四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

東銀座に

2023年01月29日 15時27分10秒 | お出かけ
 過日、一昨年まで勤務していた職場の同僚からお誘いを受け、東銀座まで出かけて
きました。要件は二つあり、一つはかつて同僚たちと食事に行っていた和風レストランが、
この一月末に閉店となるため、お別れ会を催すことでした。この店は店長を始めスタッフに
食事の際はもとより、色々なイベントの際に、何かとお世話になり、忘れがたいお店でした。
特に前の店長には、私が一昨年退職する際のお別れ会でのケーキのメッセージプレート等の
心遣いや、贈り物等を賜り感激したものでした。

 もう一つは、その後入ったメンバーとの顔合わせを兼ねた業務の引継ぎ上の相談に乗る
事でした。引継ぎは一昨年済ませていますが、その後発生した新規の問題等に対応する
ためのものでした。
 私は、一昨年の三月にリタイヤした以降は、仕事には就いていませんでしたが、
その職場のメンバーとはメール等で情報交換等を行い交流を続けておりました。
従って、その後の業務の経緯はホームページ等を介して把握していましたが、
久しぶりに職場の雰囲気に触れ、新鮮な思いになりました。

 折角、東銀座に向いましたので、歌舞伎座や、築地場外市場へも散策を兼ねて足を
延ばしてみました。

築地場外市場は時間外の事もあり、かつての蒸せるような賑わいは感じられません
でしたが、豊洲に市場が移ってからも、商売をしっかり継続する築地の皆さんの
心意気は、きれいに整えられたお店のたたずまいからも感じることが出来ました。

 また、和風レストランでのお別れ会では、新店長の心遣い等も頂き久し振りに
美味しい料理と、適切に温度管理のされたビール、さらに吟醸酒にメンバー共々
舌鼓を打ちました。

 貝料理がメインのレストランですが、板前さんたちの料理に注ぐ心意気が
感じられる、それぞれの料理に改めて、涙ぐむほどの感動を誘われました。
特に、味付けが難しいと言われる姫サザエの料理は絶品でした。

このような、客対応も良く、良心的で、味も一流のレストランが閉店を余儀なく
される時世に改めて憤りを感じました。

コメント (6)
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「口語短歌・水曜サロンの会」(その68)

2023年01月25日 05時16分38秒 | 短歌

「口語短歌・水曜サロンの会」(その68)   短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 今年も楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。


 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し、鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見等をお寄せ頂ければ幸いです。

【サロンの運営について】
 運営等につきましては、末尾に記させて頂きますので宜しくお願い致します。



     「咲き初める 河津桜」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」

【詞書】2023年1月8日BSBHK「もういいかい、小椋佳ファイナル」をやっていました。
    彼は御存じのように「シクラメンのかほり」(歌:布施明)「俺たちの旅」
    (歌:中村雅俊)「愛燦燦」(歌:美空ひばり)等2000曲以上の作詞を手掛け、
    作曲、歌手活動と多士済々に活躍されて来ました。
    彼はこのレコーディングを最後に引退するそうです。小椋佳氏は1944年生まれと
    私にも年齢が近く彼の作詞を学び直し、ライフワークで週1回程度研究を続けて
    行きたいと思っています。口語短歌は作詞をヒントに詠んでみました。
☆年老いて体力の衰え残酷で 誰もが通る喜寿の坂道
   註)「小椋佳ファイナル・開幕の歌」
☆人生は過去と未来が交差して 不思議さと嬉しさを味わう
   註)「愛燦々」
☆青春は痛すぎるほど儚くて たどりつけなく続いているも
   註)「俺たちの旅」
                         浅間山明鏡止水さん

【解説】
 小椋佳氏は「もういいかい」で、「この国はいい加減が大事、神と仏とキリストないまぜ、
 平等理念に背く憲法、信頼する政治家には会わずじまい」と歌っていますが、かなり本質を
 撞いていますね。
 かつて「詩人の感性はものの本質をズバリと看破する」と、このブログでも申しあげた記憶が
 ありますが、彼の歌詞には小気味の良いほど本質を撞いた表現が見られます。
 そんな彼の詞には、私たちも学んで参りたいと思っています。
 三首目の「青春は痛すぎるほど儚くて」は良い表現と思います。仙台育英・須江航監督の
 「青春って、すごく密なので」との心に刺さる言葉もありますが、瞬く間の季節ですが、
 青春は儚くも、それだけ密度の濃い日々であったと思っています。
 一首目の歌、「衰え残酷」を見つめつつ、なお抗って歌ってみましたが・・・。
【ご参考】
★誰しもが通る喜寿の坂道を 老いる己(おのれ)を見つめ極めん


