華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

【お稽古】2006年4月25日

2006年04月28日 | Flower
ユーカリのユニークな枝振りを生かして瓶に活けました。
留めは目の覚めるようなハイランドブルーとレースフラワーの白で作品を引き締めます。

ユーカリ
透かしうユリ(ピンク)
デルフィニウム ハイランドブルー
レースフラワー

瓶花 (乱成体・両成体・懸成体)

ユーカリは成長の早い植物で高木で30mほどになります。その種類は300とも600とも言われています。
切花では丸銀葉ユーかリー・グニーユーカリなどがあります。
ニュージーランド・オーストラリア原産で、コアラの食料として有名。
生命力が強く、山火事で焦げた幹からも新芽を出すといわれてます。
ユーカリの製油はリラックスと覚醒の効果がありアロマオイルとして、またシャンプーなど最近は特に多く親しまれています。
殺菌・防虫のこうかがあり、この時期、お稽古にユーカリを使ってたのも
衣替えの季節にユーカリを乾燥させて細かくし、布袋(バンダナなど可)いれて洋服タンスや押入れに入れておきます。
自然の防虫剤になります。一年後もユーカリの香りは絶えません。

4月25日の作品

文楽鑑賞

2006年04月25日 | Myself

国立文楽劇場に文楽を観に行ってきました。
出し物は寿柱立万歳・ひらかな盛衰記・勧進帳(かんじんちょう)

文楽とは三味線伴奏と浄瑠璃に合わせて太夫の唄に合わせて人形を遣う人形劇。
この3つのパートが上手く調和して一つの素晴らしい部分になるんですんね。
(なぜかスペインのフラメンコを思い出しました)
聞き取れない太夫の台詞も、最近は舞台頭上に字幕が出るのです。
それは素人には大変ありがたいと思っていたが、、字幕にばっかり気をとられてると
肝心の人形の動きを観れてない事に気がつく、、フム~~鑑賞方法がなかなか難しい。
一回目の休憩でここへ連れてきてくださったKOKAWAさんに言うと、、
台詞はなるべく音で聞くようにして人形の動きをしっかり見た方がいいよと。
それに難しく考えなくてもよい、楽しみ方は人それぞれで、、
太夫の唄をメインに聞きに来る人もあれば、三味線を聞きに来る人もいるし、
席も後ろから舞台全体を観るのがいいとか、人形の表情まで観れる前席がいいとか
好みは様々だから、、好きにすればいいと。それを聞いてちょっとリラックス。
そういえば後ろの座席の老婆は自分の贔屓が出るまでいびきかいて寝てた。(そんなもんか)
有料の解説のテープを聴きながら鑑賞する人もいるし。(これはちょっといやかも)
KOKAWAさんは文楽劇場の会員でいらっしゃるので、普通よりも安価で
人形の動きまでばっちり見える3列目のとてもいいお席を取って頂けた♪
文楽や古典芸能に詳しくて、初めての私にもわかりやすく伝授もしてくださる。
(今度は能なんかも誘っていただいた!)
なんでもかんでも拍手してる私に、、拍手は、良かったときや
贔屓の人が出てきたら拍手するとの教え。

昨日は三味線の六世燕三さんの襲名披露と千秋楽という事もあり
日曜午後の劇場は大入りの賑わいでした。
会場から、待ってました!よ!とか威勢のいい掛け声が飛ぶのも、、意外なびっくり。
(静かにかしこまって観るイメージが強かったから)
客層も老若男女様々、、結構若い人も多い。(外人さんも多いね)
それに演じる方にも若い人が多くて、、ちゃんと古典芸能が受け継がれてのを垣間見れてた。
表舞台を見ながら、見えない裏舞台の厳しさがひしひし伝わってきた。
黒子で幕だけを引く人、、人形の足も触れない黒子さんたちから芸の厳しさが伝わってくる。
男だけの世界、男の和装は粋の極み、、ええな~~。

人間国宝と言われる方の人形使いは息を飲むほどの美しさでした。
勧進帳は弁慶・義経の物語。
終盤の弁慶の舞いは、瞬きも忘れるほど釘付けになってしまった。
人形遣いのだんだん荒くなる息遣いが聞こえたほどの特等席にて
初めての文楽。

