華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

2011年5月度嵯峨御流 研修会 

2011年05月31日 | Flower
本年度から教室の場所が変わりました。
味わい深く大好きだった街、代々木上原から北品川に引越しです。
新しいお稽古の会場も開放的な明るいビルでした。勉強も捗るといいです♪

そして嬉しいことが・・・
2月にがんばった試験の結果・(震災ですっかり試験の事など頭から消えてました)
なんと筆記は2年連続100点!!(めちゃ気持ちいいね~~)
技術は最高90点の85点でした♪
今年もがんばってコツコツ勉強しましょう。

さて、春も過ぎ暦の上では初夏です。
春は黄色 (水仙・連翹や菜の花・ミモザ・山茱萸・タンポポ)
桃色   (桜・桃・蓮華草などなど沢山)
の色が花壇や自然で目につく季節ですが・・・

初夏といえば、青・紫色が美しい季節です。
藤・花菖蒲・杜若(かきつばた)紫陽花・・・・

今日はそんな杜若(かきつばた)のお稽古でした。

正花 三才格 二花十三葉 

葉組は 中低( 三枚の葉を組む時に真ん中の葉を低くする) 
 *参考 花菖蒲は中高に組みます
葉の裏表を見極めて葉組をしていきます。
葉の表面の細かな産毛を取ることによってピッタリと美しく葉が合わさります。
葉先を少し溜めます。
蕾の花も前後を(花の先に咲くほう)を見極めて差します。
体の前添えの葉組(2枚)は体の花の茎を隠すようにピタリと合わせて入れます。

先生の参考花

魚道分け

水陸分け


いずれ菖蒲か杜若

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