皆さまは、如何お過ごしでしょうか。
今住んでいる住宅ですが、中古購入し、2017年10月に引っ越しました。
当初から水廻りが大分劣化していたので、重点的にリペアして来ました。
これまでに、雨樋清掃・交換、キッチン・浴室・洗濯機水栓の交換、給湯器~浴室水栓バイパス増設、シンク交換、浴室・側壁・屋根シーリング、生活排水角枡リーク、上水道の漏水、温水洗浄便座交換の順にリペアをして来ました。
で、またもや水廻りに不具合が発生しました。
今回は、寄棟屋根のメンテナンスです。
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屋根瓦の葺き土を保護している漆喰が劣化し、剥がれて来ました。
多分、建物の完成(竣工)以降、屋根瓦のメンテナンスは行われていない感じです。
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漆喰が剥がれると葺き土に直接雨が当たり、葺き土が流れ、必然的に雨漏りを引き起こします。
現状、1階・2階共に天井板が雨染みで輪取っています。
このまま放って置けば、ポタポタ雨漏りも時間の問題かと…
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先ずはマッピー、まだ残っている漆喰の除去を始めました。
本来ならば、漆喰の再生だけで済むハズだったのですが、漆喰が剥がれてから時間が経ち過ぎて、土台の葺き土が殆ど蕩けてしまった状態です。
ですので、葺き土を入手し、葺き土の再生から行う羽目になりました、とほほ…
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葺き土は、土と水の比率を5:1で混ぜています。
霧吹きで水を吹きながら塗りたくりますが、簡単には馴染んでくれません。
素人が見様見真似で行っているDIYなので、中々捗らなくて当たり前。
濡れているうちは、葺き土が貼り付いていますが、乾けば、バリバリにクラックが入り、全く貼り付きません。
グラつきながらも土台が無い限り、漆喰塗りには永遠に移れません。
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勿論、足場は組み立てていないので、先日、四方に組み立てた単管パイプ基礎にロープを縛り付けました。
そのロープにシャックルを通し、安全帯のフックを掛け、作業を行っています。
隅部は、1階の屋根に三脚を立てて作業できるので、安心です。
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塗布に使うステンレスコテは、使い易いようにグラインダーで形を整えました。
基本的にお休みの半日仕事なので、全ての作業を終えるのは、来年の春頃になるような気がしてなりません…