華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

10月 専修会 生花 葉蘭

2016年10月19日 | Flower

生花 三才格 (七枚活け)

いへばなは葉蘭で始まり葉蘭で終わると言われます。
生花の花形を理解するには適切な花材です。
簡潔な美しさを表します。その中に『出生』『法格』『礼儀』が守られています。
いけ方変化は無限に広がり

また葉蘭は古くから庭に植えられ、料理を包んだり仕切ったり食卓にも上り、日常に有用されてきました。

葉の中肋(ちゅうろく)で左右の幅で陰陽に分け葉先を溜め表情を付けます。



秋の参考花












いけばな教室 9月 瓶花 直成体

2016年10月06日 | Flower

黍の直生する姿を美しく瓶に活けあげます。

パープルマジェスティック(黍の仲間)
吾亦紅(吾木香)ワレモコウ
コスモス(秋桜)

黍=団子や粥にして昔から食用として用いられていました、時代が変わり、五穀=米・麦・粟・豆・黍は健康の為にいただく人が多い。

吾亦紅・吾木香=われもこう 古くは源氏物語にも登場します。日本・中国・朝鮮半島・シベリア、遠くはアラスカにも原生します。
日本の秋を代表する花です。

秋桜=コスモス 言わずと知れた日本を代表する秋の花です。