四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「許し給うや」    

2020年12月30日 13時14分37秒 | 日々の歩み
今年もいよいよ後一日を残すのみとなりましたが、私の拙いブログにお立ちよりいただき、
さらにコメントまで頂き感謝申し上げます。
写真と短歌をメインに掲載して参りましたが、コメント等を通じて多くの皆さんと交流でき、
また啓発されるとともに、学ばせていただきました。改めてフォロアーさんをはじめ、
お立ちよりいただきました皆様に感謝申し上げます。

今年の2月、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で、新型コロナウイルス感染者が
確認されてから今日に至るまで、下図にも示されるように、12月29日現在、
感染者数は35,141人、累計感染者数は227,436人となり、コロナ禍は収まることなく、
依然として感染者数の増加が続いています。



「コロナウイルスにクリスマスも、正月もない」とおっしゃる方がおりましたが、気温と、
湿度の低下が続く冬の季節は、まさにコロナウイルス感染拡大の季節となります。
ゴーツーキャンペーン等々いくつかの失政もありましたが、私たちは自らできる感染対策を行い、
自衛を重ねていくしか無さそうな状況です。

冬の遅いここ横須賀でも、年末の声と共にカエデの紅葉が、艶やかな朱色を極めつつあります。

また、すでに蝋梅が蝋細工にも似た黄色の花弁を開き、北風の中で淡淡と咲き初めています。
これらの紅葉や蝋梅は師走のあわただしさのなか、ささやかな目の保養と癒しを感じさせてくれます。

なお、年末年始の帰省も全国的に自粛が叫ばれる中で、宿泊を伴わない時間帰省の工夫等を取り入れ、
我が家も静かな年始年末になりそうです。
このような日々に詠んだ短歌を載せ、年末の締めのご挨拶に替えたいと思います。

 ☆冬もみじ夕映えうつし散りゆくも コロナの秋は彩どり虚ろ
 ☆葉を落とし 朱の実極まる花水木 花の面影そこに無くとも
 ☆懐かしき友らを思うコロナ禍に 会えぬ日々には想いも深く
 ☆冬もみじ風無き空にかな文字を 描くがに散り耀きもまた
 ☆山茶花の散りて咲き継ぐ彩どりは 末枯れし花野の点景をなす



 ☆皇帝ダリア 師走の空に凛と咲き うつむく人の背中押すがに
 ☆コロナ禍にうつむく人ら励ますか 皇帝ダリアは顔上げて咲く
 ☆冬木立 名もなく生きて六十路過ぐ 俯くことなき日々に悔いなく
 ☆妻ともに熱き酒酌む冬の宵 ひと日の終わり かくも静かに
 ☆子を探し市街地惑う親熊の 撃たれし体に頬ずる子熊

 ☆冬枯れに寄生木のみが青々と 勢い保つコロナ禍のなか
 ☆雪吊りの松のみどりも池に映え コロナも冬に いよいよ荒び
 ☆国会で嘘つきとおす宰相をこの国の民 許し給うや
 ☆核のゴミ十万年の その日まで責任持つと誰が言いうるや


2020年、お立ちよりいただきありがとうございました。
 また、励ましのコメント等いただき感謝申し上げます。
 どうか良いお年をお迎えください。
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静かなる夜も

2020年12月26日 12時50分47秒 | 日々の歩み
今年もあと五日を残すのみとなりましたが、ここ横須賀ではカエデの紅葉がようやく
始まり、師走のあわただしさのなか、ささやかな目の保養と癒しを感じさせてくれます。
年末年始の帰省も全国的に自粛が叫ばれる中で、宿泊を伴わない時間帰省の工夫等で、
我が家も静かな年始年末になりそうです。



さて、政局に目を向けると安倍晋三前首相が12月25日、世にいう「桜」疑惑で、
国会招致に応じ、その疑惑をめぐる国会での「事実に反する答弁があった」と
虚偽答弁を認めて、訂正・謝罪をしました。
国会での首相答弁の全面的な訂正、謝罪は、私の知る限り前代未聞のことで、
安倍氏の政治的・道義的責任は極めて重大と思います。
菅義偉首相らは「これで『桜疑惑』には政治的区切りがついた」と幕引きモードですが、
補填の原資や、不記載の理由等々も明確に答弁されず、疑惑も残り、菅首相の政権運営に
とって大きな打撃となるのは確実と考えます。

なお、東京都は、昨日25日、これまでで2番目に多い884人が都内で新たに新型コロナウイルスに
感染していることを確認したと発表しました。
11日連続で曜日ごとの最多を更新したほか、7日間の平均は681人と、15日連続で最多を
更新しました。また、都は、感染が確認された10人が死亡したことを明らかにしました。
1日としてはこれまでで2番目に多くなり、24日の888人に続いて2日連続の800人台です。
私の住む神奈川県も昨日25日の感染者は466人で、一昨日過去最多の495人に続き二日連続で
400人を超えています。まさに身近に迫るウイルス感染の足音を聞く思いがします。

