里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

カモシカの骨

2017-03-17 | 日記
南三陸町の西戸川支流の沢沿いを上っていると、落ち葉の間から白いものが見えます。
季節はずれのキノコかしら ? と歩み寄ると、カモシカの頭蓋骨でした。
二本の角が付いたままで、さらに目で追うと脊椎や腰骨、後脚の骨も残されています。
皮や脂肪のようなものが付いた部分もあるので、昨年の暮ころに死んだのでしょうね。




                             二枚とも2016.3.3撮影

小柄な骨格ですから、まだ子供だったのでしょう。
カモシカは初夏の頃に1頭、稀に2頭出産するといいます。
カモシカの子供が、成獣になれる確率は50%と言われていますから、こうなるのも
仕方のないことでしょう。

少し上がったところに白い獣毛が散らばっていました。
前脚が見えませんでしたから、キツネが運んで食べたのかも知れませんが、
落ち葉を除けて、それを確認する気にはなりませんでした。




                             二枚とも2016.3.3撮影


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