【詞書】ワンカップ酒
☆ポケットをまさぐったら
 ワンコイン
 ワンカップじゃ酔(ゑ)ひ泣きもできねえ

                         自閑(jikan314)さん
【短歌説明】自閑(jikan314)さんご自身の説明です。
 万葉集巻第三の大伴旅人の歌に
 大宰帥大伴卿讃酒歌十三首
  賢しみと物言ふよりは酒飲みて酔(ゑ)ひ泣きするし勝りたるらし
  世間の遊びの道に楽しきは酔ひ泣きするにあるべくあるらし
  黙居りて賢しらするは酒飲みて酔ひ泣きするになほしかずけり
 というものがあり、本歌取りをしました。
 本歌取りなので、「酔(ゑ)ひ泣き」と現代語表記ではないのは、御容赦願います。
【投稿外コメント】自閑(jikan314)さんご自身のコメントです。
 明けましておめでとうございます🎍
 正月の和歌を紹介します。
  はつ春のはつねの今日の玉菷手にとるからにゆらぐ玉の緒
                        (新古今集、万葉集)
 正倉院には、大伴家持がこの歌を詠んだ、孝謙天皇が養蚕の為に賜った玉箒
 (子日目利箒)が模造されております。
 新古今では、よみ人知らずとなっておりますが、古今和歌六帖からの撰歌
 だからです。
  正月(むつき)立つ春の初めにかくしつつ相し笑みてば時じけめやも
                             (万葉集)
 お互い共に正月には笑い合うのが一番ですね。大伴家持の歌です。
  千歳までかぎれる松もけふよりは君にひかれて万代やへむ
 壬生忠岑で公任三十六人撰や和漢朗詠集にも撰ばれた子の日の歌です。
  明日からは若菜摘まむとしめし野に昨日も今日も雪は降りつつ
                        (新古今集、万葉集)
 山部赤人の歌です。七草粥は、遥か昔からの行事ですね😃
  若葉指す野辺の小松を引き連れて元の岩根を祈る今日かな  (玉鬘)
  小松原末の齢に引かれてや野辺の若菜も年を摘むべき    (源氏)
 源氏物語若菜の題名となった和歌です。
  新しき年の初めの初春の今日降る雪のいや重け吉事    (万葉集)
 大伴家持が、天平宝字三年一月一日が立春と重なったと解されております。
 元旦からもう22日も過ぎてとは、思われたかと?和歌や俳句は、旧暦が
 基本で、22日は、旧正月です🎍ローマ教皇グレゴリオ13世が決めた
 元旦で、歌は詠めないと言う天邪鬼ですね😁

【解説】
 大伴旅人の「酒を讃むるの歌」十三首からの本歌取りは、ユーモアと少しの
 哀感と交えて見事に詠われていますね。
 旅人は、60歳を過ぎて、九州の大宰府に左遷されましたが、その悔しさや、
 寂しさをお酒で紛らわせつつ、男泣きに泣いた事もあまたあったことと
 思います。そんな状況を歌に紡いだのでしょうが、いずれも高い完成度と
 心に響く歌に感動を誘われます。
 三首目は「黙って賢そうにみせるよりも酒を飲んで、酔っ払い
      泣くことにはやはり及ばないよ」・・・と、
 自身に言い聞かせるように詠う旅人が、まなかいに浮かびます。
 なお、新年を寿ぐ歌を紹介頂きありがとうございました。「水曜サロン」に集う
 皆さんの学びにもなりますので、次回に【サロン参加者からのコメント】欄に
 掲載させて頂きたく宜しくお願い致します。



     「侘び助」

【詞書】凍えて声も出ない程の戦地で未だに多くの方々が喘いでいることを
    想像すると堪らないですね。此中でもロシアの国から「ごめんなさい」を
    発信!! 涙が出ました。心あるロシアの方々や世界の声はどうしても
    届かないのでしょうか?余りに酷い戦いと思われてなりません。
☆運命(さだめ)とは 
  決められたもの?
    決めるもの
      戦地で散るは 余りにあわれ

【詞書】それでも季節になると 美しい花は咲くのですね?
    今年久しぶりにクロも一緒に初詣に行き、健康祈願してきました。
    地元の神社ですが、珍しい、鳥居をくぐりかなりの階段を降りて本堂が
    あります。
☆初詣 階段降りて 本殿へ
     クロも一緒の健康祈願

                         クロママ(pdk11433)さん

【解説】
 おっしゃる通りですね。酷寒の地でロシアに理不尽に侵略され、蹂躙される
 ウクライナの民の立場に立つと、たまらない日々と思います。
 国家の指導者が外交を無視し、違法な暴力に打って出た事態を一刻も早く
 国際的な外交努力で止めさせなければと思っています。その先頭に日本政府も
 立つべきと思っていますが・・・、それを促す声を私たちも上げていきたいと
 思っています。たとえ小さな声でも。
 一首目はクロママさんの、そんな痛切な思いが籠った歌と思います。戦地に散る
 兵士の、又ゆえなく攻撃され命を落とす多くの民の無念を胸に刻みたいと思います。
 二首目も、我が子同様のクロちゃんとの初詣の様子が微笑ましく詠まれ、共感を
 呼びます。明るい良い歌と思います。


【詞書】千葉県に住み東京勤めの男孫が待ちに待ったひ孫とお嫁さんともども
    帰阪したときの歌です。たった一泊、いつの間にか身についた標準語で
    嵐のように帰って行きました。
☆たまさかの帰省の孫はそそくさと東京言葉で
               はや帰りたり
☆あらたまの卯年の予定を書き込みて各駅停車の
                旅の始まり
☆白梅(うめ)一輪 みあげる女(ひと)の
      後ろ手にうすき影のぶ風の冷たさ

