「日本百名山登山強化期間」の5回目は新潟県の平ヶ岳登山だが、前日に日本二百名山の仙ノ倉山に登った。
■コースタイム
5:20平標山登山口→(途中10分休憩)→7:20~7:30松手山→(途中20分休憩)→9:05~9:10平標山→10:05~10:55仙ノ倉山→11:40~11:45平標山→12:50~13:00松手山→14:15平標登山口 ★行動時間:7時間5分
金曜日の夜に登山サークルの人の車で平標山登山口まで移動、そこで車中泊した。
現地は湿度がとても高かった。
湿度の高さは朝も変わらなかった。
出発前に準備をしていると隣の車の男性から話しかけられた。
男性は神戸から一人で来て、同じく仙ノ倉山を目指すと言う。
男性は「前日近くの山に挑戦したがあまりの暑さに水が足りなくなり撤退した。今日も暑くなるだろうから水は多く持って行った方がよい。」と私にアドバイスをした。
アドバイスに従い水を3.5リットル持っていくことにした。
空はガスがかかっており山が見えなかった。
登山口から松手山までは樹林帯が続いた。
湿度が高くて不快だった。
途中、様々な花々を見かけた。
松手山に着いたころには徐々に気温が上がり蒸し暑くなってきた。
サークルの人と私の口からは「暑い」「蒸し暑い」という言葉が頻繁に出てきた。
平標山に向かっている途中、ガスが消え青空が現れた。
平標山の山頂を目指す私たちを出迎えてくれたのは色鮮やかなお花畑だった。
黄、ピンク、白、青・・・と色とりどりの花々が咲いていて思わず歓声を上げた。
「花の百名山」に選ばれるだけのものがあった。
またもや花の知識が貧弱なのが悔やまれた。
仙ノ倉山に向かっている途中にガスが現われ青空が消えた。
平標山の登りの時に比べて花が少なくなったが、ニッコウキスゲを何度か見かけた。
10時5分、仙ノ倉山登頂。
眺めの良いはずの頂上からはガスのため何も見えなかった。
下山を始めた頃から気温がますます高くなり蒸し暑さが厳しくなってきた。
暑くて頻繁に水を飲むため予想以上に水の減りが早く、下山を終えるまでに水が持つか心配になった。
「暑い」「蒸し暑い」をしきりに言いながらも何とか無事下山した。
今回は二百名山の仙ノ倉山がメインの登山だったが、平標山のお花畑の印象が強すぎて、肝心の仙ノ倉山はほとんど印象に残らなかった。
仙ノ倉山はガスで眺めが悪かったが、平標山の素晴らしいお花畑が見られたので満足した。
新潟の山に登ったのは今回が二回目だった。
新潟は冬は寒さが厳しいので夏の暑さはましかと思ったがとんでもなかった。
後から聞いた話だが、私のような先入観を持っている人が多いようで、夏の新潟の山で予想よりも厳しい暑さに耐えられなかったり、暑さで水を大量に飲み持参した水が足りなくなったりという理由で敗退するケースはよくあるらしい。
先入観にとらわれず事前に状況を把握しておくことは重要だと思った。
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