そろそろ本格的な授業を再開しなければと思いながら、なかなかエンジンが本格的に始動しません。
サングラハの講座のほうは、すでに本格的に始まっているのですが。
講座のない日には、いろいろ片付けなければならないことが出てきて、会報『サングラハ』の原稿も遅れ遅れです。
ようやく、少し書き進めています。
昨日は、藤沢の講座、フランクルの第2回目、参加者も1名増え、学びも深まっています。
フランクルの思想は、学び直すたびに、ほんとうに深いな、と思います。
人生が、楽をするため、楽しさ、快楽のためにあると捉えてしまうと、楽でなく楽しくなくなったら、人生が嫌になり、さらには死にたくなったりする。
しかし、人生は意味の実現―体験のチャンスだと捉えると、どんな状況でも意味深く生き抜くことができる。
意識的に、責任的に、自由意思を行使して、意味の実現を選択していくことにこそ、人間の人間らしさ、自分のかけがえのなさが現われる。
苦しくとも厳しくとも、何か創造的な行為ができれば、その人生には意味がある。
たとえ創造できなくなっても、美しい自然、すばらしい芸術、そして何よりも「この人に会えただけでも、生まれてきたかいがあった」といえるほどの人との出会い、という体験があれば、その人生に意味がないと誰がいえるだろう。
そして、さらに創造も体験も困難な状況になっても、なお人間にはその困難・苦しみ・運命をどう受け止めるかという態度を選択する能力が残されている。
運命を受け止めるその態度のなかに、人間のもっとも高貴な本質が現われる。
困難・苦しみ・運命をも意味実現のチャンスと捉えてしまえば、もうこの人生で恐れるものは何もなくなる。……と。
今日は、若者の手を借りて書棚と折りたたみイスを買いに行って、イスは持ち帰りでミーティング・ルームに運び、「持続可能な緑と福祉の国・日本をつくる会(仮)」の準備委員会のための会場準備をしました。
というわけで、ブログ受講生のみなさん、本格的な記事はもう少し待ってください。
コメントをくださったみなさん、返事が遅れて申し訳ありません。少しずつ書きます。
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