素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

猛暑日続く、思わず♪だれかが風の中で♪の一節を

2013年07月11日 | 日記
 連日の猛暑日。家の内外の仕事は午前中にすまして、午後はお互いに家を出て夕方まではどこか冷房の効いた所で過ごしてくる。という生活パターンが自然にできた。家にいてもエアコンをつけなければ到底過ごすことはできない状態になる。節電&節約、イライラによるぶつかり合い回避のためもある。無駄なエネルギーは使わないほうが良い。

 私にはジムという手がある。おかげで火、水、木の3日間、しっかりトレーニングできた。13時ぐらいに入り、16時過ぎに帰ることにしている。ちょうどその頃はジムの玄関から駐輪場までの道は西日を正面に受ける。夏至を過ぎたとは言え、16時過ぎの太陽の高さはまだまだ高い。

 玄関を出る時、ひと呼吸して「よし!行くぞ!」と気合を入れないと光線に負けてしまう。一昨日、昨日、今日と全く同じ光景であった。思わず ♪くもは焼け 道は乾き 陽はいつまでも沈まない♪と上條さんのようではないが小室さんぐらいで歌ってしまった。後ろからついてきたおばさんに笑われてしまった。

だれかが風の中で
 1972年に市川昆によってつくられた「木枯し紋次郎」の主題歌だが、斬新な時代劇でとりこになった。映像の切り口、殺陣のリアル感など当時の時代劇とは一線を画するものだった。1970年が政治の一つの転換点だった。当時の世相に 「あっしには関わりのねぇことでござんす」というセリフがまた共感を呼ぶところがあった。他人との関わりを遠ざけようとしつつ巻き込まれていく紋次郎の姿に人間社会で生きていく性みたいなものを感じたことは確か。

♪陽はいつまでも沈まない♪当分は歌い続けなければいけないような天候だ。
コメント
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