四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

素晴しい交流

2016年11月11日 20時29分15秒 | お出かけ
11月の最初の週は文化の日を含め、ここ横須賀でも各地でイベントがあり細君とともに出かけてきました。

3日の文化の日は県立観音崎公園を中心に「観音崎フェスタ」が行われました。当日はメイン会場で
Cupitron(キュピトロン)のアイドルユニットのショーをはじめ、浦賀民踊同好会、鴨居小学校(ソーラン踊り)、
閃光ロードショー等々盛り沢山のショーが行われていました。

私たちは浜辺で行われたイベントのひとつ「ガリバーブーツ投げ大会」に、二人で参加しました。
思いのほかブーツが重く、かつ掴みにくさもあり思ったほど飛ばず平凡な距離でした。
細君は女性としては飛球距離も出て上位の位置を占めていました。
ガリバー旅行記で有名なガリバーが上陸した場所が、観音崎であった事が実証されていることから、
ガリバーにちなんだイベントもここでは結構催されています。

さらに公園の近くにある「横須賀美術館」も文化の日とのことで、フェスタに合わせて無料公開になりました。
この日は「新宮 晋の宇宙船」と題する企画展もあり、美術館前の「海の広場」では、風で動く21点の
彫刻群を設置されていました。これらは、新宮が2000年6月から1年半にわたり、それぞれ自然環境の
まったく異なる地球上の6箇所で行ったインスタレーション「ウインドキャラバン」で用いられた
作品とのことでした。

新宮晋は、風や水の流れなどを受けてユニークな動きをみせる屋外彫刻でひろく知られるアーティストとのこと。
「雲の記憶」「オーロラ」「空のこだま」などの作品には、ゆったりとした時の流れも感じられ、
見るだけで癒される不思議な体験をしました。このような彫刻もあるんだと改めて感じました。



5~6日の週末はどぶ板通りでの「どぶ板バザール」と、三笠公園で「よこすか産業まつり」が行われました。
どぶ板バザールは他のバザールとは異なり、出店のユニークさと品数の多さもあり楽しみにしておりましたが、
今回は出店も少なくなんとなく活気に欠け少し寂しく感じました。

一方、「よこすか産業まつり」は参加企業も、お店も年々増え活気に満ちている印象がありました。
なお、日産自動車から新たに発表されたハイブリット車、ノートが展示され多くの見学者が群がっていました。
一気に電気自動車に進んだ日産が、国内市場の状況に合わせ投入したハイブリット車は、多くの日産フアンに
とって強い関心を呼んだことの証明かもしれません。細君もこの車がいいとしきりに言っていました。

また、野外ステージで行われた米海軍第7艦隊音楽隊のジャズ演奏は圧巻で彼らの音楽レベルの高さと、
地域住民との交流を深めようとの配慮が随所に感じられ、心地よいひと時を過ごすことができました。
なお、女性隊員が日本語で歌った「津軽海峡冬景色」はボーカルの素晴しさもあり、会場から万雷の拍手を
浴びていました。本国の選挙戦での品格のなさを補って余りある、素晴しい交流と改めて感じました。

公園の片隅、北風の中に花開く冬桜が寒そうに震えていました。久しぶりに俳句を詠ってみました。
☆先駆けと咲くには険し 冬桜
☆冬枯れに一輪咲くや冬桜
☆木枯らしに震える桜 我に似て
コメント
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