syuの日記・気まま旅

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オホーツク海と鮭の遡上

2012-11-18 | 気まま旅
オホーツク海・北海道は日本一の水産王国。 わが国は周りを海に囲まれ、魚を食べる民族ということもあり昔から漁業が盛んな国であるが、
その中でも北海道の漁業は突出している。
その水揚げにおいては常に全国の4分の1強を占め、魚種も多くほとんどが全国一のシェアを誇っている。
さらに日本海、太平洋、オホーツク海の3つの海に接っしていることも特色のひとつで、それぞれの海が持つ性質により同じ種類の魚でも漁期等が若干異なっている。
特にオホーツク海は1月中旬から2月いっぱい流氷に覆われることから、漁ができないというハンデがあるが、それゆえの優れた特色を数多く持つ、世界でも希な
“不思議の海”である。

日本のサケが生き残るためにはオホーツク海でどれだけ成長できるかである。オホーツク海エリアにおけるサケの最適水温は、2005 年現在で
は5月、6月に
北海道に接岸しており、7月にオホーツク海に広がります。このことから、現在は北海道のサケがオホーツク海に移動するのに最も適した時期であるということが分かった。
2050 年になると、このエリアの水温が上昇して、7月の水温が13 度以上になってしまい、2095 年になると、さらに水温が上昇すること。サケと温暖化は=であるようだ。







海を長い期間外遊してきた鮭は遡上する川の河口で4日ほど過ごし、海水で慣れた体を川の水に慣れるようにする。
ある時を期して一気に川を登っていく。その間にパートナーを見つけて、産卵をして死を迎えます。

世界遺産・知床へと続く国道334号線を横切って流れる遠音別川。近くの河口では、釣り客の姿も。川面に目をやると、黒い魚影がいくつも見え。どうやら鮭。






河口から200mほどのところには何故か堰が造られていてサケ・マスの遡上を阻んでいる。
堰を越えられず流れに押し戻されている。
堰を越えたものは美味しくないとか?。





途中から流れが2つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれる。 滝の中ほどの高さまで階段で上がることができ、なかなか迫力がある。
また、滝の上にある展望台からはオホーツク海や知床連山を遠望することができ、特に流氷の季節は絶好、見渡す限りの白い海原が感動的。 「日本の滝100選」にも選ばれている。






次回はいよいよ知床旅情です。