第一部「口語短歌・水曜サロンの会」(その165) 短歌の投稿を歓迎します!!
☆☆☆ 巳年の初春をお慶び申し上げます。本年もよろしくお願い致します。
☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
☆☆☆ 「水曜サロン」は以下の通り第一部、第二部構成に区分して運営致して
いますので、それぞれに詠歌、返歌を出詠願います。
第一部 「口語短歌・水曜サロンの会」:従来通り三首まで出詠願います。
第二部 「ネット短歌」 :返歌専用です。
「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
短歌を投稿し鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。
「咲き初める 白梅」
「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」
【短歌説明】浅間山明鏡止水さんご自身の説明です。
「光る君へ」は昨年12月15日を持って終了致しました。昨年1年間
源氏物語贈答歌の返歌をやって来ましたが、まだ「明石の帖」まで
しか到達していません。旬を過ぎて行くテーマに、続けるかどうか
悩みましたが最後の帖まで続けようと思いました。
「20.蓬生(よもぎう)末摘花」
源氏が須磨、明石を流浪している間、末摘花の暮らしは困窮を極める。
邸は荒れ果て、召使いが皆去っていく中、姫は源氏を待ち続ける。
源氏は帰京後も姫を訪れる気配はなく、姫は絶望しつつ独り冬を越して
いく。夏になり、偶然邸を通りかかった源氏は、末摘花のことを
思い出し再会する。邸は活気を取り戻し、後に末摘花は二条東院に
引き取られる。
〇藤波の うち過ぎがたく 見えつるは
松こそ宿の しるしなりけれ 光源氏
註)松にかかった藤の花を見過ごしがたく思ったのは、その松が私を
ずっと待っているあなたの家の目じるしだったからですね
〇年を経て 待つしるしなき わが宿を
花のたよりに 過ぎぬばかりか 末摘花
註)長年待っていても甲斐のなかった私の邸をあなたは藤の花を御覧に
なるついでに訪問しただけなのですね
(返歌)
☆物哀れ 数えてみれば 月日たち 聞かせる人なし 辛苦の跡も
☆身じろぎに 知れる姿も 昔より 袖に含んだ におい感じよく
浅間山明鏡止水さん
【解説】
光源氏の特技の一つに「絵を描くこと」と源氏物語にあります。その彼が
描いた人物画は「末摘花」が最初で最後であったとの事です。ここでも
紫式部のもつ人の美醜と愛憎への想い、それを超えて通い合う心の深淵を
思わせる哲学と、人の本質に迫る洞察力が滲んでいると考えます。
一首目の作者の返歌は、須磨への配流を経験し、人間的にも成長した
光源氏が、末摘花の境涯に想いを寄せた様子を詠い納得感のある歌と
なっています。
二首目の作者の返歌は、末摘花が困窮を極める生活の中でも、振舞いの
雅さや、袖の香りを保つ身だしなみの良さあげ、昔に比べ成長された
様子を肯定的に詠っています。これらの想いをもう一歩進めて詠って
みましたが、いかがでしょうか。
【ご参考】
★藤の花 松にかかれど君住まう 宿の記憶に想いも溢れ
★ひたすらに君の訪れまつ身にも 袖にこもりし香りなつかし
【詞書】「寒昴」「枯野」「寒暁」と冬の短歌、三首詠みました
☆冬天にひときは光る寒昴 考(ちち)の激聞くごとくに見つむ
☆母逝きて心枯野を行くごとく 我が細き影連れゆく斎庭
☆瑠璃色に六甲かすむ寒暁の 鎮魂の鐘鳴りやまぬ街
みっちっちさん
【解説】
「寒昴」「枯野」「寒暁」と、冬の季語を織り込み、凛とした三首の歌を
詠んで頂きました。
特に三首目の歌は、「鎮魂の鐘」に震災の記憶と、それに対する哀悼の
想いが表現されており、私達の心にも強く訴えかけてきます。
上の句では、透明で鮮やかな瑠璃色の色彩が、静けさと冷たさを感じさせ、
六甲山が薄霧に包まれる寒い夜明けの静寂さが印象的に詠われています。
さらに、その静寂の中に鳴り響く鐘の音が、深い哀悼への想いを誘う歌に
なっていると考えます。
二首目の歌、「心枯野を行くごとく」の表現が秀逸です。
一首目の歌、冬の夜空に冴え渡るスバル星の輝きは印象的です。
その星の冷徹な輝きに「考(ちち)の激聞くごとく」と詠う作者。心に
刻まれたお父様の存在の大きさを改めて感じます。
【詞書】寒凪で二首詠ませて頂きました。
☆君病 少し改善したような 寒凪の中縁側に出る
☆寒凪にツァイスレンズ届きける 庭に飛び出し一枚パシャリ
【詞書】イチロー氏で詠ませて頂きました。