                         夕庵さん

【解説】
 千葉、神奈川は勤務地も含めて東京圏になりますが「標準語」は業務の関係で
 身につけられたことと思います。ひ孫さんを連れてのお孫さんの帰省はさぞかし
 嬉しかったことと思います。「そそくさ」と帰る事への一抹の寂しさもあったことと
 思いますが、一方で一家を背負う逞しさと、頼もしさも感じられたことと思います。
 そんな想いが一首目から感じられます。
 三首目の「うすき影のぶ風の冷たさ」の下の句がいいですね。北風の吹く薄日の
 中で、ほころぶ梅の一輪を見つめる女性の横顔がありありと浮かびます。叙景にも
 優れた歌と考えます。


☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
【詞書】引き続き「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆海を背に水仙仄かに咲き匂う 潮騒に負けぬ 凛々しさを秘め
                         ポエット・M
★憂ひつつ春の観音崎に来て日差しを受けるわれは水仙
  註)私のハンドルネームを入れて現在の心境を詠った歌を返歌させて頂きました。
                         水仙さん
★ひややかな水仙匂う風の道 やさしくなりて見舞う 弟よ
  註)体調を崩した弟のお見舞いに行くときの心情です。
                         夕庵さん

☆新たなる 年も「いくさ」で括っては 地球の民よ今こそ知恵を
                         ポエット・M
【詞書】重いテーマの歌なので安易に返歌することは遠慮しないと
    いけないのですが、私も昨日同じテーマで連作しました。
★年越しをせし戦争を止めるべく働きかけよ被爆の国は
                         水仙さん

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆


☆冬木立きっぱり捨てるその枝に 冬芽は既に膨らみており
                         ポエット・M

【解説】
 かつて落葉樹に覆われた森も大半の葉は既に落ち、初春の柔らかな日差しが冬木立に
 注いでいます。きっぱりと葉を落とした木々にも目を凝らすと、その枝に冬芽が確かな
 ふくらみを見せています。やがて来る春を前に、命の営みが静かに始まっているかに
 感じ、そんな木々に愛しさすら感じ詠んでみました。



     「咲き初める 河津桜」

「五行歌集 ―君へのレクイエム― 」鑑賞 嵯峨吹雪著 (11)
 
 2.鈴蘭哀歌(2)

   鈴蘭の花言葉
      ①君影草(日本) ②聖母の泪(フランス) ③純粋(イギリス)
      ④天国への階段(ドイツ)

   鈴蘭の
     花と咲きたる
         我が泪
       ほほを流れて
          胸にこぼるる

         鈴蘭は
          「聖母の泪」
             「君影草」
            「純粋」
              「天国への階段」

     鈴蘭の
      花を供えて
         今宵しも
        独り哀しき
          ブランディ―グラス


   註)「鈴蘭哀歌」の章は、今回で「了」となります。



     「冬薔薇 マチルダ」

【短歌入門・質問・提案コーナー】
 この「水曜サロン」に集う皆様の直近のコメント等に記された、短歌を作るうえでの
 ヒント、質問、諸々の疑問点、さらにご意見等について触れていきたいと思います。
 皆様からのご提案、歌評、さらに素朴な疑問も含めて、コメント欄にお寄せ頂ければ
 幸いです。
 なお、私の「質問への回答」は、あくまでも一つの「解」でありますので、他の回答、
 反論、ご意見等もありましたら、このコーナーで大いに議論して参りましょう。
 それが学びに繋がれば嬉しい限りです。

【サロン参加者からのコメント】前回に続き掲載致します。
 自閑 (jikan314)さんのコメントです。

 正岡子規は、再び歌よみに与ふる書の中で、
 「古今集以後にては新古今稍々すぐれたりと相見え候」と
 言う事で、指折り数える程だがと注文を付けてはいますが、その歌を紹介します。
  ものゝふの八十氏川の網代木にいざよふ波のゆくへ知らずも
                   (雑歌中 柿本人麿 万葉集巻第三 264)
 まあ万葉集にも有る歌ですが。
  鵲のわたせる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける
                   (冬歌 大伴家持)
 面白く候。との事。万葉集には無いが、家持集にはあります。
  なこの海の霞のまよりながむれば入日を洗ふ沖つ白波
                   (春歌上 後徳大寺左大臣)
 此歌の如く客観的に景色を善く写したるものは新古今以前にはあらざるべくとの事。
  ほの/”\と有明の月の月影に紅葉吹きおろす山おろしの風 (冬歌 源信明)
 これも客観的の歌にてけしきも淋しく艶なるに語を畳みかけて調子取りたる
 處いとめづらかに覺え候。
  さびしさに堪へたる人のまたもあれな庵を並べん冬の山里 (冬歌 西行)
 西行の心はこの歌に現れ居候。庵を並べんといふが如き斬新にして趣味ある趣向は
 西行ならでは得言はざるべく、特に「冬の」と置きたるも亦尋常歌よみの手段に
 あらずと存候。異論は無いですね😃西行は、目の前に有る風景をそのまま読んで
 います。
  閨の上にかたえさしおほひ外面なる葉廣柏に霰ふるなり  (冬歌 能因)
  岡の邊の里のあるじを尋ぬれば人は答へず山おろしの風  (雑歌中 慈圓)
 此種の歌の第四句を「答へで」などいふが如く下に連続する句法となさば
 何の面白味も無之候。
  さゞ波や比良山風の海吹けば釣する蜑の袖かへる見ゆ   (読人しらず)
  神風や玉串の葉をとりかざし内外の宮に君をこそ祈れ   (釈教歌 俊惠)
  阿耨多羅三藐三菩提の佛たちわが立つ杣に冥加あらせたまへ(釈教歌 傳教)
 空前絶後の歌ですね😃