このような中ですが、クリスマスには少し早めの23日に近くに住む次男夫婦がやってきました。
今年は何もかもイベントが中止になってしまったけど、静かな「クリスマスイブ・イブ」
イベントをしようとのことで…。
事前に注文してあったケーキ、鳥料理等を受け取りに行き、三浦三崎の水産会社で
お寿司やイクラ、総菜などを買い求めてきました。

買い出しを終えて早めにお風呂に入って準備万端。部屋の明かりを消してローソクの
明かりで、オープニングは息子のアレンジした独唱「清しこの夜」。これは初めて
聞くものでした。
ロゼのシャンパンでの乾杯から始まった「クリスマスイブ・イブ」は文字通りの
サイレントナイトながら、美味しいお寿司と鳥料理、さらにお酒を飲みながらの
楽しい宴となりました。

そして、ケーキは細君の大好きなモンブランケーキです。細君の嬉しさ全開の笑みは
久し振りでもあります。

宴もたけなわになったころ、次男のお嫁さんからサプライズのプレゼントが!!
細君には「重ねガーゼ」仕立てのパジャマ、私にはポロ・ラルフローレンの
クラシックなスカーフ、次男にはエルメスのネクタイと、いずれも嬉しいプレゼントでした。
私達は、このようなコロナ禍で、今年はプレゼントは何も用意していない状態でしたので、
ごめんなさいと率直に伝えましたが・・・鷹揚に受け止めてくれました。
次男からもお嫁さんにプレゼントがあり、お互いにほのぼのとした思いに浸りました。
息子たちからは、今年はこのような社会状況でもあり、プレゼントは無しにしようと
思ったけど「親たちが少しでも明るい気持ちになれば」と用意したとのことでした。
息子たちの心遣いに恐縮しつつも感謝の思いで一杯となりました。



このような日々の徒然に詠んだ短歌を掲載したいと思います。
 ☆冬もみじ 森の匂いを連れ来たる 街もようやく 紅葉に染まる
 ☆コロナ禍にゴーツー煽る人あれど あまたの人ら旅をあきらめ
 ☆新年にお年玉さえ手渡せぬ コロナの日常 新たと言うも
 ☆神の子に思いを馳せる聖なる日 静かなる夜も深き思いに
 ☆子らともに つましき宴催して それぞれ祈るコロナ無き世を 

 ☆小春日に波静かなる浜辺には 何ついばむか青鷺一羽
 ☆マスクして うつむきつつも歩みいる 銀座は今日も人の溢るる
 ☆いさぎよき友の生涯 コロナ禍を乗り越えたるも年越さず逝く
 ☆秘書任せ 弁明とおる立法府 最高機関は またもや座して
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溢るる涙

2020年12月20日 20時41分15秒 | 日々の歩み
今年もいよいよという枕詞を、このところ頻繁に使うようになりましたが、あと10日ほどで
「密」の文字に象徴される、コロナ感染症が荒ぶ年も暮れようとしております。
そして今日は、「コザ事件」から50年の節目の日。私たちは沖縄の置かれている現状を
自らに引き寄せて、改めて考える日としたいと思います。

東京都では昨日19日に、736人の新型コロナウイルス新規感染者が確認されました。16日の過去最多822人に
比べれば若干は減ったとはいえ、依然高い水準の感染が続いています。また、医療提供体制に関する
4段階の警戒度を、初めて最高レベルの「逼迫していると思われる」に引き上げられました。
首都東京で年の瀬に「感染爆発」へ発展する恐れの可能性も指摘されています。

このような中で、例年の通り年の瀬に伴う大掃除や、諸々の行事をこなしながら淡々と日々を送っていますが、
今年の年末はコロナ禍に伴う「新しい生活様式」とは言え、異常さを日々感じてしまいます。
コロナ感染の拡大は、私達周辺でも感じられるようになり「正しく恐れる」と言われるまでもなく、
実感しております。

そんなある日、リンゴやミカン等頂いた果物に囲まれながらも、細君は「干柿」を作りたいので渋柿を、
ネットで発注したよと告げてきました。届いた柿はかなり大型の柿でしたが、そこから細君の奮闘が
始まりました。皮を剥き、熱湯と、レモン汁で下処理を行い、ヘタに糸をかけ三個一組でベランダを
占領し天日干しを始めました。その日から焼酎の霧吹き、柔らかくなるよう揉み込み、まさに手塩を
かけれるにも似た努力をしたとのこと。