☆MLB殿堂入りのイチロー氏 アジア人初 快挙達成
西BOOさん
【解説】
「寒凪」「イチロー氏」で、追加分も含めて三首詠んで頂きました。
なお、「寒凪」とは、冬の寒さが厳しい時期の、風がなく穏やかな
天気を言います。
また、ツァイスレンズはドイツの企業であるツァイス(Carl Zeiss)社が
製造する高品質なレンズですが、高解像度で、低歪曲等優れた性能を
もっています。歪曲が少ない自然な画像を得ることができ、私達には
垂涎の憧れの機材です。
二首目の歌は、この「ツァイスレンズ」が届いた嬉しさを直截に詠い、
少年のようなワクワク感を込めて「一枚パシャリ」と、試写する作者の姿が
素直に詠われていて好感が持てます。
三首目は、求めても届かなかった日本人初の「MLB殿堂入り」はイチロー氏
により達成されましたね。「快挙達成」に嬉しさと、誇らしさのすべてが
凝縮し表現されています。日本の野球フアン待望の「快挙」の歌です。
なお、一首目で「寒凪の中」で、奥様が快方に向かっているご様子が
詠まれていますが、一日も早いご本復をお祈り致します。
「咲き競う 日本水仙」
【詞書】私の産土神の住吉大社への参拝をしました。白砂青松の美しい
風景を見せていたという地も、埋め立てられて今や住宅街が広がって
います。祭神は住吉大神と神功皇后。海の神様です。
630年遣唐使がこの住吉津から船出するとき、航海の無事を祈ったと
いう古事が残っています。
当時家族を残して海を渡る遣唐使が無事に帰れますようにと見上げた
月が煌々と輝いています。その同じ月を見上げた心情を詠みました。
☆遣唐使の遙か見し月 住吉津に 今畏みて同じ月見る
☆神楽女の挿頭は松に白鷺と 大空めざし飛び立つ気配
☆湯気の立つ七草がゆの淺みどり 臓腑ゆるりと蘇りたり
夕庵さん
【解説】
「産土神」は、誕生した土地やその地域の守り神を意味し、その土地に
根ざした信仰として古来より大切にされてきました。
一首目の歌は、その住吉大社が祀られる住吉津から遣唐使が船出した故事を
踏まえて詠まれています。
上の句では、遣唐使が船出する際に見上げた月を想像させる表現で、彼らの
無事を祈りながら、遠い異国への旅立ちに思いを馳せる情景が浮かびます。
また、住吉津という具体的な地名を使うことで、歴史的な背景が明確になり、
場所の特定が歌の情景を一層鮮明にしています。
下の句では、作者が、過去の遣唐使が見たであろう同じ月を見上げることで、
歴史の繋がりや時間の流れを感じ、畏敬の念を抱いたことが表現されています。
この歌は、歴史的背景への深い想いと、過去と現在の共鳴を巧みに表現し、
歴史の連続性を感じさせる印象深い歌と感じます。
三首目の歌は、調べの良さ、「淺みどり」の色彩感、さらに「ゆるりと」の
表現の巧みさが光ります。
【詞書】YouTube短歌:平和をもたらすもの ホルスト 組曲惑星 金星
☆戦場にしばしの安らぎ
朝日の出る如く憎しみを越えて。。。春へ
自閑さん
【短歌説明】自閑さんご自身の説明です。
組曲「惑星」は、イギリスのグスターヴ・シオドア・ホルスト
(1874年9月21日 - 1934年5月25日)が作曲した曲で、今年はホルストが
生誕150年と言うメモリアルイヤーとの事です。
惑星は、惑星を題材としているが、天文学や神話ではなく占星術から着想を
得て書かれたもので、第4曲「木星 快楽をもたらす者」(ジュピター)が
有名です。
金星は、第2曲で、「平和をもたらすもの」の副題が付いています。
冒頭のホルンの演奏から、夜明け前に輝く明けの明星が現れ、日の出が
近い事を告げている様に聞こえました。
シリアでの内戦の終結、イスラエルとパレスチナのガザ地区のハマスとの
停戦合意と、楽観出来ないが、中東に一つの希望が見えた様に思いました。
長年戦い続けて来た憎しみも、春の朝日のような希望溢れる光景で、平和が
訪れて欲しいと思います。
下記URLに惑星を貼付しておりますので、どうぞ御覧いただけば幸いです。
https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/e2f1e4951be7a7e23fec7c026cd28b50
【解説】
作者の紹介により、「惑星」組曲の第2曲「金星、平和の神」を視聴させて
頂きましたが、ホルンとフルートが印象的な旋律を奏で、静かで穏やかな曲
と感じました。
上の句の「戦場にしばしの安らぎ」と詠われているように、曲はリラックスした
雰囲気を与え、和音の移り変わりが非常に滑らかで、聴く者に安定感と平和を
感じさせると感じました。まさに「憎しみを越えて」「平和が訪れて欲しい」