専門用語など使い方に間違いがある場合はお許しください。
回を重ねて覚えていきます。

今年の目標、見聞は広げるべし♪実行


ワイルドスワン

2006年04月21日 | BOOK
ワイルドスワン 著:ユン・チアン

私の生まれてから幼かった頃、世界は平和の方向に進んでいたように思う。
戦争は過去のもの、過去の過ち、、もう2度と起こらない事、
少なくとも私は思っていた。
日本人(特に私の世代に限って)は平和ボケしてるように思う。
世界は平和に向かって動き始めてると信じてた私の子供の頃
この本は、隣の国中国で実際に起こっていた話です。
その事実の驚愕した。(少しの知識はあったもののここまでとは想像しなかったと言う方が正しいかも。)

大人になって平和って言葉が嘘っぱちで、偽善だと気がつき始めた、
今も世界のあちこちで起こっている多くの国と国・個人と個人の争いをみて
人間は争う・戦う、その果てに殺しあうという本能を完全に捨てることは一生出来ない生き物では?
と恐ろしいことを考えてしまっていた。

それから、、少なくとも表面上は驚くほど変わった。
文化大革命から10数年後に ”上海ベイビー”とうい作品が生まれたほど変わった。
ワイルドスワンを読んでから(知ってから)なお更、上海ベイビーは衝撃な作品となる。
まだまだ得体の知れない国。とういのが私の中国への見方。

著者ユン・チアンのその後の作品
マオ―誰も知らなかった毛沢東 も非常に興味深い。

引き続き、、本の話

いけばな教室の場所を貸していただいてるHASEGAWA氏はかなりの読書家で
家で眠ってる蔵書の一部を事務所に持ってこられて、Officeに出入りする方に貸し出しされています。
この本もその中からKAZUNAさんが見つけたのがきっかけでした。
(なんでもご両親に薦められたとか、、)
私の踏み込んでないジャンルや作家がいっぱい♪
これからもHASEGAWA文庫活用させていただこう。。

そして昨日のお稽古時、読書話題に花が咲きました。
自分のお気に入りの作家や作品、今話題のあの作品はどうだったとか、、
人と本の話をしてると話題つきませんね。
気になりながら読めていない作品・作家に俄然興味が出てくるし、
どうしても普段偏ってしまいがちなのを打破出来る!人の感想や意見聞くと楽しいです。
これをきっかけに学生の読書クラブのりで行きたいもんです。
友人の家に行ったら、本棚にも興味深々になります。読書センスを垣間見るというか、、
(そういう私のセンスはどうなんだか、、、)

私は時間のあるとき文庫本片手にお風呂で半身欲しながらの読書がっ好き!
たっぷりの汗をかけてリラックスして、、贅沢な時間。
しかし、、本は湿気でよれよれになるのでご注意!大切にしたい本や人に借りた大事な本は駄目です。
あとは、通勤時間が忙しい一日の唯一の読書タイムかな、、、
みんなはどんな時に本読んでるんだろう、、

もっとBlogで感銘を受けた本のことも書きたいんだけどな、、


【お稽古】2006年4月19日

2006年04月21日 | Flower
丹頂アリウムのユーモラスな曲を生かし、春の躍動感いっぱいを表現し、
ガーベラ・マトリカリア・レザーファンで可憐な春の色彩盛りに仕上げます。

盛花・変化花態 (変化第Ⅱ花態)

花材:丹頂アリウム(アリウム・スファエロセファルム)
    ガーベラ(ピンク)
    マトリカリア 
    レザーファン

変化Ⅱの特徴は 体・用が水面の同じ方向に振り出る。
体から用にかけての水際の取り方に注意する。
体と用の角度に注意してはっきり際立たせる。

紫の小花が沢山集まり球状や半球状が特徴の花
アリウム(Allium)とはラテン語でニンニク(またはニラとの文献も)、、匂いとうい意味が語源
ネギ属 で タマネギ、ニンニク、ニラ、ネギ、ラッキョウの仲間になります。
茎を切ればそれもすぐに納得できる。(ネギ臭がします)
水揚げは非常によく、水を腐らせやすいので浅水でしょう。水替え時に茎を洗います
仲間にアリウム・ギガンジウム(巨大なの意)
丹頂アリウムの曲は本来直立なものを人工的に曲げています。

