丸の内イルミネーション

先週の土曜日。かつて細君と出会った街、丸の内のイルミネーションを二人で見て参りました。
ここは私達にとっても、社会人として第一歩を記した街でもあります。

かつて新入社員時代から勤務した新丸ビルは高層ビルに建て替えられ、丸ビル、KITTEと共に
丸の内界隈はすっかり様変わりをしていました。ただ、東京駅だけは昔の面影を残す煉瓦造りが
懐かしさを醸し出していました。

一昨日の土曜日は私の勤務もあったため、勤務が終了する時間に細君と待ち合わせて、
丸の内から有楽町国際フォーラムにかけてのイルミネーションを二人で眺めながら散策してきました。
これは以前に私の軽はずみな行いで細君に不信感をもたれ、その思いを払拭したいとの密かな思いがありました。

先ずはKITTEのレストランで腹ごしらえをし、イルミネーションの点灯時間に合わせて、
丸の内の街路に繰り出しました。



細君の職場のあつたビルも新たに建て替えられ、
かつての面影はすっかりなくなっていました。

PM 5:30きっかり点灯がはじまり、街路の様相は温かな電灯色のイルミネーションに彩られました。
かつてのミレナリオの人工的な色彩とは一線を画した、温かな光の回廊がそこにありました。

その回廊を細君共々歩み、灯りに照らされほほを上気させた細君の姿に、改めて夫婦の絆の
大切さを感じました。



街路は、それほどの混雑もなくスムーズに歩むことが出来、細君と「来てよかったね」との
言葉を交わしました。40分ほどの時間を共に歩み、素敵な夜景を写真に収めることが出来ました。

即興で六首ほど詠んでみました。
　☆冷たさを隠す明かりか丸の内　石の街にも温き回廊
　☆やわらかに光包める丸の内　かの日に妻と出会いし街よ
　☆「よかったね」妻の言葉に救われし　この言の葉に吾は生かされ
　☆暗闇を彩どり埋めるイルミネーション　光の回廊妻と歩める
　☆橙色のイルミネーションに包まれて　今宵は妻と腕組み歩む
　☆肩並べ歩む回廊きらめきて　闇を消し去るイルミネーションの渦

誕生日のイベント

先週の日曜日は私の誕生日でしたが、細君と二人で前から計画していたささやかな誕生日イベントをとり行いました。
この年代になると誕生日の感慨は薄らいできますが、諸々心を砕いて計画してくれる細君の、温かな心づかいに感謝！！です。
京急ホテルのスパでくつろぎのひと時を過ごした後、レストランでの祝いのランチというイベントは、
オーシャンビューの絶景も含めて、言うことなしの至福のひとときでした。


スパは日曜日にも関わらず、それほどの混雑もなく露天にある寝湯も、船舶が群れをなして行き交う海を眺めながら、ゆったりと浸かることが出来ました。今年一番と言われた寒冷の下、北風も吹いていましたが露天風呂の心地よさは格別でした。
また、内風呂のジャグジーも個々に仕切られゆったりとくつろぐことが出来ました。サウナはいつも二、三回に留めていましたが、この日は折からの寒さと、露天風呂との行き来もあり五回ほど入ってしまいました。

レストランは日曜とのことで混雑も予想されることから、事前に予約を入れてからスパに向かったことが功を奏し、予約時間に向かうと「満席」の状態でしたが待つこともなく席に案内して頂くことができました。紺碧の空のもと、まさに群青色に広がるオーシャンビュー。その窓際の席に案内され、バイキング形式のランチを頂きました。
このホテルは、スパのみでは幾たびか訪れていますが、レストランは昨年細君の誕生日を兼ねて一泊してから以降、久しぶりに訪れました。ここは料理のバリエーションも多様で、料理も一品一品に、板前さんたちの心意気が感じられる丁寧な作りでおいしく、また、スタッフの皆さんのサービスも行き届き、気持ちよく食事ができることから好きなレストランの一つでもあります。

ゆっくりとランチをとった後、三浦海岸の早咲きの河津さくらが咲いているとの情報を得て、ドライブを兼ねて細君とそちらに廻ってみました。





三浦海岸駅から三崎口駅に向かう沿道に河津さくらの並木が続きますが、その中ほどに１０数本ほどは既に満開の状態となっていました。カメラレンズは55ｍまでのものしかマウントされていませんでしたので、河津さくらの繊細な写真が撮れませんでしたが、イメージのみスケッチしてきました。

即興で三首ほど詠ってみました。

　☆如月を待たずに咲くや河津桜　酷き季節にあらがうがごと
　☆重ねたる誕生の日よ　年々に妻への想い深まりてゆく
　☆誕生日　祝いてくれる妻なれば　謝意深きゆえ　呑みて真向かう

小正月

2017年も明けて早15日。この15日は小正月とも言われていますが、幼いころ
この日に道祖神を祀(まつ)り火焚(た)きをした記憶がよみがえります。

豊作を祈願する村人たちの、長い伝統と祈りを込めた行事でもあったと思っています。
最近撮った写真に短歌を記し「画像短歌」として、小正月のあいさつとしたいと思います。

本年も宜しくお願い致します。

本年も宜しくお願い致します。

義兄の喪中により、新年のご挨拶は控えさせていただきますが
皆様の益々のご健勝をお祈りいたします。

観音崎から初日の出を見ようとのことで細君共々車でAM 6:00少し前に家を出発しました。
昨年はAM 5:00過ぎに出発し、AM 6:50頃の日の出までだいぶ待ちましたので、
ちょうど良いかなと思っていましたが…、とんでもなかったですね。

観音崎の三つある駐車場は既に満杯で、浜辺の橋の上も日の出を待つ車で片側が一杯の
状態でした。やむを得ず、その隙間に車を止め日の出を待ちました。

やがて、房総の山の端にたなびく叢雲を黄金色に染めて初日が登ってきました。

海に一筋の「太陽の道」を描き登る初日は神々しいまでの輝きを放っていました。
その陽に向かって家族の健康と多幸を祈り、新年の出発としました。