との祈りの想いも併せて感じました。
ホルストの生誕150年を機に「ジュピター」と共に「金星、平和の神」を、
多くの方が味わい、分断と反目、さらに「○○ファースト」が、ことさら声高に
叫ばれる世情の中で、平和への想いを新たにできたらと改めて感じました。
【詞書】菜の花の季節にはいりますね。
母の妹が結婚したばかりの私を心配してか?義母に手紙をしたためた
そうで、随分あとに義母より聞きました。
「早くに母親を亡くし、教育も何も受けぬまま育ちましたが、心根は
良い子です。どうぞ宜しくお願い致します」〜と。
義母は「出来の悪い娘が増えて楽しみだ」と笑いながら義父と話した
ものよ!!〜と。そんな義母か106歳でみまかりました。
☆松の内 開けるを待って
106歳 静(せい)なる永遠へ
母は眠りに
☆枕辺の子らに微笑み
母(義母)は逝く
優しく強く 激動の道
☆ありがとう 遺影の母に この言葉
頭を垂れて そっとつぶやく
クロママさん
【解説】
私達の世代のお嫁さんは「嫁姑問題」に少なからず苦労された方が
多かったと感じます。作者はそのような事もなくお義母様にも、
叔母様にも、さらに周辺の皆様に愛され、大切にされたことが、
詞書からも、また、いずれの歌からも、しのばれます。
三首目の歌は、その作者のお義母様への万感の想いの籠った
「ありがとう」に集約された、深い想いの滲む歌となっています。
一首目の歌、「松の内明けるを待って」に、お義母様の残される者
への配慮と、それを受け止める作者を始め残され方たちの温かな
思いの交流が表現されています。
二首目の歌は、情景描写も的確になされ良い歌ですが、「激動の道」を
優しさをもって歩まれたお義母様の来し方に触れ、次のように詠って
みましたが、いかがでしょうか。字余りとなりますが…。
【ご参考】
★激動の 道も優しく歩み逝く
枕辺の子らに
義母(はは)は笑みつつ
「咲き初める 白梅」
【詞書】イチローさんを詠いましたが、どちらも選び難く…2首になりました。
内容は日本で、そしてアメリカで“野球殿堂”入りしたイチローさんを
讃えるものです。オリックスブルーウエーブで入団4年目で、日本
プロ野球で初の年間200本安打を記録し、翌年の阪神・淡路大震災で
寮や選手の自宅なども被災した中で、選手達自身も葛藤を抱えながらも
優勝を果たしたのは神戸のファンあってこそ、あの日を決して忘れない、
という思いからか、シーズンオフは1月17日からトレーニングを始める、
事を長くやっておられました。そのイチローさんが野手として
メジャーリーグに挑戦すると聞いた時は「投手でなく野手…通用する
だろうか…?いや、あのバネ、レーザービーム…結構やれるかも…
(←上から目線!)」不安と期待が半々でしたが、2001年のメジャー
デビュー以後の活躍たるや…。👏失礼ながらちょっと細身でヒョロっと
にさえ見えるイチローさんが、ごついマッチョなメジャーの
ランナー達をレーザービームで仕留めたりした場面なんざあ…
たまらん!!!😻って感じでした。10年連続200本安打を達成し、
メジャーリーガーやファン達にも尊敬の念をもって語られる…。
こんな選手二度と出てこないでしょう…。引退後も日本で学生たちを
指導するための免許も取って、学生達の指導にあたる姿も素敵です。
(しかも楽しそう!…どこかの学校では校舎のガラスを割っちゃって
「あちゃー!」って顔してはったのがオチャメやった~。ガラスは校内で
展示されたとかw)「小さいことを重ねることが、とんでもないところへ
行くただ一つの道」と言う言葉は何に対しても言える言葉だろうと
思います。タイパ、コスパにばかり目が行きがちな昨今、心に響く
言葉です。
☆コツコツと“小さいこと”を重ねゆき
イチローさんの足跡(そくせき)輝く
☆イチローさんコツコツ重ねた足跡(そくせき)が
日にも米にも輝いており
【詞書】一昨年の2023年6月に(元SMAPの)中居正広さんとフジテレビの
女性社員との間に起こったと言うトラブルに端を発した出来事は、
当事者達のみならず、放送局に対して企業がスポンサーを次々と
降り、もしかしたらテレビ界全体をも巻き込む事案になりつつ
あります。テレビ局は女性が(いや、誰もが)安心して働くことが
できるような場所であるべきだと思うんで、この際だから色んな
膿は出きってしまう方がそりゃいい…しかし、昭和の時代から
ある時までは大っぴらにある時からは地下水脈のようにテレビ界
にあった“悪しき慣習”的なものを今だに身についている“上”の
人間を一掃して風通しの良い、皆が働きやすい、働き甲斐のある
テレビ局になるためには……と思うんですが…如何せん長い!