暦の上では4/20は穀雨(こくう) 
田んぼの畑の準備が整い柔らかい春の雨が降る頃、
穀雨を過ぎると変わりやすい春のお天気も安定し日差しが強まる。

今年は激しい春の雨が多いです。どうか早くお天気よ安定して、、、

4月19日の作品

BONJOVI

2006年04月18日 | MUSIC
完全にノックアウトです。
JONは前から好きだったけど、かっこよさ再認識ってとこでしょうか。ますます好きになりました。
大阪ドーム2日目のLiveに行きました。
実は生Bonjoviは初めて♪
席はほんとに良くなかった、、スタンド上段のステージの真正面(ってことはステージと一番遠い)
開演前MIKIちゃんYUちゃんとほんとにここまで熱気は伝わるのかしら?っと不安。
ステージやアリーナとの距離をひしひし感じてた、、、
ところが、、オープニング、ジョンはアリーナの一番後ろから登場!
そして一曲目はアリーナ最後列の真ん中に設置された、、朝礼台のようなちゃっちな台に登って、、
スタンド側に向かって歌ったのです♪
そりゃ~~スタンドもアリーナ後列も大興奮。会場中が総立ち♪
上手い!持って来が上手すぎる♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
22年前に初来日、75回目の公演って言ってたけど、、いったいいくつなの??すごいかっこいい。
放つオーラと色気は只者じゃありません。

役者としてのJONも大好きで、、SATCのも出演してます。
私も黄色いホットッパンツはいてJONとツイスターゲームしたい、、(笑)
またLiveDVDと共にこの巻きも見直さなきゃ♪

金曜日会社の帰りにハードロックカフェの前を通りかかるとTODAYスペシャルカクテル
Have a nice day♪だって、、いい感じ。
明日のLiveの前夜祭にと10時頃行って見ると、、
Live帰りの興奮冷めやらぬファンで店の前まで
並んでいました。諦め、、、どんなお味のカクテルだったんだろう?

病み上がりにいっぱい元気もらえました。ありがと~~
これからますますファン宣言!
(MAHOちゃんあの時NYで見逃したけど、、やっとみえたよん。NJの☆(スター)だよね)
相変わらず肌寒い4月ですが、
今週は毎朝元気に
Have a nice day♪

父の手術

2006年04月18日 | FRIEND&FAMILY
父が網膜剥離で手術をすることになった。
私も手術日には病院で母と一緒に付き添う予定だったのに
風邪でダウンの日が続き、溜まった仕事も気になり会社に行った。
が、やっぱりいてもたってもいられない。
会社の人も行っておいでっと優しく言ってくれたので、、あわてて駆けつけた。
手術は既に始まっていて、母が病室でぼんやり待っていた。
この病院は私達兄弟が生まれた病院。
なんだか強力な縁を感じる、手術はきっと上手くいく!
みんなの生まれた時の話を聞かせてくれた、、
中でも弟は未熟児で生まれた、
その時、もしかして母か弟どちらかは命を落とすことになるかもと言われたらしい、、
母はこの病院を生きて出られるかしら?っと思いながら分娩室に向かったらしい
(弟は今はめちゃデカイし、大きな病気一つしたことがない!)
自分の記憶と初めて聞く話をつなぎ合わせてつかの間昔にタイムスリップしていたら
手術が無事終了して父が出てきた。
ホッと安心。父も同じ様だ。術前は、かなりナーバスになっていたらしい。
(私のこの性格は父親譲りなのだと最近ますます確信を高める)
手術中は、先生の指示で目を動かしたりする必要がある為、麻酔は局部麻酔。
痛みはなくても今、どういう事が行われてるか全部わかるらしい、、聞いただけで恐ろしい。
父は今までの人生で観たこともない光を見たっと言っていた、、、
私もいつか見るんだろうか?
ちなみに我が家は私と弟意外みんな視力はいい。
使い捨てレンズを3週間以上使用したり、カラーコンタクトでふざけてみたり
普段の自分の行動が空恐ろしくなった、、、

