四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

令和元年「ローズフェスタ」へ 

2019年05月26日 10時44分51秒 | お出かけ
先々週も訪ねた横須賀ヴェルニー公園で開催されている「ローズフェスタ」に、
細君共々行って参りました。

薔薇は既に旬の時期を過ぎ、大半は散り時を迎えていましたが、それでも咲き残る花を
愛でながらデジイチ・スケッチを行ってきました。

当日の主なイベントは「バラの音楽祭」「よこすかパンまつり」「公園ガイド」等でした。
また、季節の草花やバラ苗、バラグッズ等の販売も行われていました。

いまだ咲き残る、プリンセスミチコ、シャルルドゥゴール、希望、ルージュメイアン等の
デジイチ・スケッチを行いながら、園内を散策しました。



また、パンまつりのブースには、葉山ステーション等で細君がひいきにしている
「ブレドール葉山」さんも出店していて、さっそく栗丸ごとの餡が入ったアンパン等を含めて、
何種類かのパンを買い求めました。前回は長い行列の為買うことを諦めましたが、
今回は早めの時間の為買うことが出来ました。

また、横須賀総合高校吹奏楽部の演奏とダンスを始めとした「バラの音楽祭」も、
五月晴の空の下、薔薇の香りに包まれながら、素敵なライブでした。

折からの真夏日と言う暑さの中、薔薇の状況には寂しさはありましたが、
祭りにふさわしい楽しいひと時でした。



前に訪れた際、そして今回のローズフェスタの「五月の薔薇」に寄せて、
即興の短歌を詠んでみました。

 ☆人手にて作出されし薔薇なれど 神々の手も深く鎮もる
 ☆ああ薔薇よ華やぐいのちそのままに 皐月のそらに光放てり
 ☆かの日々に儚き命と詠われし 薔薇はいずこか 満つる華やぎ
 ☆蒼き薔薇ブルーライトの華やぎに ハマの夕映え重ね想うも
 ☆穢れさえ洗い流すかマダムサチ 白き大輪笑むがにひらく
 ☆希望なる名を賜るや薔薇の群れ 深紅の底に淡き黄の色 
 ☆薔薇園に群れなし集う若きらに 令和のひかり燦燦として
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五月の薔薇 ヴェルニー公園

2019年05月15日 20時14分13秒 | 日々の歩み
令和元年が始まった五月。過日、細君と「五月の薔薇」を求めてヴェルニー公園に
立ち寄ってみました。まもなく「ローズフェスタ」も予定されているようですが、
園内の薔薇は既に満開の状況になっていました。



今回は他の訪問地の帰りに、ついでに立ち寄った為デジイチのカメラのレンズは
マクロ系しか用意がなかった為、背景をぼかして薔薇を強調する写真は取れませんでした。
なお、公園では、フランスの品種を中心とした130種類・約2,000株のバラが、
旬の花時を迎え艶やかに咲き競っていました。





正に「ああ五月の薔薇よ!」の台詞そのままの情景が、そこかしこにあふれていました。
この台詞はウイリアム・シェークスピアの戯曲「ハムレット」で唄われ、あまりにも有名ですが…。
ここで唄われた薔薇は、はかない命の象徴として登場しています。しかし、園内に咲く薔薇は、
あふれるばかりの生気を放ち、命の賛歌を奏でているかに見えました。





横須賀ヴェルニー公園について少し触れますと…。 この公園は、平成13年にフランス式庭園様式を
取り入れ、再整備が行われました。園内には、フランス人技師ヴェルニーと、幕末の勘定奉行、
小栗上野介忠順の胸像や、広場を囲みフランス式花壇や噴水、洋風あずまやなどが設けられ、
海辺のボードウォークとの絶妙なコントラストを成し、素敵なバラ園を演出しています。





また、この公園にはプリンセスミチコ、ゴールドバニー、シャルルドゥゴール、ピース(平和)、
希望と言ったメジャーな薔薇と共に、 日本の伝統的な色調と趣を持つ「禅」という名の希少品種も
あります。さらに「ローズ横浜」、「鎌倉」と言った神奈川県にちなんだローカル品種もあり、
薔薇園としても見ごたえがあります。これらの薔薇に魅せられて夢中でシャッターを
押し続けてしまいました。







細君には撮影の合間、置いてけぼりの状況にしてしまい、本人は何も言いませんでしたが
反省しきりです。未だ一つのことに集中すると他を省みれない未熟者の域を出ていない私ですが…。
このほか、横須賀市の姉妹都市となっているフランスのブレスト市があるブルターニュ地方の明るく、
活気ある港町のイメージのカフェレストラン・コルセールもあります。







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久しぶりの鎌倉散策

2019年05月11日 13時32分38秒 | お出かけ
令和元年五月一日を挟む10連休も終わり、久しぶりに勤務に復帰しました。
意識はしなかったものの、連休に子供や孫たちとの交流で外に出る機会も多かった故でしょうか
「かなり日焼けしたね!」が、職場の仲間たちからの第一声でした。長い休み明けに元気で
仕事に就けたことを喜びたいと思います。