そして、約二週間がたち一昨日味見をさせてもらいました。スーパーで購入する干柿とは異なり、
柔らかくジューシーさも残しながら、上品な甘さの干し柿に舌鼓を打ちました。手作りの良さを
改めて感じた次第です。
年末の忙しい折ですが、こんな取り組みも「コロナ籠り」の副産物かもしれません。



こんな日々の徒然に詠んだ短歌を掲載したいと思います。

 ☆潮騒は岩打つ波に生まるるや 潮の匂いも磯を覆いて
 ☆冬木立 光まといて きっぱりと 空を切り取り富士も覗かせ
 ☆冬木立コロナ禍なれど光呼び 梢に空を抱えておりぬ
 ☆枯蟷螂 秋草の上に凛と立ち いげんを保つ面構えして
 ☆岬杜 彩とりどりの落ち葉舞う 海の蒼さを背景として

 ☆ジョウビタキ静かに冬を告げいるか 梢に残るもみじ葉の陰
 ☆振り向かば夕日に舞うや赤とんぼ コロナの秋もどこ吹く風と
 ☆手作りの干柿はめば甘々し 遥かな日々の思い出もまた
 ☆鍋の湯気妻のほほ笑み揺らしいる つましき夕げも有難きかな
 
 ☆「ゴザの日」の闇夜にイチョウ散り敷きて 他人事ならぬ重き命は
 ☆冬銀河シャッター通りの街の上 見上ぐる人の溢るる涙
 ☆コロナ禍で二千の命召されけり 政権触れぬも我ら喪に服す
 ☆宣言とお願いばかりの対策に疲弊し倒るる あまたの命
 ☆コロナ禍の三波も荒ぶ寒き街 ゴーツー止めるも 戻らぬ命
 ☆コロナ禍は三たびも襲い なお荒ぶ ゴーツーようやく止めると言うも
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散るに間のある

2020年12月13日 12時01分06秒 | 日々の歩み
師走も半ばとなり、今年も3週間弱を残すのみとなりました。改めてコロナに明け、コロナ禍に
暮れようとしている、今年の日常としての異常を感じてしまいます。
そんな中で、カトリック教会の総本山、バチカンのサンピエトロ大聖堂前で11日、
クリスマスツリーの点灯式が行われ、いよいよクリスマスシーズンとなりました。
このツリーは高さ約28メートル、重さ約7トンのドイツマツで、スロベニアから運ばれたとのこと。

さて、新型コロナウイルスについてですが、東京都は昨日12日、新たに621人の感染を発表しました。
10日の602人を上回り、1日の感染者として過去最多です。
年代別では、20代が最多の181人、重症化リスクの高い65歳以上の高齢者は77人でした。
また、重症者の数は11日から1人増えて68人です。

一方、東京都内の11日の人出は午後10時時点で、渋谷センター街、銀座などで前の週を
20%近く上回りました。
12日、これまでに発表された国内の感染者は、ほかにも岐阜、岩手、高知などで1日の
過去最多を更新して、感染拡大が依然として続いている状況です。

なお、政府のコロナ対応が残念ながら、迷走していると感じるのは私のみではないと思いますが、
皆さんはいかがでしょうか。
12月2日、国と東京都は「Go To トラベル」の東京発着の旅行について、65才以上の高齢者と
基礎疾患のある人に自粛することを正式に求めましたが、それ以外についてはGo Toトラベルは
継続中で、今のところ止めないとも語っています。
新型コロナには、すべての年代の人々が一致して取り組むべき課題ですが「高齢者は閉じこめろ」
「若者は旅行しろ」という、矛盾したやり方では誰もが疑心暗鬼になり、「世代間闘争」が
生まれる可能性すらあります。

このような状況の中ですが、私達も勤務や日常の買い物以外は極力外出を避け、三密を避け、
散歩、ジョギング、水泳等で気分転換、体力維持を図っているところです。それでも通勤電車の
混雑度は戻り、街中の混雑も師走の声と共に増しているのが実感です。
そんな中で、先週に続き、お付き合いのある友人や、細君の姉妹たちから果物や海苔などの
贈り物が届き嬉しい悲鳴を挙げています。皆さんも諸々厳しい状況の中で頑張っていますが、
こんな中でもお互いに前向きに、頑張ろうねとのメッセージを込めたとの想いを、
恐縮しながらも嬉しく頂くことにしました。





コロナ禍でも季節は移ろい、ここ横須賀でも秋桜が終焉の輝きをみせ、かえでが彩を増し、
メタセコイヤの並木も紅葉し、さらに銀杏の黄葉も青空に照り映えています。

]

