華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

学び再び

2009年05月20日 | Flower
春から嵯峨御流の東京専修会の研究科にて再び華道の学びを復活します。
月一回、代々木上原というところまで通います。
(休日に早起きと東京に出るのは結構辛いですががんばろう)

これからお世話になる学び舎は、雲照寺とお寺の中の会館です。
都会の中とは思えない静かさと緑に溢れてます。とてもいい環境です。

学院では伝書の講義や伝承の花など今まで学んで来た事を更に詳しく深く勉強で来ます。
レベルの高い環境での勉強の再開に凛と背筋が伸びる思いです。
何よりこっちにきて離れていた花に触れる事が一番の喜びです。

入学式で学院の先生が話された事は
日本の伝統文化を学ぶ我々に大切な事は、伝統を自分の物だけしてしまわないで
もっと一般にこの伝統文化を広めるのが今後の課題。

まさに私が常日頃思ってる事です。
活け花・華道というと構える方も多いので
身近に生活の中でお花を活ける愛でる楽しさや素晴らしさを伝えていけたらと思ってます。


すべてが初めてなので朝からとても緊張して望みました。
新宿からの電車の座席の真向かいの男女お二人も同じ駅で降りた。
駅を出たら嵯峨御流の方ですか?とその女性から声をかけられた。(電車で場所のプリントを出したので、、)
お二人も今年入学の方で、はるばる群馬から来ていらっしゃるそうです。
が、ご出身が和歌山で結婚まで神戸に住んでらっしゃったとかで関西の話に花が咲きます。
そして、担当は別のクラスですが、大阪司所長が講師に来られてました。これから月一回ここでお会い出来ると思うとうれしいですね。
我々の研究科の担当先生も大阪の方でした。講義も楽しく関西弁で行われました。
そして、偶然お隣に座って一日仲良くしていただいた方も
神戸のご出身、転勤でこちらに来られてる3年目だそうで良く似た境遇に話しが弾みました。
偶然の関西人の縁で朝からの緊張がたちまち解けました。
みなさん親切でいい雰囲気で
これからもいい環境で学んでいけそうです。

教室の様子と昨日のお稽古の作品(荘厳か真の草)



先生の作品(荘厳花 真の真)





今度の家は一階のリビング続きの和室があり、念願の床の間があるのです。
これから床を四季を花で彩りたいです。
花のある生活再来♪

生徒さんにも言いながら、自分にも言い続けた
活ける姿も”華”を常に心にしよう。 

生きる姿も”華”なんてね♪

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