【ネット歌会について】
 「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式ではなく、
 「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」するという自然発生的な
 歌会です。従って掲載された歌の中に自分に響くものがありましたら、それへの
 返歌として大いに詠んで頂き、コメント欄に記入して頂ければ幸いです。
 各位に記入して頂いた短歌を基に、編集し、掲載させて頂きます。
 従って、統一性や「お題」に向けた収斂性には欠けますが、面白いと思っています。
 当面は、手探りでやってみたいと思っています。さらに、良いアイデアがあれば
 各位よりお寄せ頂ければ嬉しいです。


     「咲き初める 藪椿」

【運営にあたって】 注)文頭から移しました。
 (1) 投稿期間は毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
   仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6) 掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
 (8) 最近心無い「スパムメール」等がコメント欄に届いています。
    誠に心苦しいのですが、今後コメントは「許可制」にさせて頂きます。
 (9) 投稿に当たっては、ご自身のブログのアドレス(url)も記入願います。
    ニックネームのみでIDのない方、あるいは匿名の投稿は内容により掲載
    できない場合もありますのでご了承願います。
                     了

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今こそ知恵を

2023年01月21日 14時27分41秒 | 日々の歩み
昨年、2月24日に始まったロシアによるウクライナに対する軍事侵略が、依然として
続いています。ウクライナへのミサイル攻撃と共に、各地でロシア軍とウクライナ軍が
戦闘を続けていて、大勢の市民が国外への避難を余儀なくされています。

     「咲き初める 河津桜」

このような中で、ウクライナ東部のドニプロで今月14日、9階建てのアパートが
ロシア軍によるミサイル攻撃を受け、子どもを含む40人以上が亡くなったことを受けて、
犠牲者を追悼する動きがロシア国内でも出ているとの報道があります。
このうちロシア第2の都市で、プーチン大統領の出身地サンクトペテルブルクでは、
ウクライナの国民的な詩人シェフチェンコの像に多くの花やぬいぐるみが手向けられ、
ロイター通信が配信した映像では、リボンにロシア語で「ごめんなさい」と書かれて
いたと伝えられています。
追悼に訪れた男性は「犠牲者はごく普通の人たちだった。大統領に聞きたい。
なぜこのようなことが起きるのか」と述べ、プーチン大統領への怒りをあらわに
していたとのこと。

また、アメリカ軍の制服組トップ、ミリー統合参謀本部議長は20日、ドイツでの会合の
あと記者会見し、「遅かれ早かれ、どこかの時点で事態を収束させるため交渉を行う
必要がある」と述べて最終的に外交を通じた解決が必要になるという認識を示したと
いわれています。

来月2月24日には、ロシアのウクライナへの侵略から一年を迎えますが、この
「外交交渉」を加速させ、これ以上戦死者を出さない各国の英知、とりわけ、核の脅威が
現実になる中で唯一の被爆国・日本の外交努力と、終戦への粘り強い行動を期待したいと
痛切に感じます。そして、今年の一年が再び「戦」の文字で総括されることの無いよう、
小さな声もあげ続けようと思います。

こんな想いを抱えながらも、冬本番の公園や遊歩道をめぐる中で、椿、河津桜、
熱海桜、水仙、菜の花といち早く春を告げる花々に出会い、ふさぎ込む想いも
少なからず癒されました。



酷寒の地で未だ悲惨で、不自由な生活を強いられるウクライナの人々に、せめても
この花の香りだけでも届けたいと思った次第です。


     「日盛りに咲き初める 熱海桜」

一首、即興で詠んだ短歌を掲載致します。
 ☆新たなる 年も「いくさ」で括っては 地球の民よ今こそ知恵を
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「口語短歌・水曜サロンの会」(その67)

2023年01月18日 05時15分32秒 | 短歌

「口語短歌・水曜サロンの会」(その67)   短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 謹賀新年 本年も宜しくお願い致します。
 ☆☆☆ 2023年の「水曜サロン」は、本日 1月18日(水)から開始致します。
 ☆☆☆ 次回締め切りは 1月24日(火)17:00迄とさせて頂きます。
 ☆☆☆ 今年も楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。


 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し、鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見等をお寄せ頂ければ幸いです。

