ガイドさんにも、ぜんぜん大丈夫でしたよとちょっとお世辞らしき
お褒め頂きました!
(水中写真まだもらえてないけど、、いいの撮れてるかな~~)

旅の終わりは丘の上に立つロイヤルホテルで橋杭の海を見ながら温泉満喫!

今回の旅、ダイビングしなかったメンバーで世界遺産 熊野古道 散策16kmコースに
挑戦してました。これも行きたいんだな~~

ボディボードメンバーには有名ポイント下里でやさしい波が立ってくれて満足していたし、、

紀伊半島はほんとええとこです、、、
あの渋滞さえなければ、、、、、、、、、、

Google Earthでクリックすればそこに行ければええのにね。
     ↓
知らない人やってみて、、ほんとめちゃすごいから(@o@)


【お稽古】2006年5月9日

2006年05月11日 | Flower
立盛体

花菖蒲
甘野老(あまどころ)
スプレーカーネーション(ピンク)
ミリオンダグラス

水辺に凛と直立して花を咲かす花菖蒲。愛らしいピンクのスプレーカーネーションと
甘野老・ミリオンダクラスを取り合わせ
初夏の涼しい水辺の風景を淡い色の水盤で立盛体に活けあげました。

花菖蒲について、、

端午の節句といえば菖蒲(しょうぶ)ですがこの季節菖蒲湯などで親しまれる菖蒲は
花菖蒲とはまったく別のものです。
花菖蒲野草のものが園芸用に改良されたの歴史は以外に浅くその名は葉が菖蒲ににていて花をつけるので
名づけられた。
また、この時期に咲くあやめ科の植物も花や葉のけいじょうが似ており混乱しがちです。
特徴をまとめてみました。

特に花菖蒲・杜若は当流でも生花としてその出生を生かした葉組みの代表的な花材です。

あやめ科の植物

一初 → 乾いた土に生え、4月頃から咲く。
花弁の基部に毛がある。
葉は幅広で短い。
文目 → 乾いた土に生え、5月頃咲く。
花弁の基部は黄色で網目模様あり。
葉は細く長い。
杜若 → 水中に生え、5月頃咲く。
葉は幅広で長い。
黄菖蒲 → 湿地に生え、5月頃咲く。黄色花。
花菖蒲 → 湿地に生え、6月に咲く。
葉の表面中央に突起した筋あり

5月9日作品