続・知青の丘

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『俳壇抄』(第41号)なるものと『口語俳句年鑑』2013

2013-11-14 15:17:44 | 俳句
『俳壇抄』(第41号)なるものが突然送られてきた。


開けてみて、
全国俳誌ダイジェスト夏・秋季号『俳壇抄~417誌』
(第41号平成25年11月1日発行)なるものと
いうことがわかったのだが
初めて拝受したもので、なぜ、私に?と思ったら
昨年入会した「九州俳句」の事務局からで
なぜ?と思って差し込まれた一筆せんを読んで
わかった!

『九州俳句』は季刊で私は年に4回投句するのだが
次の拙句1句を『俳壇抄』なるものへの寄稿12句の中に
入れてくれた上での送付だったのだ。

長崎で詠んだ句
ロザリオの溶けて飛び立つ夏の蝶

ありがたいことである。
誰かがどこかで目に留めていてくれた(る)
と思っただけでも
力が湧く。

10月にも
『口語俳句年鑑2013』掲載のための拙句7句の寄稿依頼が
突然きた!
これは、全くなぜだかわからない。

田中陽というお方のお名前は
長崎原爆忌俳句大会の撰者名でお見かけはしたが、全く面識はない。
「主流」の代表をなさっているようで。
有難く寄稿させて頂いた・・・


*『俳壇抄』とは、
平成6年8月、「青門」主宰・高木青二郎(1920ー2011が創刊。
「俳壇全体を見渡せるダイジェスト版的な定期刊行物」「各誌が自由に作品や俳論を発表できる場の提供」「お互いが俳壇全体に好影響を与え合えるような環境作り」を目的として、全国の各俳誌に寄稿を呼びかけられた。超結社(現代俳句協会、伝統俳句協会、俳人協会後援)で、平成15年11月発行の第15号に至っては549誌もが参加したが、ここ3~4年は減少傾向ということで(41号には417誌が参加)、次号42号をもって終号となる。
(編集・発行:マルホ株式会社『俳壇抄』編集室)(非売品)

志のある方々が年々亡くなっていく感じがしますね・・・・


*「口語俳句年鑑2013」への7句寄稿は、
『俳句原点』(No138)の中に掲載されました。
現代俳句の俳人436名(2013年分)の渾身の7句です。
他に、「口語俳句とは」ということで、
何人かの論客の論が展開されていました。
それらの論が、ただ今現在の最前線かもしれません。
なかなか面白いものでした。

加藤知子の寄稿句は
立てかけて夫を売ります大発会
女性器を濯ぎにゆく沼寒月光
一月の空耳真犯人はわたしです
原発停電ネズミ一匹山笑う
被爆野はふつうに薄暑赤子泣く
飢えはないが八月ゆらすぶらんこ
夏潮音石牟礼道子さんの旋律

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