素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

テニス初体験

2013年07月12日 | 日記
 およそ1か月前、妻の友人のMさんが旅行のお土産を持ってきてくれた。二人で旅行の土産話などで弾んでいたが、帰り際突然呼ばれた。まさか見送りでもあるまいと二階から下りていくと「たのみたいことがある」とMさん。退職後シニア自然大学などに通い活発に活動されていて時々一緒にしませんかとお誘いを受けている。その都度「拘束されるのがいやなので」と丁重にお断りをしてきた。きっと無意識のうちに身構えていたのだろう。「そんな顔しないで」と笑ったMさん。「頼みごとは頼みごとなんだけど」と話を続けた。

 Mさんの旦那さんは単身赴任をしていたが、この春から退職して戻ってきている。近くのテニス教室に週1回通っているのだが、若い人が多いのでついていくのが大変。もっと気軽に打ち合いたい時間をつくりたいと思っているが、長く地域を離れていたので心当たりもない。という話を聞いてMさんが白羽の矢を立てたのが私。時間と体力は有りそうなので頼んでくるはということであった。

 「私はテニスは全くやったことがないので・・」と言っても聞く耳はない。「ラケット、ボールは用意しますし、寝屋川公園のコートも借りてきます。身1つでいいから相手してやって下さい」「ほんまにやったことがないのですよ。旦那さんの満足できるプレーができるかどうか・・・」「月1回程度1時間ほどでいいですから相手してやってください」とyesを言わないとおさまらない感じ。

 まあこれも1つの縁というものかと考えテニスに初挑戦することにした。退職後の過ごし方として『縁』という言葉はキーワードになっている。

 テニスの試合は見たことがあるし、寝屋川公演を走っている時はテニスコートの横を周回していくので打ち方のイメージはある。後は実際に打ってみて感触を確かめればよいと気楽に考えた。

 実際にやってみると思ったよりスムーズに打ち返すことができた。ボールをとらえるポイントがむずかしかった。ボールの変化が予想以上にあり、伸びてくるときとそうでない時の見極めが難しかった。

 「習うより慣れよ」精神でしばらくはお付き合いしていこうと思う。夜、左足だけが極端に筋肉が張っている。この感覚、ソフトボールのピッチャーをした時と同じものだなと20代の頃を思い出した。左足の大腿部から臀部にかけてぱんぱんに張って大変だった。そこまでではないが使った筋肉が全然違うということだけはわかった。

 なんでもそうだが実際にやってみると見ているだけではわからないことを発見する。ちょっとした回転で微妙に変化するものだということが大きな発見。硬式テニスはパワーだけという印象であったがそうではない。いつまで続くかはわからないが楽しんでいこうと思っている。
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