四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「五月の薔薇」を

2016年05月22日 20時31分53秒 | 日々の歩み
 昨日から今日の日曜日にかけて、横須賀ヴェルニー公園では2016年春のローズフェスタが
行われましたが、土曜勤務と重なり、今日も細君と自宅のミニリホームを行った為フェスタには
行かれませんでした。
しかし、五月連休に平年より早めに咲いた「五月の薔薇」を求めてヴェルニー公園に行って
参りました。

 ヴェルニー公園もかなりメジャーになりつつありますので、ご存知の方もいらっしゃると
思いますがフランス系の品種を中心とした130種類2,000株のバラが咲き誇る公園でもあります。
また、海沿いにはボードウォークがあり、横須賀本港を一望でき、係留されている多くの艦船を
見ることができます。

公園から見て、右手に米海軍基地、左手に海上自衛隊地方総監部が望めます。
また、最近はこの軍港を巡る「YOKOSUKA軍港めぐり」も専属の軍港めぐり案内人による
生放送の船内ガイド等で人気も上昇し、観光会社の予約も難しいと聞き及んでいます。

咲き誇る薔薇と海と、艦船のコントラストに他の公園とは異なった重く厳しい印象もありますが、
薔薇園の出入りを自由にするなど咲き誇る薔薇を身近に眺め、十分に楽しめる工夫が随所に
施されていて好感がもてました。

この五月は久しぶりに東京目白区に住む歌友のお宅で、今は盛りと咲き誇る薔薇を愛でながら
「五月歌会」を催しました。この歌会に出詠した私の詠草は以下の三首でした。

   ☆ 如月の風に揺れつつ咲きいるも 河津さくらよ凛々しさも秘め
   ☆ 散り敷きてなお艶やかに紅椿 いのちの際のかくも豊かに
   ☆ 軍港を眺めてめぐるクルーズに ヨコスカの闇 慣れる怖さも

ワインでのどを潤し、お寿司を囲み、気の置けない歌仲間による「歌会」は、厳しい批評の
中にもお互いを思いやる、温もりに満ちた実り多い会となりました。
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長野での講演会

2016年05月15日 09時23分43秒 | お出かけ
一昨日の金曜日に開催された「長野県情報サービス振興協会」の総会後の講演会に講師要請を
頂き、長野市まで日帰りで行って参りました。

 「JR長野駅 善光寺口」です

出身高校の先輩が本協会の会長をされており、昨年、関東の同総会で行った私の講演内容を
好意的に受けとめていただき、今回の講演につながったかなと思っています。

かつて、現役時代にJISA(一般社団法人 情報サービス産業協会)の委員会活動を一時期担った
ことはありましたが、その時代から長野県情報サービス振興協会の活動には光るものがあり
関心を持っていました。

今回の講演会は「ホテル信濃路」の会議場で行われましたが「コンピュータソフトウエア開発と短歌」と
題して行いました。



過酷とも言える開発プロジェクトを率いるリーダーのあり方を主軸に、開発の日々に終電車や、
コーヒーブレーク時に短歌を詠むことで、自己を冷静に見つめ、かつ客観視する中でゆとりや
癒しが生まれ、それが厳しい状況に立ち向かうエネルギーとなっていったこと等を、事例を交えて
お話しさせて頂きました。

久しぶりに一時間に及ぶプレゼンテーションで、しかも参加者は長野県情報サービス産業を
担う、会社の経営者の方々ばかり100名を越えていましたので、かなり緊張感はありました。
結果は参加者各位にかなり温かく受けとめていただき、少なからず共感を頂いたかなと
勝手に解釈しております。

講演会終了の後に新幹線の出発時間まで、懇親会に参加させて頂きました。
長野県情報サービス振興協会に集う皆さんの、凛々しさの中にもアットホームで、
かつフレンドリーな雰囲気に和むと共に惹かれました。

地域経済全体が縮小傾向にある中で、厳しい経済・ビジネス環境に対処すべく、相互に
力を合わせ乗り越えてきた皆さんの絆と連帯意識。そんな確かな思いに裏打ちされた
本物の「振興協会」と感じました。
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ゴールデンウイーク前半

2016年05月03日 18時31分10秒 | 日々の歩み
ゴールデンウイークも後半に入りましたが、前半の連休に久しぶりに三人の子供たち全家族、
総勢12人とワンちゃん2匹が我が家に集まりました。

当日午前中には全員がそろい、GWでこれだけの人数がすんなり入れる場所はない為、
買い出しに行って我が家で食べることに…。我が家のいつもの習いで、キッチンは男性陣が担当し、
女性陣は座って出来上がるまでおしゃべりです。

食事を済ませたのち、横須賀美術館へ行くことになりました。ちびまる子ちゃんの特別展示会があり、
長男がそのチケットをゲットしてきたため、私たち以外の子供達は初めての美術館へ・・・。

東京湾を目の前にして、今の時期海の青さと、里山の緑に囲まれ外観も見ごたえのある美術館です。
特設会場では「ちびまる子ちゃん」の作者として知られる、さくらももこさんのデビュー以来の
表紙絵や絵本の原画約130点を中心に、プライベートでつくった立体作品やコレクションが
展示され見ごたえのあるものでした。懐かしくほのぼのとした作品世界を改めて堪能しました。

常設の絵画では、平山郁夫、島田章三、青木繁、朝井閑右衛門、有島生馬等々の作品を
改めてじっくり鑑賞できました。
細君は、同じ町内出身の島田章三の作品群の中で「灯台島眺望景」が良いと言っていました。

   ここは、美術館の屋上です

美術館からの帰りがてら、その日の夕食の買い出しをしてから家で夕食会となりました。
料理はプロ肌の長男がシェフになって、手巻き寿司をメインに、あれこれと揃え結構豪華な
ディナーが整いました。
いずれの家族もお酒が好きで結構飲むのですが、今回は細君の思いも汲み抑え気味にとなりました。
和やかでフレンドリーな会話の中で、日頃中々会えないこともありそれぞれに、密度の濃い
情報交換が深夜まで行われました。私たちはもっぱら聞き役でしたが…。
しかし、孫たちも含めてそれぞれの子供たちが確実に成長し、確固とした家庭を築いている
様にほっとしつつ、頼もしさも感じました。

翌日は朝食の後みんなで海辺まで散歩に・・・、その足でりビンまで2Kmの道を
歩くことにしました。孫たちの要望もあり、ゲームセンターでユーホーゲームに興じ、
ぬいぐるみを沢山ゲットしご機嫌でした。

フードコートで軽く昼食を取って、帰りはバスに乗り帰路に着きました。
また、孫たちは遊び足りないのか、大好きな家の前の芝生の公園でひとしきり遊んで
帰って行きました。
大人数で台風一過のような状況でしたが、久しぶりに心地よい疲れに浸ることが
出来ました。
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