素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

越前への日帰りバスツアーで避暑

2013年07月08日 | 日記
 蝉が鳴きはじめたらきっちり梅雨明け宣言が出た。連日の猛暑日である。申し込んだ時は日常に少しだけ変化をつけようかという軽いものだったが、避暑として絶好のものになった。
 クーラーのきいたバスでの移動と店や工房巡りでほとんど外に出ることのない1日となった。

 蒲鉾メーカーでの焼きちくわづくり、越前和紙の里での紙すき体験などをしながら敦賀、武生、鯖江と匠の技と味めぐりの旅となった。
 1500年程前に紙すきの技が伝わってきたという。自分だけの紙を求めて多くの文人が足を運んだ気持ちがよくわかった。    鯖街道もいつかは踏破したい道の1つである。   敦賀が昆布加工品において国内最大シェアを誇っている。と聞いた時意外な気持ちであったが、大生産地北海道と北前船でつながっているという説明を受けて即納得。さらにかつては宋との貿易も盛んだったということで海でつながった世界というものを再認識することになった。若狭の一帯は色々な意味で一度ゆっくりと訪れたい所である。
コメント
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