syuの日記・気まま旅

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ひまわり畑と温根湯温泉

2012-11-07 | 気まま旅
旭山動物園からアイヌ語で二セイ(渓谷)に、1921年大町柱月が命名した「層雲峡」の上川町、残念ながら車窓は暗くなっていた。
今日の宿泊「温根湯温泉」に一路向かった。
「層雲峡」は、石狩川が刻んだ大峡谷。高さ200m前後の柱状節理の断崖絶壁が、延々24kmに渡って屹立する。
絶壁を滑り落ちるように滝が流れ、岩肌を彩る紅葉と針葉樹の緑とが鮮やかなコントラストを見せる人気スッポト。
屏風のように岩壁が迫る大函[おおばこ]、並んで落下する「流星・銀河」の滝などで知られている。

宿泊の温根湯温泉は、翌日早朝の、大空町、ひまわり畑の後にする。

今回の北海道の旅コース


「朝日ヶ丘展望台」は、女満別の4kmほど東の、頂上にある。
この朝日ヶ丘展望台からは女満別の町並みや女満別空港のほか、知床連山、藻琴山、雌阿寒岳、網走湖、能取湖などが360度の大パノラマで眺望でき、
朝日ヶ丘公園は周りをひまわり畑に囲まれ、咲き誇るひまわりを楽しむ事もできる。
木製の展望台は眺めはいいが、すぐ横に電線がある為、展望台から写真を撮ると電線を避ける事ができないのが残念である。
新しくできたコンクリート造りの展望台は高台の上ではあるが奥まったところにあるのであまり眺めはよくない。



営業期間 冬期休園 (11月~4月)で、時間 8:00~18:00(9・10月は~17:00)、定休日 なし、 女満別市街から車で約7分



朝日が丘のひまわりは、緑肥用に育てられているもので、種ができないうちに土の中にすきこまれ、満開の時期を迎え、一斉に太陽の方へ顔を向けたひまわりの畑は、見事。
ひまわりの観賞期間はたったの2週間、種をまくタイミングを場所ごとに変え、7月下旬から9月中旬と10月の上旬から中旬にかけて見頃を楽しめるようにしている。
背と大きさは小ぶり。



展望台は、映画監督・黒澤明氏の作品『夢』の舞台になった所。黒澤監督が亡くなったあと、遺族より黒澤監督が愛した馬「夢号」が町に贈られ余生をここ、
大空町の自然のなか過ごしたが、2009年早朝息を引き取ったと云う。

馬名:夢号、誕生:1976年(享年33歳)、種類:アメリカンクウォーターホース(牡馬)、原産国:アメリカ、故黒澤明監督に愛された馬で、
黒澤映画「影武者」(1980年公開)「乱」(1985年公開)で活躍した。





「温根湯温泉」は、北海道北見市留辺蘂町にある温泉。国道39号沿いにあり、無加川の清流をはさんで立ち並ぶ。
「温根湯」の名称は、アイヌ語の「オンネ」(大きな、お湯)に由来する。

有史以前からアイヌが、狩猟の際にこの地に自然に湧出していた温泉を利用していた。
1899年に、本州方面から入植した国沢嘉右衛門、大江與四蔵らによって数軒の温泉旅館が作られ、本格的な温泉地としての道を歩みだしたという。
終戦までは、旧陸軍第七師団の傷病兵の療養地として指定されていたこともある。戦後、1957年に、国道39号線が石北峠を経由する「大雪国道」として開通してからは、
層雲峡と網走国定公園-知床半島-阿寒国立公園を結ぶ道東観光のゴールデンルートとして観光客も多数訪れるようになったが、近年の観光産業の低迷と旧・留辺蘂町の
過疎化などにより往年の賑わいは影を潜めた。
北見温泉(ポン湯温泉)・滝の湯温泉・塩別温泉と合わせて、「源泉100%かけ流しの美白の湯の温泉郷」として、いまは、PRを強化し、道の駅など温泉街の
再開発を通じて温泉地の活性化を、町をあげている。

宿の前を流れる無加川


「常呂川、一級河川」は、延長120 km、水源 三国山 、オホーツク海に流入、(オホーツク海側では最大の河川)サケも遡上する。
鹿ノ子ダムを経由し、上流は森林資源が豊富で、林業や木材加工業が盛んである。中流域の北見盆地には肥沃な土地を生みだし、米・小麦・テンサイ・タマネギなど
多様な作物が作られている。下流の平野でも畑作が盛んである。流域の「無加川」に沿って温泉街がある。



北海道はまだまだ続きます。