連休中の桁違いの混雑から敬遠していた鎌倉を、連休明けに細君と共に訪ねてみました。
先ずは小町通に出てみましたが、以前来た時に比べ店舗の様変わりが目につきました。



また電線の地中化と相まって、街並みが妙にすっきりとしていました。ただ鎌倉らしい
佇まいを残していたお店の、何軒かが無くなり寂しい印象もありました。代表的な観光地
でもある鎌倉のお店の変遷は、テナント料等々やむを得ない事情はあるでしょうが、
どこの観光地も同じような風貌になっていくことを残念に感じます。





それでも散策をかねて、鎌倉の風情を残すお店を訪ねまわり、小物等を購入してきました。
特に日ごろ使うお箸やしゃもじ等は、観光地にしては珍しくリーズナブルでしかも、
しっかりした品質のものが揃っていたと感じました。



鎌倉にくるとランチは「将元」さんと決めていますが、ここは京都の「おばんざい」を
彷彿とさせる家庭料理です。旬の食材を生かした丁寧な料理で、味はサラダから始まって
メインデッシュ、お味噌汁まで絶品と感じています。値段もリーズナブルでお店の心意気を
感じます。お茶碗に備前焼が使われており、店主の食に対する深いこだわりを感じます。





食事のあと、小町通から、JR線路を越えてレ・ザンジュ鎌倉本店に向かい細君の大好きな
ケーキを買い求めました。

このレ・ザンジュは鎌倉の姉妹都市である南仏ニースの別荘をテーマに開店したとのことで、
ケーキの美味しさもさることながら、建物の佇まいや喫茶室のしつらえが素敵な店です。

さらに御成通りに向かいました。

この通りは小町通とは趣を異にして、古き良き時代の鎌倉の
イメージを未だに残しております。混雑もそれほどでなくゆったりとした散策には適していると
感じました。かつてよく通った骨董屋さんのシャッターが下りており、少し寂しくなりました。
そんなこんなで、久しぶりの鎌倉を堪能してきました。


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家族全員集合 10連休

2019年05月05日 14時39分24秒 | 日々の歩み
令和元年五月一日を挟む10連休も、ようやく今日を含めて二日を残すほどになりました。
連休の前半に我が家の三人の息子たちと、その家族を含めて全員集合となりました。
正月以外には、一堂に会して集まることが少ないのですが、今回は次男の延び延びに
なっていた結婚式の打合せもあり、全員の集合となりました。

次男は既に数年前に、両家の顔合わせと入籍を済ませておりますが、二人とも忙しい仕事もあり
結婚式を先延ばしにしてきました。昨年次男の昇進もあり少し時間的にもゆとりが出てきたこともあり、
またお嫁さんのお母様から「娘のウェディングドレスをまとう姿を見たい」との密かな願いもあり、
令和元年のジューンブライド挙式の運びとなりました。

私達夫婦も含めて、既にいくつか下見した会場の中から、地の利、内容、予算、スタッフの
姿勢等々から三浦半島の海沿いのホテルでの挙式を選定しました。内容的には規模を広げないで
家族婚としました。

そんな前提で、式場となるホテルとホールを兄弟全員で見学しました。当日は予約なしで
行ったにも関わらず、担当のスタッフさんに丁寧に説明頂き恐縮した次第です。
折からの五月晴れの下、東京湾の群青の海も会場から眺められ、兄弟たちは素敵な
会場との印象を持ったようでした。

連休の中盤には「どぶ板バザール」へ細君と共に行ってきました。観光客も含めて
人出の多さに圧倒されましたが、出店は業者さんがメインで、例年に比べ質、量と共に
低調との印象でした。

しかし、ネービーバーガー等のお店は、どこも長蛇の列で、30分待ちを越えている状況でした。
私たちはバザールのお店廻りは早々に切り上げ、横須賀中央の商店街に逃れました。

連休後半は「横須賀しょうぶ園」の藤を見に行ってきました。このしょうぶ園は412種、
14万株の花しょうぶは有名ですが…、藤の園としても有名です。



紫の藤は既に満開ときを過ぎ、散り時を迎えており、白藤は未だつぼみの状態でした。
それでも連休中とのこともあり、園内は多くの人で溢れていました。



園内は藤のほかにカスミソウ、オオデマリ、ボタン、ウコンの桜も咲き競い、さながら
「花の園」を演出していました。



なお、この連休中、イベントへの参加の合間を縫って、細君と共に佐島等の温水プールにへ
3回ほど出掛け、それぞれ1,600~1,800mほど泳ぎ、身体と気分のリフレッシュを図りました。
泳いだ後の達成感と、清々しさにはいつも格別のものがあります。
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