≪亀蔵≫の引き取り、娘からは「遠慮します」の返答。しばらくは我が家で面倒を見ることにした。狭いボックスでは水がすぐ濁るので水槽を買ってきた。ついでに敷石、水草なども入れて住家らしくなった。
NHKの土曜日夕方にある「マサカメTV」のかめは首をのばし堂々としているが、《亀蔵》は用心深い。私が1.5m以内に近づくとあわてて首、手足をひっこめて防御体制に入る。まるで石。せっかくグレードアップして広くなったのにウロウロ動いている所を見たことがない。甲羅干しのための石の下にひそんでいるか水草を布団にしているかのどちらかである。
周りにの状況を何で、どういう風に察知しているのか興味のあるところ。昨夜の「ドキュメント72時間・巨大マンボウの前で・・・」で表情もなくただプカリプカリと浮かんでいる(泳いでる?)マンボウを前に、それぞれの人が勝手に思いをめぐらし、元気をもらって立ち去って行く人々を映し出していたが、《亀蔵》を前にしての私はそうなりつつある。
一日数回、「亀のエサ」なるものを3~5粒浮かせてあげるのだが、鯉のようにがさつくわけでもなし、私が水槽のまわりにいる時は石のごとくだが離れて用を済ませて帰ってくるまでには必ず全部食べている。当然、私が近づいた時は同じ石状態に戻っている。神業ではなく「かめわざ」と呼んでいる。いまだにエサを食べている様子は見たことがない。
なぜか気になる存在になってきた。



一日数回、「亀のエサ」なるものを3~5粒浮かせてあげるのだが、鯉のようにがさつくわけでもなし、私が水槽のまわりにいる時は石のごとくだが離れて用を済ませて帰ってくるまでには必ず全部食べている。当然、私が近づいた時は同じ石状態に戻っている。神業ではなく「かめわざ」と呼んでいる。いまだにエサを食べている様子は見たことがない。
なぜか気になる存在になってきた。