そんな日々の移ろいのもと、即興で詠んだ短歌を掲載したいと思います。
 ☆秋桜 谷戸を覆いて風呼ぶも コロナ禍のなか匂い立つがに
 ☆花野にも桜もみじの落ち葉焚き コロナ荒ぶも秋は過ぎゆく
 ☆もみじ葉は梢に残り朱を極め コロナ禍のなか秋もたけなわ
 ☆風もなく黄葉はらはら散りゆける コロナ禍よそに秋も深まり
 ☆末枯れたる花野の果ての泡立ち草 滅びし花を従い立てる
 ☆夕映えにメタセコイヤは燃ゆるがに 散るに間のある季(とき)を彩る
 ☆雲間より淡き光を漏らしつつ 北風よぶや師走半月

 ☆七万を超えるとも言う失業者 施策乏しく年も越せずと
 ☆原発の汚れし水は海へとは 科学軽視の国の貧困
 ☆質問に「差し控える」とは何事ぞ 行政の長おごりは無きや
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踊らぬ分別

2020年12月06日 12時22分03秒 | 日々の歩み
師走も早や6日となり、今年も残すところ25日となりました。文字通り、プリンセス号の
コロナ感染に始まり、コロナ対応一色に塗りつぶされた一年となりそうです。
さて、菅義偉首相は臨時国会が事実上閉会した4日、記者会見に臨みましたが、国内での会見は、
首相に就任した9月16日以来でした。

新型コロナウイルス感染拡大を受け、首相は主に短時間の「ぶら下がり取材」で対策徹底を
呼び掛けてきており、国民に自らの言葉で説明することには消極的であったと
言わざるを得ません。新たな事実が明確になった「さくら」関連も含めて、
首相の説明責任を問う声は政府の内外からも上がっています。

重要政策の変更に際し、国民に説明を尽くそうとしない姿勢には、身内からも疑問の声が
出始めているようです。政府関係者は「会見でなければ国民にメッセージは伝わらない。
専門家にいつまでも説明責任を押し付けることはできない」と漏らしているとのこと。
今後も首相が国民への説明に後ろ向きな姿勢を示し続ければ、批判の声は一段と強まることは
避けられないと考えます。

師走の声と共に細君と私の兄弟から、さらに子供たちからリンゴ、ミカン、冬白桃等々が
次々と届き、果物に目のない私には、思いがけない果物三昧の嬉しい日々となっています。
それぞれがコロナ禍のもと、経済的にも精神的にも、厳しい生活が余儀なくされている中で、
贈り物等にはお互いに無理しないでねと確認してきました。





しかし、中々会えないこともあり、思いを果物に託したとの言葉を、素直に嬉しく
受け止めることにしました。特にこの時期の白桃は岡山県赤磐市特産の貴重な「冬美白」とのこと。
瑞々しさと共に、夏の桃にない深い味わいと共に、もったいなさも感じました。
なお細君は、愛宕柿という渋柿を購入し「干柿」作りに挑戦し、現在ベランダは干柿に
占領されています。





また、勤務、生活物資の買い物以外は細君ともども、温水プールでのスイミングと、散歩、
ジョギング等で気分転換と、運動不足を補っています。小池都知事からは「五つの小」が
提案されていましたが、私達庶民は経験則としてすでに心掛けていることでもあります。
散歩で行く遊歩道の脇はすでに末枯れた秋草が目立ちますが、皇帝ダリアや山茶花、
イエローキャンパスという名のコスモス、ピラカンサなど、初冬の花が楚々と咲いております。

このような日々の徒然に詠んだ短歌を掲載したいと思います。
 ☆爽やかにイエローキャンパス匂い立つ 内なる揺らぎ止まざるものの
 ☆森をぬけ なぜに急ぐや秋の風 紅葉はいまだ静寂の中
 ☆秋時雨 花野を覆い過ぎゆけば 甦るがの秋草あまた
 ☆青サギの飛び立つ沼に映りたる もみじ葉崩れふたたび燃ゆる
 ☆柿落ち葉焚いて焼き芋作りたる 里を想えり都の杜に

 ☆秋の蝶一つの花にこだわりて花野の真中 動こうとせず
 ☆コロナ禍に伏せたる友に送りたし帰り花咲く野の写メールを
 ☆コスモスをなびかせぬける秋風もコロナ禍避けて海に向かいし
 ☆夕映えを吸うがに朱きもみじ葉よ 散るを拒みて岬に立てる
 ☆賜りし柿にリンゴにミカンをも 深まる秋に絆思えり

 ☆身の丈は分からぬもののゴーツーに 踊らぬ分別少し持ちたる
 ☆人の苦をわがこととして悶えたる 石牟礼道子今ぞ立ちたる
 ☆石牟礼の描きし世界 「のさり」もて コロナ禍のなか分断越える
 ☆道長も欠ける事なき満月に 成らざる歴史 学ばざる人
 ☆少しづつ浸食されし日々なるか自由、権利も コロナ禍のなか
 ☆退けし賢者の苦言 その果てか 愚者の甘言 暴走の府は
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