新しいテキスト: Laissons les filles tranquilles (Le Monde) 2015年04月01日 | 外国語学習 2015年度最初のテキストとして、フランス市民社会とイスラム文化の摩擦をテーマとした文章を読みます。テキストご希望の方は shuheif336@gmail.com までご一報ください。 このテキストに関しては、15日(水)までに La violence contre les femmes a augmenté.までの試訳をお目にかけます。Bonne lecture ! Shuhei #学習 « ドミニック・ドゥ・ビルパン... | トップ | Laissons les filles tranqui... »
2 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 Laissons les filles tranquilles 1 (misayo) 2015-04-06 10:45:02 こんにちは、みさよです。お久しぶりです。新年度を迎えて、皆様お忙しいことでしょう。先生もお忙しい中、時間をさいて頂きありがとうございます。フェミニストの少々過激な映像がネットに流れていたりして、興味がありましたが、今回彼ちの考えの一端が知れて楽しみです。「女の子たちをそっとしておこう」 私たちはフェミニストで、日々女性の権利を擁護し、また2004年の「公立学校における特段に目立つ宗教シンボル着用の禁止法」を撤廃しなければならないと考えています。 問題は、私たちフェミニストが宗教一般について、あるいは特別にイスラム教についこのてどう考えているかを知ることでもなく、イスラム風のベールの着用にどんな象徴的あるいは政治的意味を見出しているかを知ることでもなく、着用が意図的であるか、義務であるかを知ることでもありません。問題は、今ふたたび女性が被害者の立場に追いやられ、彼女らをより自由にすると言って、彼女らを追い出そうと提案することなのです。再び女性の体は戦場となり、彼女らの自由の名のもとに敵対するイデオロギーの最前線となっています。フランスが宗教分離の代償を払うよう要求するのは、イスラム教徒の少女や女性に対してなのです。 この法律の投票から10年たって、今勝利したと言えるでしょうか。法の名のもとに、どれだけの差別と暴力がなされたでしょうか。ベールを被った女性たちが襲撃されました。母親たちが差別されました。こんな犠牲を払って、フランスは宗教分離をより一層達成しましたか。否。この法律の提唱者たちが望んだように、ベールの着用は減りましたか。否。少女たちは学校から追放されました。陣営は互いに強硬になって、女性に対する暴力は増大しました。 返信する Lecon311 (Moze) 2015-04-14 13:25:08 みなさん、こんにちは。前期最後は、期日を謝りうっかり欠席となりました。またみなさんと再会できますことをうれしく思います。先生には、どうぞご無理のないように続けていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。先日、「NEXT」とかいうNHKの番組で、マララさんをはじめパキスタンの女性の怖ろしい、非人道的現実が伝えられていました。教育の重要性を改めて思いました。***********************私たちはフェミニストで、常日頃から女性の権利を擁護している。だから、学校内での宗教的なシンボルの着用を禁止する2004年の法律を撤廃しなければならないと考えている。私たちのようなフェミニストが、一般的に宗教について、あるいは特にイスラム教についてどう考えているのか、自主的、あるいは強制的であろうとイスラムのフーラーの着用に私たちがどのような象徴的、政治的な意味を与えているのかということを今問題にしているのではない。問題なのは、再び女性を犠牲者の地位に追いやっていること、しかも、女性を解放するために彼女らを排除しようとしていることだ。今一度、女性の身体は戦いの場となり、思想家たちは女性の解放という名の下に、真っ向から対立している。そしてフランスがライシテの代償を払うよう求めるのはイスラムの少女や女性なのだ。この法律が可決されて10年後の今日、何がもたらされたのだろうか?どれほどの差別や暴力がその名の下に犯されただろうか?スカーフを着けた女性は襲撃され、差別された母親たちもいた。その代償によって、フランスはよりライシテを実現したのか?そんなことはない。この法律の推進者の思惑どおりスカーフの着用は減少しただろうか?そんなこともない。スカーフをした少女たちは学校から排除され、対立は硬化した。女性たちへの暴力も増した。 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
「女の子たちをそっとしておこう」
私たちはフェミニストで、日々女性の権利を擁護し、また2004年の「公立学校における特段に目立つ宗教シンボル着用の禁止法」を撤廃しなければならないと考えています。
問題は、私たちフェミニストが宗教一般について、あるいは特別にイスラム教についこのてどう考えているかを知ることでもなく、イスラム風のベールの着用にどんな象徴的あるいは政治的意味を見出しているかを知ることでもなく、着用が意図的であるか、義務であるかを知ることでもありません。問題は、今ふたたび女性が被害者の立場に追いやられ、彼女らをより自由にすると言って、彼女らを追い出そうと提案することなのです。再び女性の体は戦場となり、彼女らの自由の名のもとに敵対するイデオロギーの最前線となっています。フランスが宗教分離の代償を払うよう要求するのは、イスラム教徒の少女や女性に対してなのです。
この法律の投票から10年たって、今勝利したと言えるでしょうか。法の名のもとに、どれだけの差別と暴力がなされたでしょうか。ベールを被った女性たちが襲撃されました。母親たちが差別されました。こんな犠牲を払って、フランスは宗教分離をより一層達成しましたか。否。この法律の提唱者たちが望んだように、ベールの着用は減りましたか。否。少女たちは学校から追放されました。陣営は互いに強硬になって、女性に対する暴力は増大しました。
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私たちはフェミニストで、常日頃から女性の権利を擁護している。だから、学校内での宗教的なシンボルの着用を禁止する2004年の法律を撤廃しなければならないと考えている。私たちのようなフェミニストが、一般的に宗教について、あるいは特にイスラム教についてどう考えているのか、自主的、あるいは強制的であろうとイスラムのフーラーの着用に私たちがどのような象徴的、政治的な意味を与えているのかということを今問題にしているのではない。問題なのは、再び女性を犠牲者の地位に追いやっていること、しかも、女性を解放するために彼女らを排除しようとしていることだ。今一度、女性の身体は戦いの場となり、思想家たちは女性の解放という名の下に、真っ向から対立している。そしてフランスがライシテの代償を払うよう求めるのはイスラムの少女や女性なのだ。この法律が可決されて10年後の今日、何がもたらされたのだろうか?どれほどの差別や暴力がその名の下に犯されただろうか?スカーフを着けた女性は襲撃され、差別された母親たちもいた。その代償によって、フランスはよりライシテを実現したのか?そんなことはない。この法律の推進者の思惑どおりスカーフの着用は減少しただろうか?そんなこともない。スカーフをした少女たちは学校から排除され、対立は硬化した。女性たちへの暴力も増した。