町の南外れから田んぼの中の一本道を行くと、水量の多い用水堀を渡りますが、
その土手に白い花が群れ咲いていました。遠目にはハルジオンのようにも見えましたが、
花の白さがくっきりしているので、念のため確認すべく近寄ってみるとセイヨウノダイコン
の花でした。毎年観察していた、河川堤防のセイヨウノダイコンは今年は全く咲かなかった
ので、この土手で見られて良かったですよ。
二枚とも2017.5.18撮影
我が町周辺では河川堤防や用水堀の土手、その近くの耕作地周りなどでよく見られますが、
突然絶えてしまうこともしばしばです。種子が熟す前に土手の刈り払いが実施されると、
二年草ですから翌年は芽生えないこともあるのでしょうね。
ヨーロッパ~中近東のあたりが原産地と言われていますが、現在では世界的に広がっている
ようです。我が国へは、道路や土手の緑化用種子に混入して入り込んだと推定されていて、
その供給元の多くが中国とのこと。
2017.5.18撮影
アブラナ科ダイコン属の二年草で、原産地はヨーロッパ~中近東。
現在では北海道~九州の各地に広がり、土手や道端などに群生しているのが見られる。
草丈は70~120cmで、根は大根のように肥大しない。
秋に発芽し、根生葉(ロゼット状)で越冬して、早春に茎を伸ばす。
根生葉は羽状に深く切れ込み、鋭い鋸歯があり、棘状の細毛がある。
茎葉は葉柄があって互生し、上にいく程小さくなる。葉身は先が尖った卵型で鋸歯がある。
花期は3~5月で、茎先に総状花序を出し、多数の4弁花を咲かせる。花の直径は15~20mm。
花は淡黄色が多いものの、白色や淡紅色、淡紫色のものもあり、花弁に網状の脈が入る。
宮城県北では白色が70~80%、淡紅色が20~30%、黄色系は見当たらない。
果実は先が細長く尖った円柱形の長角果で、数珠状にくびれ、上向きに付く。
中に赤褐色~褐色の種子が入る。
※栽培種のダイコンが野に逸出して、代を重ねたものの可能性もあります。
種子を調べると容易に識別できるとの記述もあるので、時季を待ちたいと思います。
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