南三陸町戸倉地区南西部、沢沿いの林道を歩いていると、対岸の沢近くに赤い枝の若木
が茂っています。これはミズキの枝で、若い枝は冬に赤紫色に染まり、芽吹きの頃まで
その色を保つようです。成木でも、枝の先端の新枝部分は赤みを帯びています。
ミズキは写真の木のように沢沿いでよく見かけますが、それ以外でも道路法面や、山間の
耕作地周辺、伐採跡地など日当たりの良い場所でよく見かけます。
二枚とも2019.1.23撮影
小正月(1月15日)行事の中に「繭玉飾り」があります。地域によっては「ミズキ団子」とか
「団子さし」などとも呼ぶようですが、ミズキの枝に団子や切り餅をさして飾る行事です。
団子や餅は作物の実りに見立てて、その年の豊作や無病息災を祈願するもので、団子や餅は
多ければ多いほど縁起が良いとされるようです。
なぜミズキの枝を使うかですが、ミズキの枝が赤いのを「吉祥」、小枝がみな上向きなので
「運が上向く」などと解釈して用いたのでしょう。
〈米沢の伝統文化 団子の木より〉
2019.1.23撮影
ミズキは2017年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
ミズキの白い花
が茂っています。これはミズキの枝で、若い枝は冬に赤紫色に染まり、芽吹きの頃まで
その色を保つようです。成木でも、枝の先端の新枝部分は赤みを帯びています。
ミズキは写真の木のように沢沿いでよく見かけますが、それ以外でも道路法面や、山間の
耕作地周辺、伐採跡地など日当たりの良い場所でよく見かけます。
二枚とも2019.1.23撮影
小正月(1月15日)行事の中に「繭玉飾り」があります。地域によっては「ミズキ団子」とか
「団子さし」などとも呼ぶようですが、ミズキの枝に団子や切り餅をさして飾る行事です。
団子や餅は作物の実りに見立てて、その年の豊作や無病息災を祈願するもので、団子や餅は
多ければ多いほど縁起が良いとされるようです。
なぜミズキの枝を使うかですが、ミズキの枝が赤いのを「吉祥」、小枝がみな上向きなので
「運が上向く」などと解釈して用いたのでしょう。
〈米沢の伝統文化 団子の木より〉
2019.1.23撮影
ミズキは2017年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
ミズキの白い花