手術は無事終わったが、それと同様に大事なのが術後で、、眼圧が安定するまで
2週間ずっと、うつ伏せ寝。食事中も座ってもずっと下向き。(おへそを見る姿勢)
これはかなりツライ、、、はず。
2回目の見舞いに行くと、、人間の体はだんだんに順応して、この姿勢も少しずつ慣れてくるっと聞いて
ちょっと安心。それにしても下ばかり見る毎日、、やっぱりイヤだ。
流石に活字なんて読めないから、、大好きな犬、しかも世界の犬が載ってる素敵な写真集と
これまたバカがつくくらい好きな阪神の金本アニキ世界記録特集号を持っていった、、、
喜んでた♪

退院したら思いっきり大空見たり、、心行くまでお酒を酌み交わそうっと、、(あ、飲まない母に叱られる、、)
これは親孝行なんだろうか?(笑)


桜、宴、そして風邪、、、ダウン

2006年04月18日 | Myself
名古屋からウインド界のアニキ・H・Hさんが大阪へ転勤♪
お帰りなさいの宴。
久しぶりに新地での異人種混合飲み会(爆)盛りあがりました。
そして翌日土曜日は桜日和。
簡単な花見を企画したが、、あいにく快晴とは行かず、黄砂が舞うモヤモヤした天気。
しかも、、今年は4月になってもいつまでも肌寒い。
近所の公園を下見がてらジョギングして、夜も見物。
アウトドア食事をやめて家で催すことにする。
めずらしく朝から、料理・料理のオンパレード♪
しかも前の日は飲んで遅かったので、、ほぼすべて家の冷蔵庫にあったもや保存食を使って、、
よくもこれだけの品数を作ったものだと自分でも感心する。
お客様たちも喜んでくれた♪
そこに、たこ焼きまでプラスして、たこ焼き焼きながら、、宴は深夜まで続きます。
それにしても大阪人はたこ焼き好きやね~~粉の濃淡論争にまで発展してたし(笑)

ちなみに私の料理本バイブルは小林ケンタロー。
凝った料理というより簡単で素材もレシピ通りじゃなくてもいろいろアレンジが効くので
本を読んでるといろいろアイディアが湧いてくる。
男の料理の方が性に合ってるのかも、、
次はキム兄の料理本を購入するか検討中(笑)

そんな週末を過ごした翌週、、風邪をひいた。
大事をとってジムを休んで早寝したにもかかわらず。。ますますひどくなり
2日も寝込んでしまった。
外は桜満開~散り始めと言うのに、、、、とほほ、、、
健康ってほんと大事だ、、
自分の体の声をいち早くキャッチして、、ひどくなる前に休むのが一番。

春らしい日がなかなか来ないこの4月、、
早く春よ来い♪と病みあがりのつぶやき。

*料理は写真すると彩り悪し、、反省。


大西ユカリと新世界

2006年04月07日 | MUSIC

自分の好きな事をしている人の目はすごく輝いている
大西ユカリのライブを観て思った。
すべてがキラキラ輝いている。
ドメスティックソウルに歌姫。
通天閣歌謡劇場で毎月行われる大西ユカリのライブに行ってきました。
改めて聞く ”釜山港へ帰れ”ええ歌ですね~~
”ヨイトマケの唄 ”ちょっとウルっと来ました。
クレージーケンバンドのあの”タイガー&ドラゴン ”は先に彼女が歌った(ために作られたとか?)
一緒に行ったMIKIちゃんは一時期大西ユカリにゴスペルを習ってた。
確かに洋楽ナンバーもとても旨い。
新世界のメンバー一人一人も個性があってええ仕事しはる。

出来たてほやほやの曲 ”新世界ブルース”はカラオケになったら
十八番にしたいよなナンバー♪

各席には赤井英和も来たいた。TVの顔と違った普通な感じで、
これまた普通の大阪のおっさん取り巻きらしきと数人といた。
端で踊ったりノリノリだった(ちょっとうるさい?)

来月のゲストは木村さんだって(もうチケットは発売済み)あ~~くやじい、、

週末、観に行った木村さんLiveをNHKで放送するのです必見!

今度は通天閣散策もしたいな、、
また行きたい,大西ユカリライブ。

言うまでもなくトークは最高です。