【サロンの運営について】
 運営等につきましては、末尾に記させて頂きますので宜しくお願い致します。



     「咲き初める 河津桜」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」

【詞書】21日投稿は来年1月18日掲載ということになりますので、日の出を題材に
    しました。そして私が住んでいる「長野県・絶景日の出写真」から
    「世界文化紀行風」に詠んでみました。
☆目の前に広がる連峰圧巻で 身が引き締まる荘厳な日の出
  註)軽井沢見晴らし台からの日の出
☆雲海に浮かぶアルプス日の出こそ ご来光はダイヤモンド富士に
  註)長野県駒ケ根市中央アルプス駒ケ岳ロープウエイ
☆阿智村は南アルプス連峰の 絶景日の出心に期して
  註)長野県下伊那郡阿智村ヘブンスそのはらSNOW WORLD
                         浅間山明鏡止水さん

【解説】
 三首目に詠まれた「阿智村」は、日の出も絶景ですが、平成18年環境省実施
 「星が最も輝いて見える場所第1位」に選ばれ、星空も美しい「天空の楽園」と
 呼ばれていますね。
 作者の周辺は、絶景に恵まれ五感への刺激も豊富な場所と思っています。
 そんな環境から生まれる五感に響く歌を、今年も期待したいと思います。
 三首目の阿智村を別の視点から詠んでみましたが、いかがでしょうか。
【ご参考】
 ★阿智村は星降る里にアルプスで 日本の夜明けまばゆく拓く


【詞書】庭の野鳥の餌台の傍の小さな菜園に降り積もった雪を見て、日本の児童感化教育の
    先駆者である留岡幸助の「北海道の雪の大地は人間の心を鎮める。」という
    言葉を思い出しました。
☆茄子を採り胡瓜を採りし夏の庭凍土となりて雪に鎮まる
                         I.SATOさんへ

【解説】
 留岡幸助氏についての知識はあまりなかったため、ネットで調べさせて頂きました。
 「ルソーの著書『エミール』に書かれた『子供を育てるには大自然の中が一番』
 という説に感銘を受け、北海道・遠軽の地に家庭学校」を開かれたとのこと。
 留岡氏の語った「北海道の雪の大地は人間の心を鎮める」は、机上の知識で無く
 自身の生きざまの中で紡ぎ出された言葉として、その重さと共に心に響いてきます。
 作者の詠まれる歌にも「雪の大地」の、静謐さと共に確かな重みを感じます。
 夏の庭が「凍土となりて雪に鎮まる」への経過が、詩情と共にすっきりと詠まれ
 味わい深い歌となっています。


【詞書】穏やかにすごせるxmasに感謝して〜
    今だに続く戦地に「さぞかし寒かろう」…思いをはせていますm(_ _)m
☆静かなる 朝陽と共に クリスマス
   かの地の平和 願ってやまず
☆青空に 朝陽を浴びて 冬そうび
   キラキラ光る か細き蕾

                         クロママさん

【解説】
 昨年暮れに出詠頂いた詠歌ですが、酷寒の戦地で厳しい状況が強いられる
 ウクライナの民への厚い想い。一首目は「さぞかし寒かろう」に込められた
 作者の人としての想いが溢れた歌であり、私たちが短歌を詠む原点をも
 指し示す祈りの込められた歌でもあります。
 二首目の歌の語順を変えて少し修正してみましたが、いかがでしょうか。
【ご参考】
 ★うすら陽を浴びて耀よう冬薔薇(ふゆそうび)
          光り放つも か細き蕾


【詞書】最近、ブログ仲間のちわき先生の俳句の本を読んでいます。
     〇粥すする匙の重さやちちろ虫  杉田久女
    この句を読んで・・・、
☆「粥」用い病中を詠む久女かな「匙の重さ」に失意も迫る
【詞書】友人から特大の「紅ほっぺ」というイチゴが届きました。
    問題点∶大と大の遊び、名詞で終わる結句に工夫が入りますか。
☆甘き香の大粒いちご届きたり
       大きな心の友に三拝

                         リコさん

【解説】
 いずれも手堅い詠みとなっていますが、一首目の「失意も迫る」の表現に切迫感が
 感じられますが、少し柔らかに「滲む」と表現してみましたが、いかがでしょうか。
【ご参考】
 ★「粥」用い病いを詠う久女かな「匙の重さ」に失意も滲む

 二首目は「大」の遊びは素敵な試みと思います。ただ、「三拝」につき作者の想いは
 十分に解りますが、少し抑えた表現にして見ましょうか。
 ご存知のように「三拝」は、身・口 ・意の三業 に敬意を表して行う拝礼で、最上級の
 御礼をおっしゃりたいのだと理解しました。その想いを包含しながらもさらりと詠って
 見ましたが、いかがでしょうか。
【ご参考】
 ★甘き香の大粒いちご届きたり
          心に沁みる友の温もり

 新年早々、少し辛口になりましたが、作者の正統な短歌にも学んで参りたいと思います。


【詞書】何年か前の孫娘の成人を迎えての歌です。
    うさぎ年にちなんで一歩でも前に進めたらと思ったことです。
☆シャンパンのグラスたかだか元朝の少女は殻を脱ぎ捨ててゆく
☆おみくじと清めのお砂をいただきて卯年のスタート幸先よろし
☆ぴょんぴょんと跳んで私の雪うさぎ若草踏んでけさの旅立ち

