四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

誕生日祝いを

2019年04月24日 21時02分44秒 | 日々の歩み
今月は細君の誕生月です。

本人は「もうあまり嬉しくもない」と言いますが・・・。
それでも、息子や孫たちからのお祝いのプレゼントや、言葉をかけられると恐縮しながらも、
嬉しそうな表情が垣間見れます。

一昨日は、細君と誕生日祝いを兼ねて、比較的近間の海岸通り沿いにある温泉スパ「湯楽の里」へ、
温泉とディナーを予定に出かけてきました。
最近は、車の渋滞や観光地のイベントの長蛇の列を見るにつけ、近間でゆっくり、のんびりと
過ごせる温泉スパ等が一番と、もっぱら利用しています。



海沿いの展望露天風呂から東京湾の暮れなずむ海原を眺め、サウナや高濃度炭酸泉を楽しみながら、
時の過ぎゆくままに湯に身を委ねるひと時は、何物にも代えがたいものとの想いがあります。
サウナも通常のドライサウナと共に、塩サウナもありじっくり汗を流すことが出来、文字通り
「命の洗濯」をしたかのように、身も心もすっきりとした心地となりました。

お風呂の後、誕生祝の食事をとりました。車の運転は細君が引き受けてくれた為、
私はハーフ&ハーフのビール、細君はカルピスソーダでまず乾杯をしました。

食事はリーズナブルの値段の割には結構おいしい「天風御膳」「手作り寄せ豆腐御膳」をオーダーし、
対岸の横浜の夕景と海原の眺望、さらに潮騒のBGMを楽しみながら、ゆっくりと御膳を頂きました。
誕生日の祝い膳としては、慎ましくささやかではありましたが細君はそれなりに喜んでくれたと勝手に
思っています。

なお、今年の正月に、息子たちが集まったとき、それぞれの子育てと、生活もあり大変な
時でもあり、誕生日祝い等祝い品は辞退する旨、息子たちには伝えていたのですが・・・。
息子夫婦は横浜元町まで行ってkitamuraのバックを買って誕生日プレゼントとして
細君に届けてくれました。



細君は、普段の洋服はどうしても黒やグレー、ブルーなど比較的地味目が多いので
恐縮居ながらも、バックや靴は明るい色が気分も明るくなって良いと喜んでいました。

細君の誕生日に寄せて、感謝を込めて短歌を詠んでみました。
   ☆子も孫も祝い寿ぐ誕生日 とまどう妻の笑みもつましく
   ☆あまた経る誕生日なれ妻の頬 未だ紅染む慎ましさ秘め
   ☆つましくもたつき調え越え来る 妻との日々は温もりのなか
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春爛漫 第二楽章

2019年04月14日 18時28分01秒 | 日々の歩み
最近は細君と共に、プール通いの合間によく近所の遊歩道に散歩に出ています。

昨日も夕方にプールに行く予定だったのですが、天気も良く、温かな日差しに誘われ
午前中に散歩がてら季節の花のデジイチスケッチをしました。

最近私が新しいデジタル一眼レフカメラを手に入れたため、従来使っていた一眼レフカメラを
細君に譲り、二人そろってのデジイチスケッチ散歩となりました。

ソメイヨシノはリラ冷えもあり、長い事艶やかな満開状態を維持していましたが、ようやく散り
葉桜となっていました。
この遊歩道の春爛漫も河津桜、ソメイヨシノに象徴される第一楽章から、アヤメやツツジ、
シャガの花、八重桜等が咲き競う第二楽章に移っていました。







その後海岸遊歩道に向かいましたが、今の時期に珍しく東京湾の彼方に、富士山の白銀に
そまる嶺が丹沢山系の上にくっきりと聳えていました。
海の上に浮かんで、海上都市と見がまうばかりの米軍住宅群や、タワーマンションを
眺めつつ帰路に着きました。





カメラを覗きつつの散歩は、時のたつのも短く感じられエキサイティングなひと時を
過ごすことが出来ました。
約一時間ほどの散歩でしたが、泳ぐ前のウオーミングアップとしてはちょうど
良いかなと感じた次第です。
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桜祭りへ

2019年04月05日 19時34分50秒 | お出かけ
今年のさくら(ソメイヨシノ)は、ここ横須賀でも3月20日に開花が見られ平成最後の春を艶やかに彩り、
折からの花冷えもあり、いまだ満開の状態が続いています。

先週末、桜の名所にもなっています近くの公園の「桜祭り」に細君共々行って参りました。
祭り本番のイベントは今週末に予定されていますが、二週間にわたって桜祭りと銘打って、
公園内を近隣の皆さんに開放しているようです。
公園内の桜も五分咲きの状態で、桜の美しさを愛でるには一番のころ合いと感じました。

園内では、祭りの特別なイベントはありませんでしたが、いろいろなグループが桜の下で、
酒盛りを含めた宴会を繰り広げていました。
私達も近くのお弁当屋さんに行ってお弁当を買い求めて、空いていたベンチに座って桜を愛でながら、
アルコール抜きのお昼を頂きました。温かな日差しもありお花見には絶好の日和と感じました。



この公園は「交通公園」としての機能を持ち、子供たちのために交通ルールを教える施設でもあり、
子供達は自転車やゴーカートで信号を守りながらサイクリング等を楽しんでいます。
私達大人も、こんな場所ではしっかり信号を守って横断歩道を渡って欲しいものですが、
子供たちの前でも、結構信号を無視して渡っている大人を見かけがっかりすることがあります。

想えば、我が息子たちも少年時代は、この公園が大好きで良く遊びに来ていた記憶がよみがえります。
公園を埋めて咲き誇る桜を充分に堪能でき、屋外で花見弁当もいただけて気持ちの良いひと時を
過ごすことが出来ました。

また、今週に入って勤務の無いウイークデーに次男夫婦が訪れ、みんなで「ソレイユの丘」にある
露天風呂に出かけることになりました。

気持ちよく晴れたこの日は、春休み中ということもあり、ウイークデーにもかかわらず、
ソレイユの丘は家族連れが溢れていました。

この公園は、相模湾、富士山、湘南を望む岬に広がる丘にあり、今の時期は菜の花とポピーが咲き誇り、
園内には、畑や温室があり、野菜や果物の収穫体験ができ、ふれあい動物村では、カピバラやカンガルー等
かわいい動物とのふれあい体験も出来るようです。



南仏プロバンス地方に模した建物が並ぶ街エリアでは、パンや野菜たっぷりの農園ピザを自分で作って
食べる「食の体験」も出来るとのこと。
私達ははお風呂が目的なのでそのまま「海と夕日の湯」へ。午前中の入浴でしたのでお客さんは少ないかと
期待していたのですが、常連さんが結構多くてそれなりに混雑していました。

露天風呂からは相模湾と、その上に浮かんで見える富士山が珍しくくっきりとみえ、絶好の眺望とともに
サウナや温泉をゆったりと過ごし、至福とも言えるひと時を楽しむことが出来ました。

風呂の後に、こんな機会はあまりないのでゴンドラに乗ろうということになり、細君と次男夫婦の
4人で空中散歩を楽しみました。

ゴンドラからは、ソレイユの丘の全貌や、富士山を浮かべる相模湾、さらに東京湾側も見渡せ、
久しぶりに童心に帰ることが出来ました。





職業柄期末の追い込みもあり、休暇が中々取れなかった次男も「たまには、こんな一日もいいな~」と、
しみじみと言ってました。
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