華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

【お稽古】2005年11月16日

2005年11月17日 | Flower
瓶花
垂成体・懸成体 向う留

蔓梅儀(つるうめもどき)
アイリス
マトリカリア
ルスカス

瓶花の本位は韻致です。韻致とは風雅なおもむき・風致・風致といった意味があり。
その形状は一論できず、華美もあれば清楚もあり、繁あれば閑もありと伝書には記されています。
花器との調和、釣り合いを大事にし、体の枝の特性を最大限に生かす花態です。

11月22日は二十四節気の小雪(しょうせつ)です。
寒さが一段と厳しくなり、木枯らしが吹き、初雪が観測される季節
今回は晩秋、実りの秋の実を最後の秋をなごる様に風流に瓶に活けあげます。

花態は垂成・懸成であっても瓶花の約束事、枝先は精気をもたせて扱うことが注意です。

どの作品も韻致ある出来ばえです。
11/16作品

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