さとし & まさとし

さとし&まさとし はとっても仲の悪い親子

jobな日 vol.41

2019年12月29日 | job
仲の悪い親子です。

今年も一年間、ご訪問を頂き、ありがとうございました。

新年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

さて、皆さまは、如何お過ごしでしょうか。

大掃除?はたまた、お仕事?の方々も…

担当する自社太陽光発電システムですが、インターネットで動作を遠隔操作することができます。

先日の停電から通信が不調で遠隔操作が不能になり、現地調査を行って参りました。



不具合が解消しないと、まさかの時に現地に出向き、マニュアル操作を行う破目に…



こちらは、追尾システムコントローラーから個々のデータをサーバーに送る役目をしています。

パイロットランプがちゃんと点灯~点滅していたので、問題はなさそうです。



こちらは、CTから読み取った発電情報をトラッカーに送る役目をしています。

デジタル表示も問題はなさそうです。



夜間は水平状態で待機し、太陽が昇るのと同時に東の方角を向き、稼働を始めます。

太陽をセンサーで監視しているのでは無く、年間の太陽の動きがインプットされています。

夜間、水平状態で降雪があると雪の質量で倒壊する恐れがあります。

降雪の天気予報があると、夜間も水平状態から角度を付け、回転させ、雪を滑り落とす必要があります。

これを“雪モード”と称し、雪が降りそうな時は、日中から“雪モード”に遠隔操作します。

降雪予報が出れば、勝手に起き上がって回転してくれれば…

逆に強風や台風の時は、日中でも水平状態にして風による倒壊を防ぎます。

ですので、マッピーは、“半自動君”と呼んでいます。



追尾システムは、200Vのモーターを動力として、ワイヤーで動作しています。

太陽の高さで仰角も変われば良いのですが、あまり角度が大きくなるとワイヤー系統に無理が掛かり、不具合を誘発し、急停止してしまいます。

急停止の場合は、現地に出向き、マニュアル操作での再起動しか受け付けてくれません…

仰角35°まで設定できますが、安全を考慮し、20°にセットしてあります。

本題に戻ります。

結果的に不具合は追尾システムではなく、ネット環境でした。

追尾システムを稼働させるために、下記の順で機器が並んでいます。

Data Logger → iPVbox → ルーター(IODATA)→ NTTさんの光モデム

こうなると怪しいのは、ルーターかモデムのどちらか?

LANケーブルを使い、持参したラップトップPCとルーターの各ポートを有線でつなぎ、IPを覗いたところ、アクセスできませんでした。

不具合原因は、ルーターでした。

モデムとルーター間に4ポートハブをひとつ噛ませ、難を逃れました。

Data Logger → iPVbox → ルーター(IODATA)→ ハブ → NTTさんの光モデム

やっとネットがつながり、遠隔操作が可能になりました!

これで、一安心。

正月休み中に雪が降り、夜な夜な発電設備に出向き、凍える中、コントローラーをマニュアル操作する心配が無くなりました。

よかった、よかった。

「パネルの裏側は、ヒラメの腹みたい、ププっ!」と微笑んでいます…
コメント
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