                         夕庵さん

【解説】
 孫娘さんの成人は何よりも嬉しいものですね。「自分の子ども以上に嬉しい」と
 友人はしみじみと語っていました。
 私もだいぶ先になりますが「その時は一緒にお酒飲もうな!」と今年のお正月に
 約束しました。
 三首の歌は、いずれも成人を迎えた孫娘さんへの寿ぎの想いが溢れていて好感が
 持てます。特に一首目の「少女は殻を脱ぎ捨ててゆく」の表現は良いですね。
 少女から大人へ脱皮する眩いばかりの進展。その変化に寄せる危うさを越えた
 期待が余すことなく表現されています。
 なお、聡明な孫娘さんの立場から、大人の入り口に立つ想いを詠んでみました。
【ご参考】
 ★シャンパンのタワーに似たる危うさも 覚悟無きまま おとなになるは



     「山茶花 淡紅」

【詞書】晩年の母が、兄と私と一緒に三途の川を渡りたいと言っていたことなど
    思い出しました。兄は母に先立ち旅立っていました。
☆亡き母の言ひゐし言葉よみがへる一緒に三途の川わたらむと
☆子のことを思ひ寝る間も惜しむごと働きし母まなうらにあり
☆父の愛あふれるほどもありけるは当たり前ではあらざるを知る

                         水仙さん

【解説】
 「親思う心に勝る親心・・・」は吉田松陰の辞世の歌の上の句として知られていますが、
 親は子どもが親を思う心以上に子どもを思っていることを、死を目前とした子供の側
 から思いやる哀しさが切なく響きます。
 見返りを求めずに、ただ子どもが健やかに育って生きていくことを願う、親の深い
 無償の愛は、時代を越えて私たちに伝わってきます。
 作者の父母も、子に注ぐ愛情の深さは他のどなたにも負けないものがあったことと
 思います。そのような深い想いの連鎖の中で私たちは育てられ、また次の世代を育んで
 いくのだと思います。この三首の歌から「命の連鎖」の在り方を改めて学びました。


【詞書】「Blue Moon」 ジャズバーにて三首
☆恋をしたい
  ただそれだけ
   ちょっと疲れたから月でも見に行こうよ
☆君が言ったことまだ考えている
  そんなつもりは…ないよね
   きっと
☆ ジャズが流れる店で
  いつまでも黙っている
   それはそうだねきっと

                         自閑(jikan314)さん
【短歌説明】自閑(jikan314)さんご自身の説明です。
 明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 昔はよく友人とジャズバーで生演奏を聴きながら、酒を飲んだものです。
 英語は何もわからないので、曲のイメージです。紙ナプキンにその時のイメージを
 短歌にいたしました。友人は、何でそんな歌が出てくるの?と聞くが、私にも
 わからないです。

【解説】
 「Blue Moon」との名称のジャズバーは都内でも銀座、高田馬場、新宿等々
 数多ありますが、「生演奏を聴きながら、酒を飲んだ」バーは早稲田への道すがら、
 隠れ家的にたたずむ高田馬場でしょうか。
 その当時から短歌を詠まれていれば筋金入りですね。歳月に磨かれた語彙が光ります。
 二首目は青春の惑いでしょうか。「そんなつもりは…ないよね」と、自らに呟きながら
 私達は大人の階段を上ってきた想いがあります。ジャズの生演奏なんておしゃれですね。


☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
【詞書】引き続き「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆冬の陽につつじ一輪帰り花 迷える者の痛み我にも
                         ポエット・M
★冬の陽に帰り咲きゐるつつじ見るわれに躑躅の痛み伝はる
★謂れなき誹謗中傷受けし身は冬の寒さに凍える躑躅
★帰り咲く躑躅は枯れてしまふともまた咲く皐月待つ歳晩は

                         水仙さん

☆初潮のたゆとう果てに聳えいる 富士の雄姿に神々しさも
                         ポエット・M
★横須賀の向かうに見ゆるといふ富士を走水より拝みてみたし
                         水仙さん
★水(みな)走る海の果てなる富士の山 初日に燃える白銀の嶺
                         ポエット・M

☆老人の貌と成り果て執念のピアノを弾くは坂本龍一
                         夕庵さん
★お転婆の域を出でぬは我が短歌「執念の顔」に成りたきものよ
                         リコさん
★情念を鎮め歌詠む日々にあり 秘すれどなおも執念滲む
                         ポエット・M
★情念の埋み火ちろちろ今もなお 捨てがたきかな真珠のピアス
                         夕庵さん
★情念は埋み火なりても燃ゆるもの ピアスに籠る想い今なお
                         ポエットM

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆


☆海を背に水仙仄かに咲き匂う 潮騒負けぬ 凛々しさを秘め
                         ポエット・M

【解説】
 観音崎の海辺の斜面に、初春の日差しを受け日本水仙の群生が咲き初めています。折から
 北風による潮騒が浜辺に響いてきます。そんな潮騒に抗して風に揺れながらも下向きに咲き、
 仄かな香りを漂わす水仙の姿に寄せて詠ってみました。花はうつむいて咲きながらも陽を
 跳ねるかのように凛と咲いており、その凛々しさに春告げ花の微かな矜持を感じました。



