山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

貴船山(京都北山)山歩き

2008-10-12 19:38:40 | 登山記録
今日は3連休の中日、京都北山の貴船山を歩いてきました。貴船山は牛若丸や天狗でお馴染みの
鞍馬山の隣にある山です。今回のコースは、叡山電鉄二ノ瀬駅→夜泣き峠→二の瀬ユリ→貴船山山頂→
滝谷峠→奥貴船橋→貴船神社→叡山電鉄貴船口駅というコース。メンバーは私&女房の2名です。

二ノ瀬登山口「京都一周トレイル 京都北山」の標識      ↓ 何やら恐ろしげな看板


夜泣き峠への登りは薄暗い北山杉の中を登って行きます。       やがて現れる広葉樹林。


びっしりとキノコが生えているクヌギの古木です。       クヌギ・ブナ・ミズナラなどの混じった雑木林


再び北山杉の植林帯になる夜泣き峠手前の山道         夜泣き峠につきました。


夜泣き峠から貴船山山頂までの道は、二ノ瀬ユリと呼ばれています。ここで言うユリはどうも意味が判りません。



北山杉に囲まれた薄暗い山道、これが北山らしさなんです。     上を見上げるとこんな感じになります。


貴船山山頂  やや貧相な標識、行先を示す道標は設置されていないので、地図とコンパスでの確認が必要です。


貴船山山頂から滝谷峠への道、ほんのりと紅葉していました。


クヌギ・ブナ・ミズナラなどの入り混じった少し明るい雑木林、少しの間重苦しさから解放されます。


滝谷峠、ここから滝谷の沢沿いに下ります。          沢沿いの道は間伐された倒木でいっぱい


ホソバコンギク?(あまり自信ありません)           テンナンショウの仲間


アキチョウジ                             ベニバナボロギク これもひどい名前を付けられていますね。


貴船神社奥宮に到着                         御神木、相生の杉
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6 コメント

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Unknown (指月山)
2008-10-13 22:35:46
やまぼうしさん、今晩は
今回はお二人だけで楽しまれたのですね。
貴船山、名前に反してかなり荒れ模様の雰囲気ですね、
それにかなり静かそう(寂しそう)ですね。
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北山の魅力 (やまぼうし)
2008-10-14 21:29:38
指月山さん 今晩わ
京都北山は北山杉の産地のため、登山道の両側は北山杉が所狭しと真っ直ぐに伸びています。そのため自然林と比べると薄暗く、陰鬱な印象がありますが、日本三大美林の一つに挙げられている様に、よく手入れされた植林には、それなりの人工美があります。これがやっぱり北山の特徴と魅力ですね。
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貴船山 (ラヴィー)
2008-10-16 00:17:40
山形にも金山杉という銘木?があります。

写真の北山杉、さすが美林ですね

近年木材価格の低迷で日本の林業が衰退の一途を辿っています。

金山杉も然り、この北山杉のように、林業は100年、200年いやそれ以上に長い目で手入れをし続けて、初めて商品価値が出てきます。

やはり銘木といわれるようなものを育てていくには、林業に対し、時代に左右されないそれなりの不動の哲学を持って然りのような気がします。

昨今の2代続けての総理大臣職の放棄、株価暴落云々の経済情勢などこの時代の混乱を北山杉などはいったいどのように見ているのでしょうか

私も時々近くの野山を歩き、ひたむきな自然の姿に浸かっ時、ついそのようなはかない人間社会の移ろいと比較してしまいます。

野山を夫婦で歩いたり、草花を観察したり、この何事も性急過ぎる世の中にあって、やまぼうし様の穏やかな人柄や生き方が表れているようです
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北山杉 (やまぼうし)
2008-10-16 07:07:35
ラヴィーさん お早うございます
都が奈良から京都へ移されたのは西暦794年ですから今から数えますと1214年前のことです。
この時、京都御所などの建築に既に北山杉が切り出されていたという記録が残っています。
林業は自分が植林した木を自分の代で伐ることのできない息の長い仕事です。
北山杉は美しいと思いますが、それを一層美しくしているのは、代々の山職人たちが人が自分の子や孫を可愛がるようにこの杉に寄せた愛情だと思います。
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奥さんばっかりで旦那さんが写ってない (ホシノトモカズ)
2008-10-19 09:45:34
こんちは、やまぼうしさん。見事なブログです。こんな趣味があるとはビックリ。職業を間違えて無いかと感じますぼどです。
健康にも大いに貢献しますし、自然を残す大切さを感じます。
引き続き、京都の素晴らしさを紹介してください。
でも普通は、ご夫婦での写真が載るとかなんですが、ここではなんでか奥様だけですね。ご主人の主審で紹介してください
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Unknown (やまぼうし)
2008-10-19 23:17:02
ホシノトモカズ様 コメント有難うございます
自分の目を通した山や自然の美しさ、またそれらとの触れ合いの素晴らしさを多くの人たちに
知ってもらいたくてこのブログを始めました。環境保護が叫ばれる今日この頃ですが、何も出来ないと
一人一人が手をこまねいていてはどうにもなりません。私の記事を読んで頂いた方の中で
自然への関心が少しでも高まれば少しは役立つのではないかとも思います。
今回の山行記事で私の写真は掲載しませんでしたが、次回の山行きの時には掲載する様に心がけます
今後ともよろしく
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