10時間って…。報道陣もフジテレビ関係者の人々も大変やった
やろうな…。視聴者も…。(関西テレビは午前2時より前にレギュラー
のブラックマヨネーズの番組になりましたが)テレビ界、そこに
携わる人達(特に男性方!)の意識の改革、フジテレビの再生の
ためには、これも通る道かと思いますが…。
まだ道は遠いのでしょうか…?
☆お台場に集結したる報道陣
フジの社屋に怒号も起きつつ
ちがやねこさん
【解説】
日米で野球殿堂入りを達成したイチロー選手で二首と、フジテレビの
10時間を超える異例の長時間会見について一首の、計三首を詠んで頂き
ました。いずれも最新の時事詠と受けとめました。
一首目、二首目は「どちらも選び難く…」と作者は述べておられますが、
いずれも、日本人初のMLB野球殿堂入り栄冠を讃える内容で良く整った歌と
考えます。一首目をとらせて頂き、下の句を添削させて頂きました…。
【ご参考】
★コツコツと“小さいこと”を重ねゆき
イチロー果たす 殿堂入りを
三首目の歌、未だ「事件」の全貌が明確にされない時点で、ネット上の
不確かな情報を根拠に論評することは控えたいと思います・・・。
しかし、個人の人権を守るために報道機関としてどれだけ真剣に取り組み、
さらに、企業ガバナンスに、それぞれの責任のある立場の方がどれだけ
真摯に真向かい、取り組んだのかが、今問われていると考えます。
これらを踏まえ前提としつつ、作者の詠んだ「記者会見」の情景描写は
臨場感もあり見事と感じます。
☆陽にもまた香のあるごとく蝋梅は 冬陽を浴びて匂いこぼせる
ポエット・M
【解説】
散策で訪れる遊歩道の一角に、蝋梅が咲き初めています。透明な蝋細工にも
似た繊細な花びらが夕陽に染まり、その黄金色を一層艶やかに見せています。
その時仄かな香りが漂ってきましたが、まさに夕陽の香りであるかのような
錯覚に囚われました。そんな蝋梅の咲く様を詠ってみました。
「咲き初める 蝋梅」
「一握の砂」石川啄木 鑑賞(3)
「一握の砂」から、三首づつ短歌を抄出し紹介させて頂きます。
抒情短歌の原点を味わいつつ、学んで参りたいと思います。
なお、私の師でありました野村泰三、冷水茂太両氏の師、土岐善麿
(土岐哀果)は、石川啄木の遺稿刊行に尽力するなど、啄木の才を
認め、お互いにリスペクトするなかでした。
三行分かち書きのスタイルは、土岐哀果のローマ字歌集『NAKIWARAI』
をヒントにしたとされています。
砂山の裾によこたはる流木に
あたり見まはし
もの言ひてみる
いのちなき砂のかなしさよ
さらさらと
握れば指のあひだより落つ
しっとりと
なみだを吸へる砂の玉
なみだは重きものにしあるかな
【短歌入門・質問・紹介・提案コーナー】
・チョウキチさんからのコメントです。
〇みおつくし 恋ふるしるしに ここまでも
めぐり逢ひける えには深しな 光源氏
どこか普段の源氏と違って殊勝な感じはしますが、心がこもって
いないのではと疑うのはへそ曲がりでしょうか。それとも源氏の
歳のせいでしょうか。
・ポエット・Mの返答
いつも「水曜サロン」を見守って頂き、また示唆に富んだコメントを
頂きありがとうございます。
この歌の解説でも記させて頂きましたが、「澪標」の帖は、源氏物語で
最も美しい歌のやりとりの一つと言われています。
光源氏も須磨への辛い配流生活により、人間的にも成長し、人へ寄せる
想いも深いものになっていったと、源氏物語では描かれています。
その彼の詠んだ歌ですが「心がこもってない」との指摘は鋭いですね。
けっして「へそ曲がり」ではないと思います。紫式部も「作歌」に少し
手を抜いたのかも知れませんね。(こんなことを言うと歴史家と、
紫式部のフアンに𠮟られるかも知れませんが・・・)。
なお、光源氏は明石の君との間にもうけた我が娘により、その後の
運命が大きく好転していきます。この二人のその後の展開を物語で
見守って頂ければと思います。
【運営にあたって】
(1)投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
(2)おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。
なおブログの字数制限(コード30,000字)等により詞書等編集させて頂く
場合もありますのでご容赦願います。 詞書は一首200文字以内にまとめて
頂きたくご協力願います。
(3)口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
(4)投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。 皆様から感想等頂ければ
幸いです。
(5)作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
(6)掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
(7)掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
了