     「咲き匂う 日本水仙」

「五行歌集 ―君へのレクイエム― 」鑑賞 嵯峨吹雪著 (10)
 
 2.鈴蘭哀歌(1)

   鈴蘭の花言葉
      ①君影草(日本) ②聖母の泪(フランス) ③天国への階段(ドイツ)

   谷川の
     宿の憩いの
        つれづれに
       君が求めし
          鈴蘭の花

         今は亡き
           君が旅路に
              購いし
             君影草よ
               鈴蘭の花

                 亡き君の
                   愛でにし花の
                       花言葉
                    聖母の泪
                      鈴蘭の花

         永遠に
           帰らざる君
              鈴蘭の
               聖母の泪
                 我に残して

     鈴蘭の
       花のゆかしさ
          哀しさよ
         そは天国への
           階段とぞや



     「山茶花 白」

【短歌入門・質問・提案コーナー】
 この「水曜サロン」に集う皆様の直近のコメント等に記された、短歌を作るうえでの
 ヒント、質問、諸々の疑問点、さらにご意見等について触れていきたいと思います。
 皆様からのご提案、歌評、さらに素朴な疑問も含めて、コメント欄にお寄せ頂ければ
 幸いです。
 なお、私の「質問への回答」は、あくまでも一つの「解」でありますので、他の回答、
 反論、ご意見等もありましたら、このコーナーで大いに議論して参りましょう。
 それが学びに繋がれば嬉しい限りです。

【サロン参加者からのコメント】前回に続き掲載致します。
 自閑 (jikan314)さんのコメントです。

 正岡子規は、再び歌よみに与ふる書の中で、
 「古今集以後にては新古今稍々すぐれたりと相見え候」と
 言う事で、指折り数える程だがと注文を付けてはいますが、その歌を紹介します。
  ものゝふの八十氏川の網代木にいざよふ波のゆくへ知らずも
                   (雑歌中 柿本人麿 万葉集巻第三 264)
 まあ万葉集にも有る歌ですが。
  鵲のわたせる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける  (冬歌 大伴家持)
 面白く候。との事。万葉集には無いが、家持集にはあります。
  なこの海の霞のまよりながむれば入日を洗ふ沖つ白波
   (春歌上 後徳大寺左大臣)
 此歌の如く客観的に景色を善く写したるものは新古今以前にはあらざるべくとの事。
  ほの/”\と有明の月の月影に紅葉吹きおろす山おろしの風 (冬歌 源信明)
 これも客観的の歌にてけしきも淋しく艶なるに語を畳みかけて調子取りたる
 處いとめづらかに覺え候。
  さびしさに堪へたる人のまたもあれな庵を並べん冬の山里 (冬歌 西行)
 西行の心はこの歌に現れ居候。庵を並べんといふが如き斬新にして趣味ある趣向は
 西行ならでは得言はざるべく、特に「冬の」と置きたるも亦尋常歌よみの手段に
 あらずと存候。異論は無いですね😃西行は、目の前に有る風景をそのまま読んで
 います。
  閨の上にかたえさしおほひ外面なる葉廣柏に霰ふるなり  (冬歌 能因)
  岡の邊の里のあるじを尋ぬれば人は答へず山おろしの風  (雑歌中 慈圓)
 此種の歌の第四句を「答へで」などいふが如く下に連続する句法となさば
 何の面白味も無之候。
  さゞ波や比良山風の海吹けば釣する蜑の袖かへる見ゆ   (読人しらず)
  神風や玉串の葉をとりかざし内外の宮に君をこそ祈れ   (釈教歌 俊惠)
  阿耨多羅三藐三菩提の佛たちわが立つ杣に冥加あらせたまへ(釈教歌 傳教)
 空前絶後の歌ですね😃

【ネット歌会について】
 「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式ではなく、
 「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」するという自然発生的な
 歌会です。従って掲載された歌の中に自分に響くものがありましたら、それへの
 返歌として大いに詠んで頂き、コメント欄に記入して頂ければ幸いです。
 各位に記入して頂いた短歌を基に、編集し、掲載させて頂きます。
 従って、統一性や「お題」に向けた収斂性には欠けますが、面白いと思っています。
 当面は、手探りでやってみたいと思っています。さらに、良いアイデアがあれば
 各位よりお寄せ頂ければ嬉しいです。


     「日本水仙」

【運営にあたって】 注)文頭から移しました。
 (1) 投稿期間は毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
   仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6) 掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
 (8) 最近心無い「スパムメール」等がコメント欄に届いています。
    誠に心苦しいのですが、今後コメントは「許可制」にさせて頂きます。
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    できない場合もありますのでご了承願います。
                     了

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「YOKOSUKA PORT MARKET」へ

2023年01月12日 12時57分19秒 | 日々の歩み
 「YOKOSUKA PORT MARKET」は、新たなキーワード「Food Experience!」を掲げて
リニューアルオープンし、横須賀観光の目玉として最近テレビ等メディアでも幾たびか
取り上げられ、関東地域でも少し知られつつあります。
「Food Experience!」とは・・・、食にまつわるあらゆる体験を通して、美味しさや
楽しさ、学びとの出会いを目指すとされ、「出会い」一期一会から「いちご」ロゴが店の
表面の壁に掲げられています。

