苦労とは言はざりし母沈丁花 島松 岳
句中の「母」は、<母性>と読み替える必要があろう
(と、書いたけれど、
いやいやむしろ逆ですね、
作者の「母」だからこそ、ですかね。)
<父>だって、出来ない我慢も頑張って我慢し
子どもに食べさせていただろうが、
敢えて「苦労」とは口には出さないだろう。
しかし、無償の犠牲的献身を思うとき、
やはり母親との絆は、
へその緒まで立ち返るわけだから
「母」の方を讃えたとしても
<父>も文句はないだろう。
沈丁花が香りも添える。
ヤプログから引っ越しをしてきて、
いつの間にかトータル閲覧数が10000を超えていた。
なんだかな~