山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ナンバンギセル(南蛮煙管)

2021-10-03 17:29:38 | 双子葉合弁花

一年草の寄生植物で、ススキやミョウガなどの単子葉植物の根に

寄生します。全体に無毛で茎は地上に出ず、鱗片状の葉のわきから

15~20cmの花柄を直立させて、先端に淡紫色で大型の花を横向きに

付けます。和名はキセルに似た花の形によるものです。

「道の辺の雄花が下の思ひ草 いまさらさらに何をか思はむ(万葉集)

古くは「思い草」と呼ばれていたようですね。

<ハマウツボ科 ナンバンギセル属 一年草>

コメント
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