日本の山で、どこが良いと聞かれれば「八ツ岳」をあげる。特に「赤岳」の朝日・夕日で、真っ赤に染まった赤岳は世界一と思っている。
山梨県北部と長野県東部に至る大火山群(新潟糸魚川から静岡県の構造線東側)の中央部「八ツ」があり、蓼科山(2530m)・編笠山(2524m)・
硫黄岳(2760m)と2000級の山が聳え、鞍部の夏沢峠以北を北八ヶ岳と呼ばれ、以南を南八ヶ岳と呼んでいる。
南八ヶ岳は、岩峰荒々しいが、北八ヶ岳は、亜高山帯針樹林の穏やかな山容で、最高峰の赤岳が(2899m)。
噴火活動は、100万年以前にさかのぼり、一説では、富士山を越え日本一であったであろうと云われている。
北部の「麦草峠」は、茅野ー佐久の車道が通じ、北東の松原湖から夏沢峠など編笠山ー小渕沢に至る縦走路も出来た。八ヶ岳中信高原は、国定公園区域となっている。

「小淵沢」は、山梨県北巨摩郡小渕沢町、県北西部、八ヶ岳南麓の街、名は、小淵池にちなむ。中央高速小淵沢ICで一般道に、古来から交通の要衝で、
八ヶ岳高原入口である。鉄道も中央本線と小海線の分岐点、武田信玄が信濃攻略に開いた軍用道路が残っている。
観光バスは、清里を目指して登って行ったが、我々左折し「富士見高原」へ、ここは長野県諏訪郡富士見町、県中東部八ヶ岳南西部麓の街、富士山と八ヶ岳の眺望できる町でもある。
別荘のおおい所で、昭和初期から、療養所、文人、政治家などの別荘が点在していた。高原野菜、花の栽培が盛んである。

八ヶ岳連峰の西麓に位置する茅野市原村富士見町からの眺めはまた格別である。
東に八ヶ岳の峰々が連なり、北には北アルプス槍ヶ岳、南を望めば南アルプス甲斐ヶ岳、富士山までと、絶景が広がる。
鹿の池リゾート地は、気品と優雅さに満ち溢れている。富士見高原のゆりの里には500万輪のゆりが咲き誇り、白樺林の中の花が幻想的な美しさを見せていたが
ここも今はやめている様子。

百合の里があったスキー場。


鹿の池の紅葉





カントリーキッチン付近の紅葉、この辺りに石焼パンのおいしい所があって、予約しないと買えない程の人気、
ここを通る時は必ず買うことにしている。

この後蓼科に向かいます。