     「陽だまりに咲き初める 熱海桜」


     「YOKOSUKA PORT MARKET 入口」

 このマーケットは昨年2022年10月28日にリニューアルオープンしましたが、当初は
結構混雑しているとの情報もあり、しばらく訪ねるのは敬遠していました。昨年暮れに
細君と訪れリニューアル後の施設の良さを感じ、再度息子たちの家族と訪れてみました。
かつて、二回目の定年退職後、この「YOKOSUKA PORT MARKET」の立ち上げに
経営企画のメンバーの一員として少し関わったこともあり、リニューアルオープンを
楽しみにしていました。


 以前の施設は、折角海辺に立っているのに海側は壁でふさがれ、海の眺望は全く確保
されて いませんでした。今回のリニューアルではこの眺望の確保と共に、海に面して
テラス席も設けられ海辺のマーケットへと大幅なイメージチェンジが図られていました。


 お店も「MARLOWE」のプリン、「sweet&healthy SAZANKA」の焼き芋、
「YOKOSUKA GELATO FACTORY」のアイスクリーム等地域の人気店を揃え、
さらに「あがっと」の海鮮丼、「HONEY BEE」のハンバーグ、そして、ラーメンや
パスタ、サンドイッチ、横須賀ビール等々、お食事もカフェも楽しめるお店が盛り沢山
参入していました。
 また、お買い物エリアも長井水産を始め横須賀の主だった商店も参加し「海軍カレー」
「ネイビーバーガー」等の横須賀の海産物、農産物、さらに工夫を凝らしたお土産などが
数多売られていました。


 買い物等色々売り場を見て回った後、丁度昼食時間でもあり「あがっとこ」と言うお店の
海鮮丼を注文して海辺の席に座って頂きました。車を船に積み込むふ頭施設が目の前ですが、
東京湾由一の無人島「猿島」も目の前に見え、ロケーションは上々の場所でもあります。
どのお店もかなりの行列ができていましたのでリニューアル後は、先ず先ずのスタートを
切ったのではないかとホッとした次第です。



 なお、三崎漁港や長井漁港で水揚げされた鮮魚が盛られ旬の味が楽しめる海鮮丼は、
シラスなども入っていて他のお店と比べても中々美味しかったです。
多少でもお買い物をすれば駐車場1時間無料はリニューアル以前と同様な設定ですが、
駐車場にはたくさんの車が駐車されており、はとバス等観光バスも何台か止まっており
こちらもそれなりの賑わいでした。
オープン後もリピータの方も含めて賑わいを維持しており、何よりもお店のスタッフの方の
対応の良さもあり、安心してマーケットを後にしました。
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心を新たに

2023年01月09日 10時08分29秒 | 新年
穏やかに晴れわたり例年になく静かに迎えた「癸卯」年の元旦。
それから既に9日が過ぎ、今日は「成人の日」。すでに成人と法的に認められた
若者たちをめぐる情勢は厳しい現実がありますが、彼らが明日に向け新たな
旅立ちの日となるよう祈りたいと思います。

年末に来る予定だった近くに住む息子家族が、コロナ感染症の陽性になり今年は
細君と二人だけで年末年始を迎えました。
息子の職場では何人かが感染しており、危惧していましたが彼自身も感染し、
せっかくの正月が自宅療養となりました。症状は咳、喉の痛み等はあるものの
比較的軽く済んで、昨日から仕事に復帰しました。
二人だけで迎える静かなお正月も悪くはないですね。朝一で初詣に行き軽く
おせち料理、お餅と、お屠蘇で新年の朝を迎えました。

他の息子たちも高校受験期を控えた孫もいる為、1月2日から4日にかけて、一泊で
さみだれ式に帰省してきました。
今年大学生になった孫を先頭に、しばらく見ないうちに成長著しく、背丈も既に私を
遥かに超え、二人の孫娘もすっかりレディーとなり、まばゆい印象すら受けました。
一泊と言う短い帰省でしたが、レストランでの食事や、海巡りのドライブ、買い物、
さらにはゲーム等々で楽しいひと時を過ごすことが出来ました。



あっという間の「お正月」でしたが、孫たちの成長を間近に確認し、心を新たにする
新年の行事は格別と改めて感じました。

コメント (7)
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明けましておめでとうございます

2023年01月01日 05時41分34秒 | 新年
明けましておめでとうございます。
今年は、干支で「癸卯」年と言われています。


     「走水海岸から横須賀の街並みと 富士山を望む」

古来より、卯(うさぎ)は穏やかで温厚な性質であることから「家内安全」。
また、その跳躍する姿から「飛躍」、「向上」を象徴するものと言われてきました。
コロナ禍に閉ざされた二年半に及ぶ歳月を想うと、兎年にあやかり飛躍と向上の
さらには、平和に向けて前進する年としたいですね。

本年もよろしくお願い申し上げます。
年頭に当たり、皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げます。

一首捧げます。
 ☆ 初潮のたゆとう果てに聳えいる 富士の雄姿に神々しさも
コメント (13)
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