四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

修善寺温泉へ

2017年09月30日 09時26分26秒 | お出かけ
秋彼岸過ぎのこの時期。曼殊沙華の開花の便りと共に、気候も良くなったとのことで旅へのいざないがあります。

今回は、三男の海外旅行の際、ワンちゃんを10日ばかり預かったことへのお礼とのことで、 修善寺のホテルを
予約してくれましたので、細君共々甘えて行って参りました。

行きのルートは、距離と渋滞状況を優先してネットで調べ、山伏峠を通る県道をたどりました。渋滞はないものの
正に峠道の繰り返しで、一台の車も通らず、本当に辿り着けるのかとの不安の連続でした。
車のナビも途中からダンマリとなり、細君もヤキモキしており、なんとか修善寺についたときは私も、
ホットするとともに一気に疲れが出ました。

たどり着いた、そのホテルは「伊豆マリオットホテル修善寺」でしたが、今年の八月に開業したばかりの
落ち着いた雰囲気の、綺麗で素敵なホテルでした。
また、ホテルのスタッフはどなたも控えめながら、フレンドリーでおもてなしの心が感じられ、
心地よいホテルライフをサポートしてくれました。



富士山や天城連山を望む好ロケーションで、広大なエリアの中、施設のしつらいも伊豆の森をイメージした
モチーフが随所に施され、リゾートとしての心地良さが溢れていました。

グランドオープン記念のウエルカムドリンク「静岡茶モヒート」をはじめ、地場の鮮魚や山の幸を使ったお料理と、
日本百名湯の1つでもあります「修善寺温泉」を心行くまで楽しむことが出来ました。



特に、温泉と一体に作られた水着ゾーンも本格的に泳ぐには物足りないものの、親子ずれには嬉しい施設と感じました。
なお、帰路は修善寺道路、伊豆中央道を経由し途中「酪農王国オラッチェ」へ寄って帰りました。

 そんな折々に即興で詠んだ短歌を掲載いたします。
    ☆ 幾峠越えて訪ねし修善寺よ 来し来し方に似る山坂思う
    ☆ 修善寺のいで湯の宿はほのぼのと 妻との歩み温く浮かびし
    ☆ 湯の宿の心を込めたもてなしに 人の絆の源を知る
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曼殊沙華の群生

2017年09月20日 20時13分58秒 | 日々の歩み
毎年、彼岸入りのこの時期になると曼殊沙華の開花の便りが方々から届けられます。

中でも、日高市内を流れる清流、高麗川(こまがわ)の畔の巾着田、
そして埼玉県幸手市の県営権現堂公園の約350万本と言われる曼殊沙華。
真っ赤なじゅうたんを敷き詰めたような光景が目に浮かびます。



あまり知られていませんが、ここ横須賀近隣でも、観音崎公園「花の広場」の曼殊沙華、
城ヶ島灯台付近の曼殊沙華、そして馬門山海軍墓地の沿道の曼殊沙華等々。
数は少ないものの趣のある群生が目を楽しませてくれます。

そんな光景と、晩夏の花を求めて細君と共に散歩を兼ねて巡ってみました。







そんな折々に即興で詠んだ短歌を掲載いたします。


  ☆曼殊沙華 季節(とき)の移ろい身に刻み 荒れ野の果てに密やかに咲く
  ☆緋ともえて何を誘うや曼殊沙華 揚羽の蝶は惑うがに舞う
  ☆相思花の名には遠いか曼殊沙華 彼岸への道 妖しく照らす

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長月に

2017年09月12日 20時17分21秒 | 日々の歩み
長月になって早初旬も経過し、中旬となりました。歳月の流れの速さにいまさらながら驚いています。



今年、私の住む地域の自治会で、当番として廻ってきた役員、総務部長という役割を仰せつかりました。
自治会前半の最大行事、夏祭りは企画段階から実行委員として関わり、実行委員会の組織化、
居住者への寄付の依頼、段取り、業者さんへのご案内等々をはじめ、言わば「縁の下の力持ち」の
役割に徹して、約二か月間にわたって文字通り駆け抜けて参りました。

祭りのフィナーレとも言える盆踊り、抽選会は例年になく参加者も多く盛り上がりました。
また盆踊りの輪の外に設けた80席弱の野外「宴会席」も、祭りの間中満杯に埋まり、
この地を育っていった若者たちも今宵は戻ってきて、久しぶりに会った幼馴染との旧交を温める
社交場となっていました。そんな中で、かつて私自身が地域の少年野球の監督として接した子供たちが、
いっぱしの青年となり、わが子と共に訪れてくれ、挨拶をしてくれたことにはちょっぴり感動ものでした。

最近も細君と共に週二回のスイミングと、観音崎公園等周辺の公園、遊歩道等への散歩を続けています。
散歩の折々に道野辺に咲く夏の花々を、デジイチでスケッチしてきましたが、そんな写真のいくつかを
掲載したいと思います。







 上の写真 昼間の酔芙蓉

 下の写真 夕刻 淡紅に染まり始めた酔芙蓉
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圧倒的な横浜の夜景

2017年09月03日 12時48分04秒 | 日々の歩み
過日、ウイークデーの勤務のない日に、横浜スカイガーデンに細君共々行って参りました。



スカイガーデンの入場券は、たまたま細君が入手し、使用期限も迫っていたこともあり
天候も良かったことから出かけました。



69階展望フロア、スカイガーデンは久しぶりですので、夜景を見ようとのことで、
日没までの時間を横浜の街を観光しました。





横浜の名所をチョイスし回る、観光バス「赤いくつ」に乗り込み、普段はあまり眺めることの
少ない、神奈川県庁(キングの塔)、横浜税関(クイーンの塔)、横浜市開港記念会館(ジャックの塔)、
横浜中華街、港の見える丘公園、横浜マリンタワー、山下公園、横浜港大さん橋国際客船ターミナルを
見ることが出来ました。
特に、「横浜三塔物語」と言われる、キングの塔、クイーンの塔、ジャックの塔をそれぞれ眺めることができ、
ちょっぴり感動しました。



夕闇も迫るころ、みなとみらいに戻り、横浜コスモワールドの見えるレストランで和食を中心とした
夕食をとりスカイガーデンに上りました。



地上273mの高さから、360度で眺める「みなとみらい」の夜景。夕暮れから刻々と表情を変える街並みと、
それを縁取る灯りの彩どり。灯りが引き寄せるさらに深い漆黒の闇。それぞれの灯りの下に繰り返される
人々の営みと物語。そんな思いを感じながら、拙いデジイチで夜景のスケッチをしてみました。
高価なカメラを抱えた撮影集団がベストビューポイントを占有していましたが、その脇から恐る恐る
撮影しました。







夜景の一角にひと際輝く「横浜スタジアム」がありましたが、後でニュースをみると、撮影時が
広島カープの鈴木誠也選手がライトへの大飛球をジャンプし、補給したファインプレーの後足首を
骨折した時間とほぼ重なり、その偶然に驚きました。

闇海を背景に圧倒するように迫ってくるまさに「100万ドル」の夜景を、細君共々久しぶりに堪能した
ひと時となりました。


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